STATICのラフに着られるフリースMt to Sea Hoody

今年の4月は例年よりも暖かく、桜が散るのも少し早いような気がします。これも温暖化の影響なのかは分かりませんが、自然の中で遊ぶからには環境への意識を持つ事は極当然の事かもしれません。沢山アウトドアメーカーがある中で、各メーカーの自然への配慮がより強くなってきています。日本生まれのアウトドアブランドSTATICも自然環境への配慮を強く持っているメーカーの一つ。本日は、そんなSTATICのフリースをご紹介させて頂きます。

 

 

STATIC Mt to Sea Hoody

マイクロプラスチック問題が話題になっている昨今。山で着用する機会が多いフリースもマイクロプラスチックを生み出している事をご存知でしょうか。洗濯の際に抜け出た微細な繊維が排水と一緒に海へと流れ付きマイクロプラスチックになっているのです。化学繊維の多くは、自然界では分解されず海を漂い続けます。そして、有害物質を吸着して微生物の体内に取り込まれ、それを小さな魚が食べて、小さな魚を中型の魚が食べて、中型の魚を大型の魚が食べて….と生体濃縮が行われていくのです。もちろん、その魚を私たち人間が食べる事も。

その対策の一つとして、登場したのがこのマウントゥシーフーディなのです。このフリースに使用されている主原料は何と「ユーカリ」。そうです、コアラが食べているあの「ユーカリ」です。

 

 

こちらが品質表示タグなのですが、「テンセル」と表示されているのがユーカリ由来の繊維素材。あれ?ポリエステルも使ってる?と思われた方。実は表地やブランドタグ、サイズタグにはポリエステルを使用しています。ただ、表地のポリエステルは長繊維の物を使用して抜け出ないようにしてあり、サイズタグはペットボトル由来のリサイクルポリエステルを100%使用、ブランドタグもリサイクルポリエステルを50%以上使用するという徹底ぶり。メーカーの「環境への想い」の本気度が伝わってきます。

 

なぜテンセルなのか。単純に植物由来の素材は沢山ある中でこのテンセルが優れている面はコチラの動画をご覧ください。

①原料となる木材の計画栽培
原材料となる木材は計画栽培されいる為、過度な植林により地面や環境へ負担をかけないように栽培されています。

②生産過程でのリサイクル
木材から繊維を取り出す過程で溶剤を使用するのですが、その溶剤も約99%が再利用可能なのです。

③絹の様な肌触りと優れた吸放湿性
繊維の表面が非常に滑らかなので、シルクの様な気持ちいい肌触り。さらに高湿度の環境下でもテンセルの吸湿性は高く、コットンの約3倍、ウールの約2倍の吸湿量をほこります。

この様に、テンセルには優れた一面が沢山ありますが良いトコロばかりではないのも事実。しかし、そこをカバーすべくSTATICのアイテムには工夫が詰まっています。

その一つが、耐摩耗性。テンセルは摩擦に敏感な素材である為、その対策としてマウントゥシーフーディは、表側にポリエステルの長繊維を使用しており、擦れが発生しやすい胸から肩回りに表地を配しています。これによりバックパックや肩掛けカバンのストラップが擦れても気にしなくてOK。また、天然素材なのでシワが出やすいという特徴もあるのですが、表面のポリエステルと組み合わせる事でシワが発生しくくなっているのです。

 

 

この細かく起毛した裏地がテンセルのフリース。肌当たりが凄く気持ちよくて、半そでの上から着たくなります。水分の吸い上げも速いのですが、速乾性に関してはポリエステルには負けてしまうのでハードな山行で使用して頂くと言うよりはライトな日帰りハイキングや、ご普段着等におススメ。

 

フロントファスナーはダブルジッパーになっており、体温調整も考慮されています。ライトな状況での使用を想定しながらも、こういった小さな機能が盛り込まれているトコロが「山好きな人が作ってるブランドなんだ」と思わせてくれるポイント。

 

 


【モデル身長:約163cm  体重:55kg  Size:S  Color:Ash を着用】

 

 

 


【モデル身長:約163cm  体重:55kg  Size:S  Color:Teal を着用】

 

肌触りが良いのは勿論の事、思っていた以上にストレッチが効いていて着やすいんです。山や街中へお出かけする際、今日はちょっと寒いから何か羽織りたいな~…と思った時に気が付いたら手に取っている。そんなポジションに入りそうな気心地。

 

 

脇下から肩回りがややユッタリめになっているので、腕の上げ下げが非常に楽。肩回りがガッチリしたクライマーの方やサーファーの方でも着やすいカッティングと言えます。フリース類は身体にフィットするデザインの物が多く、保温性を考えれば理にかなっているのですが、ハイクや普段着、ボルダリングの時などにサッと羽織る形で使う時にはこれぐらいのフィット感の方が着やすいと思います。

デザインも尖り過ぎていないので山パンツは勿論の事、ジーンズやチノパン等のカジュアルなスタイルにも合わせやすく出番が非常に多そうなアイテム。暖かい日が続くと思っていたら、また少し寒くなりそう。そんな日に羽織れる一着にSTATICのフリースは如何でしょうか。

本日のブログは松下がお届けしました。

 

 

 

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