LONE PEAK3.0(■)をフィールドで試してすっかりお気に入りになった松下です。
アルトラ独特の前足部の広さにより、横方向への若干のズレ感は感じてしまいますが
足の裏の力を入れるポイントを掴みながら上手に履きこなせば非常に気持ちよく走れるシューズ。
そして今回は、個人的に気になるコチラのモデルをご紹介。
LONE PEAK3.0 MID(オンラインショップページはコチラ■)
パッと見はLONE PEAKの足首回りが長くなっただけに見えますが、細かな違いがあるんです。
ソールパターンは、同じですが手で曲げてみるとミッドカットモデルの方がソールが少々固く感じます。
また、つま先部分もよく見てみると…
ローカットモデルと比べると、補強がより強く、よりしっかりとしています。
写真では中々お伝えしにくいので、店頭で触って比べて頂きたいポイントの一つ。
足首回りは、肉厚な造りで固めすぎず緩すぎずの丁度良い塩梅のサポート性。
少々重めの荷物を担いでの山行やこれからファストパッキングを始めてみたいけどいきなりローカットのトレランシューズは不安…という方にもお勧め。
アイレットはフック式では無く紐を通すタイプなので、履く際にはアイレットから紐を抜いてしまった方が足入れが容易です。また、足首の前方向への屈曲性が欲しい場面では敢えてアイレットに紐を通さずに履いてもOK。平坦な道が続くシチュエーションでは抜群に歩きやすくなります。
ヒール部分には、しっかりとした補強が入っており重たい荷物を担いだ時にも踵のブレを防いでくれます。
コチラはLONE PEAK3.0(ローカット)のヒール部分の写真です。
比べて頂くと補強具合の差がお分かり頂けると思います。
そして、一番の違いがやはりアッパー素材。
メッシュでは無くソフトシェル素材を使用しており、防水透湿素材のポーラテックネオシェルが使用されています。耐水圧はゴアテックスに劣るものの、透湿量に関してはとても高い素材です。
しかし、注意点としてこちらのLONE PEAK3.0 MIDはシーム処理がされていません。
少々の雨なら問題ないと思われますが、急な川の流れの中にシューズを浸けたりすると圧力がかかって浸水してしまう恐れがあります。完全防水では無い為、その分透湿量は確実にアップするのでシチュエーションや履き方に気をつけてあげれば幅広いフィールドで活躍してくれるシューズです。
これから紅葉が始まる低山域での縦走ハイクやファストパッキングに足首を適度に守ってくれる
LONE PEAK 3.0 MID(■)でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、レディースモデルも御座います。(オンラインショップページはコチラ■)