走る為の冬支度  「ランニングパンツ編 1/2」

気がつけば2020年も残すところあと僅か。これからは、年末年始に向けて慌ただしい日々が続くが個人的にはこの時期が1年で一番好き。

「理由?」

この時期になると、世の中の多くの人が、その年のゴールを意識しながら新年という新しいスタートを迎える為の準備をし始める。いつもは、夫々の生活スタイルがあり、目指す方向や進む歩幅やスピード感の違いがあるのに、この時期だけは、多くの人がその違いの中に、年末年始という「節目」を共通で意識しているように感じるから。

それは、「年内までに」「年始に向けて」と、その節目に向けて日を追う毎に慌ただしく忙しくなっていく自分の生活の中で、ふとした瞬間に顔を上げて周り見ると、周りの知らない人達も同じ様に、その節目を意識して忙しそうにしているように見える。その姿を見ては、本当は自分のその中かの一人のはずなのに、「みんな忙しそうだなあ~」なんて他人事のように見つつも、勝手に世の中の一体感が生まれているように感じ、そして、その中に溶け込んでいるような感覚を楽しんでいる。

それに気がついたのは、小・中学生の頃に聞いていたUNICORNというバンドの「雪が降る町」という歌が切っ掛け。
その歌詞中に「♪人も景色も忙しそうに年末だから~」というフレーズがあって、それを聞いた時に、自分がこの時期が好きな理由に気がついたような感じがした。

今年も、節目に向けて一体感が生まれる時期がやってくる。今年も師走よりもしっかり走り、そして駆け抜けようと思っている。


走る為の冬支度  「ランニングパンツ編 1/2」

今年は”例のアレ”の影響で、春先からランニングをされている方が非常に増えている事もあり、店頭では、これからやってくる冬に走る時の服装やアイテムのご相談を多く受けるようになってきています。

これからの時期は、走るシチュエーション(トレイルorロード)や時間帯、そして、それらに費やす時間によって環境やコンディションが大きく異なる為、ピンポイントのその答え(正解)を、ブログでご用意する事は非常に難しいですが、大きな枠での正解という意味で「走るための冬支度」というブログをシリーズ化し、色々商品をご紹介させて頂ければと思います。

そして、今回私(飯田)が、ランニングパンツ編の1/2回として、ロングパンツをご紹介させて頂きます。

 


ARC’TERYX / Trino SL Tight(トリノ SL タイツ)→

端的にご紹介すると、昨年まで発売されていたTrino Tight(トリノ タイツ)というアイテムが、今シーズンより少しだけ生地を薄くして、「トリノ SL タイツ」として新たに登場しています。(正確に言うと、生地厚の変更だけではありませんのご注意下さい。)

ARC’TERYXのTRINO(トリノ)と言えば、昨年まではGORE-TEX WIND STOPERをメイン生地とし作られていたアイテムでしたが、今年からそのGORE-TEXより新しいプロダクト「GORE-TEX INFINIUM (ゴアテックス インフィニアム)プロダクト」の登場により、そちらの生地が採用されています。

 

GORE-TEX INFINIUM とは?

通常のGORE-TEXプロダクトテクノロジーが最高クラス防水プロテクションなのに対して、GORE-TEX INFINIUMプロダクトテクノロジーは、防水性よりも「快適性」重要視しており、「風や寒さ」に対して快適性と防護性を提供する、汎用性の高いプロダクトシリーズとなります。

 

冷気から足を守って楽しく走ろう

Trino SL Tightは、寒い環境下でいかにその冷気を遮断しつつ走るかというポイントにフォーカスして作られています。よって、脹脛を除くほぼ全ての生地にGORE-TEX INFINIUMを使用し、冷気の侵入を軽減させつつ、GORE-TEXの特徴のヒトツでもある、透湿性の高さを利用し蒸れを放出するように作られています。また、GORE-TEX INFINIUMが使用されていない、脹脛部分に関しては、テスリンパネルという通気性を高めた生地が採用されており、部分的に熱をしっかり放出してくれると同時に、立体構造と高いストレッチ性のお陰で、脹脛の筋肉の大きさに対しても柔軟にフットする作りとなっています。


(179cm / 67kg / size:M着用)

ちなみに、昨年まで発売されていたTRINOタイツは、前面がGORE-TEX WIND STOPERで背面がストレッチニット素材だったの対して、今回は、脹脛以外が全てGORE-TEX INFINIUMになった事で、より汎用性の高いランニング タイツになったと思います。

 


patagonia / Wind Shield Pants (ウィンドシールドパンツ)→

こちらも、先にご紹介したARC’TERYXのTrino SL Tight同様、耐風性に優れた素材をメイン生地に作られた、寒冷地にてランニング等の激しい有酸素運動をするの際に非常にお勧めのパンツ。

Trino SL Tightとの大きな違いは、素材もあるが一番は、その耐風性に優れた素材(ソフトシェル)の配され方。

patagoniaのWind Shield Pants は、耐風性の必要とする前面と耐摩耗性が必要なお尻と裾部分のみにソフトシェル素材を使用し、腰から膝までの足側面と膝裏から脹脛にかけて、ストレッチ性の高いジャージ素材を使用する事で、足上げの快適性とオーバーヒートした熱と蒸れを放出する使用となっています。


(濃いブルーの部分がストレッチ性の高いジャージ素材となります)

この生地のマッピングの違いにより、熱の排出量に関して言えばpatagoniaのWind Shield Pants の優位が高い。(ただし、これが全ての人やシチュエーションにとって良い事とは限らないという点にご注意下さい。)

また、裾幅の広さをジッパーで調整する事が可能な為、ランニングシューズ以外のシューズを履くようなシーンでもパンツをお使い頂く事が可能。

 


(179cm / 67kg / size:M着用)

 


OMM / Pace Pant(ペース パンツ)→ ※ご入用の方は、コチラ→■ からお問合せ下さい。

OMMのショートパンツで非常に人気の高いPace Shortのロングパンバージョン。

Pace Shortで評判の高かった、あの快適4wayストレッチ生地をベースに、膝に立体裁断を施しつつ、膝裏から裾に欠けては熱の排出と足の動きをスムーズにするストレッチジャージ素材で作られた、タイツが苦手なユーザーにオススメなランニングパンツ。


(前面)


(背面)


(脹脛に配されたリフレクター使用のOMMロゴ)


(快適4wayストレッチ生地)

先にご紹介した2社のパンツのように、耐風性の高い生地を使用していな分、足上げが最も快適であり、そして、パンツ重量が160gという軽さを実現。寒い環境下でのランニングパンツとして活躍するのは勿論のことながら、短パンで走ったり歩いたりするのに非常に悩ましい時期に、保険的に持っていくパンツとしても選択肢に入れる事が出来る、シーズンとシチュエーションの幅が広いパンツだと思います。

 


(ウエスト部分のジェルポケットとキーフック付き)


(179cm / 67kg / size:M着用)

 


次回のブログ以降も「走る為の冬支度 」シリーズが続きます。

先にも書かせて頂いておりますが、環境やコンディションの違いが大きく出るこの時期、ピンポイントのその答え(正解)を、ブログでご用意する事は非常に難しいですが、ご自身が使われたシチュエーションや使用時に感じるストレスを軽減してくれそうなアイテムをイメージしお選び頂ければと思います。

また、店頭では、よりお客様のイメージされるアイテムを一緒にお探しさせて頂くためのアドバイスもさせて頂けますので、お近くの方は、是非、ご相談がてらご来店頂けばと思います。

 

 

「あとの何日かで今年も終わるけど、世の中は色々あるからどうかお元気でお気をつけて。(UNICORN/雪が降る町より)」
って、まだ約1ヶ月あるか。いや、もう1ヶ月しか無いな・・・。 投稿者:飯田

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