「夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る…」茶摘みの歌で覚えた「八十八夜」という言葉。立春から数えて八十八日目の日の事を言います。今年は閏年の為、5月1日が八十八夜。本日のブログで最初にご紹介させて頂くのは、そんな八十八夜の頃から秋を感じる時期まで気持ち良く着られるベースレイヤー。
AXESQUIN ハチジュウハチヤ 七分袖 ■
肌が振れる裏側にはメリノウール、表面にはポリエステルを配した構造のテクニカルなウェア。急な登りで汗を掻くシーンではウールが水分を蓄えつつも表面のポリエステルが汗を積極的に拡散。化繊100%のウェアよりも濡れ戻りを感じにくく作られています。
「山」で着るテクニカルなウェアなのだけど、AXESQUINらしいカッティングと色使いで落ち着いた雰囲気を感じられるのが特徴。
2種類の素材を使用していても、ご覧の通り生地は薄いのでオーバーヒートしにくくなっています。「低山」で使用する事を想定していますが、夏のハイシーズンなら高山域でも活躍してくれそう。
着用イメージ
【モデル身長:約163cm 体重:55kg サイズ:S カラー:墨色を着用】
ユニセックスでの展開の為、サイズはXSから。着てから気付いたのですが、機能系のベースレイヤーで7分丈って意外と無いんですよね。今、modearteで取り扱いがあるのもpatagoniaのNine Trails Bike Jersey■とNorronaのSkibotonWool 3/4T-shirt■ぐらい。個人的には7分丈のトップスは意外と使えると思っていて、手首が出ているだけでも長袖より涼しく感じるし、暑ければ腕まくりしてあげれば良い。暑いのか肌寒いのかよく分からない今時期には凄く便利。
【モデル身長:約163cm 体重:55kg サイズ:S カラー:千蔵茶を着用】
今年の新色、千蔵茶も渋くて良い色。サイズ感は私でSサイズがピッタリめ。今まではAXESQUINのベースレイヤー系は全てSサイズでジャストだったのですが、ここ最近の外出自粛のストレスを発散する為に筋トレに励んでいたら胸回りが少々厚くなってきてMサイズでも良いかな….と思い始めて来ました。
【モデル身長:約163cm 体重:55kg サイズ:M カラー:煙草色を着用】
ワンサイズアップしてMを着用してみると、袖丈の変化はあまり感じませんが身頃はユッタリになります。少し大きめで着ると服の中の空気が動くので涼しく感じるかもしれません。機能的だけど、和服の要素を盛り込む事でそうは見えない。このアンバランスさが良いんです。
そして、今時期からおススメのもう一つのアイテムがコチラ
AXESQUIN フタエズボン ■
AXESQUINの代名詞的アイテムハカマスカート■の様にスカートかと思いきや、名前は「ズボン」。でも、どこからどう見てもスカート。何だかた頭がこんがらがりそう。
スカートの様に見える裾にはスナップボタンが付いています。このボタンがポイント。左右にそれぞれ上下二個ずつ付いています。
止め方を少し変えるだけでご覧の通り。スカートの見た目からパンツへ早変わり。太めの九分丈のパンツは肌触りサラサラで超快適。それもそのはず、夏に大人気なアヲネロ■と同じ生地なのです。汗を掻いてもあっという間に乾く生地は一度穿いたら病み付きになります。
着用イメージ
【モデル身長:約163cm 体重:55kg サイズ:S カラー:青鈍を着用】
ちょっと風が吹いている時はスカートモードで、足上げが必要な急登はパンツモードで。その時々に応じて簡単に形が変えられるのが面白いところ。パンツがゆったりなので中に空気が籠らず湿度が高い日でも快適に穿けます。街で穿く場合、日中はパンツモード、日が沈んで肌寒くなったらスカートモードに。
一日の間に気温のアップダウンが大きく起きるこの時期。何を着れば正解なのか分からなくなるところ。AXESQUINのウェアはそんな時こそ上手く使えるアイテム達です。是非、この機会に試してみては如何でしょうか。
本日のブログは、飲みに行きたくてしょうがない松下がお届けしました。