凌の正装、ハカマスカート

3月に開催したシノギング。その写真を眺めていると山に行きたい気持ちが沸々と湧いてくる。あの時に穿いていたのは、確かハカマスカート。AXESQUINのアイテムの中で一番のお気に入りを聞かれたら、アヲネロと同率で名がを上げるアイテム。山の服なのにスカート。男なのにスカート。そんな常識外れなトコロが個人的に好きなポイントの一つ。

 

 

AXESQUIN ハカマスカート

コットンの様な見た目の生地はナイロン95%、ポリウレタン5%のストレッチ素材。そして見た目はハカマとスカートを融合した様な独創的な形状。初めて目にした時は「山でハカマ!?」と驚きの感情しかありませんでした。「山スカート」を穿いている人は見かけた事があるけど「ハカマ」を山で穿いている人は見た事が無い…。本当に山で穿けるのだろうか…。そんな懐疑的な見方をしていたのですが、実際に使ってみると意外や意外。結構良いんです。

 

 

パンツと違って足の上げ下げがしにくいんじゃないか…そう思っていたのですが、前と後に大きくプリーツが入っているので(約60cm)、足上げが想像以上にスムーズ。

 

 

この様に膝を上げてみたり…

 

 

大きく一歩を踏み出してみても問題無し。山で穿いていて唯一感じた不便な点は、大きな倒木を跨ぐ時ぐらい。スカートに慣れていない為、いつものパンツと同じ感覚で倒木を跨ごうとすると生地が引っかかってしまいます。その時は少し捲し上げて跨いであげて下さい。

 

 

ウェストの調整はドローコードで簡単操作。左右に設けられたポケットは全部で4つ。携帯電話やシノギングの必携品である地図やコンパス、ペン類等を入れておくのに凄く便利。

 

 


【着用モデル身長:約163cm , 体重:約55kg  サイズ:S , カラー:墨色を着用】

この独特なシルエットが好きなのもあり、普段からハカマスカートを愛用しているのですが、山での汎用性の高さが一番の魅力。基本的にはソフトシェル等の薄手のパンツの上から着用する事が多いのですが、「ボトムスのレイヤリングアイテム」として使用しています。トップスはベースレイヤーの上からウィンドシェルやソフトシェル、ハードシェルのジャケットやベスト等を脱ぎ着して体温調整するのにボトムスはレインパンツとインサレーションぐらいしかありません。微妙な体温調整をしたい時にもハカマスカートがとても実用的なのです。

 

 


【サイズ:S , カラー:鉄紺】

 

 

【サイズ:S , カラー:憲法色】

今回の撮影ではハザカヒを下に穿きましたが、これから気温が上がる季節にはアヲネロの様な超薄手パンツとの相性がバッチリです。アルパインの様な激しい動きを伴う山行には不向きですが、ノンビリ歩くハイクスタイルにはうってつけのアイテム。夏場のエアコンが効いた部屋等で膝掛け変わりにも使えてしまいます。

 

 

 


【左から墨色、鉄紺、憲法色】

既に墨色を持っているのですが、もう一色を買い足そうか真剣に悩んでいます。鉄紺も憲法色も渋くて格好良い。穿くとついつい欲しくなってしまいます。ハカマスカートを単体で見るとちょっとハードルの高いアイテムに見えますが、一度穿いて見ると「意外と良い!」となるのが不思議なトコロ。凌ぐ時も、凌がない時も、ハカマスタイルを取り入れてみては如何でしょうか。男女問わず穿いて頂けますので、男性の皆様にも是非。

 

本日のブログは、ジムに行けないので密を避けて公園でトレーニングを計画している松下がお届けしました。

 

 

 

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