ARC’TERYXのウィンドシェルの違いをご紹介。(Squamish Hoody, Incendo Hoody, Nodin Jacket)

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ARC’TERYXはフィールドで使う為のウィンドシェルを3型リリースしております。実はこれ、アウトドアブランドの中でも少し珍しいパターン。

多くのブランドは、1つのモデルのウィンドシェルを色々なシーンで使う事を提案していますが、ARC’TERYXは、夫々の遊び方やスタイルに合わせてウィンドシェルを選べるように仕様を変更しています。故に、少し違いが分からず迷われる方もいらっしゃいますので、それらの違いに重点を置きながら、3型のウィンドシェルをご紹介させて頂ければと思います。


ARC’TERYXのウィンドシェルの違いをご紹介

《比較アイテム》

●Squamish Hoody →(
●Incendo Hoody →(
●Nodin Jacket →(

 


= 主な特徴として =


Squamish Hoody

ARC’ERYXの中でも定番のトレッキング向きのウィンドシェル。色々なスタイルの遊びやシーンに合わせて着られるように、ウィンドシェルの下にレイヤリングする事も考慮されたレギュラーフィットは、他の海外ブランドの同サイズのウィンドシェルと比べた場合、ほんの少しゆったり目の作りとなっているので、山でフリース等を着て行動する方には本当にオススメのアイテム。故に、街で冬に使う時も最高!


Incendo Hoody

トレイルランニングを始めとした、運動強度の高いシーンや遊びで着ることを考えられたウィンドシェル。レイヤリングを沢山する事よりも、バタつきを抑える為の少し細めのトリムフィット。

高い運動強度で使用する事が考えれて作られており、脇下のベンチレーション機能を持たせたドットエアーメッシュも特徴的だが、実はフロントファスナーの上部にスナップボタンが付いており、これを使用する事で、フロントのジッパーを下げてもバタつくこと無く、大きなベンチレーションとして使用する事が可能!


Nodin Jacket

Squamish HoodyとIncendo Hoodyをミックスした、街でも使いやすいようにとジッパー式のハンドポケットが付いたマルチユースモデル。見た目のスッキリ感を重視した少し細めのトリムフィットを採用。

兎に角、ハンドポケットがあるだけで街でも使用出来るマルチなウィンドシェルに様変わり!1枚で多用途に使いたい方に特にオススメなアイテム。


主な違いの一覧表

おそらく皆さんが気になるであるポイントのみに絞り、夫々違いを下の表で表してみました。

  Squamish Hoody Incendo Hoody Nodin Jacket
素材 Tyono 30 デニールシェル
(100%ナイロン)
Lumin 20デニール
(100%ナイロン)
脇下のみドットエアーメッシュ
(100%ポリエステル)
Tyono 20 デニール シェル
(100%ナイロン)
重さ
(メーカー公表)
155g / M size 125g / M size 155g / M size
フィット レギュラーフィット トリムフィット トリムフィット
スタイル トレッキング系 トレイルランニング系 街でもつかいやすい
オールマイティー系

また、これ以外に細かい点て仕様が異なる所を写真を中心にご紹介させて頂きます。


フードの違いについて


■Squamish Hoody
調節可能なフード用ドローコードが付いた大き目サイズのフード。ツバがしっかりしているの特徴のヒトツ


(フードの下にキャップを被っています。)

■Incendo Hoody
最初からフードの作りが小さめサイズ。ドローコード等を仕様せずともピッタリとくる仕様。フードには小さめのツバが付いており、小雨の時にフードを被ることで顔に降りかかる雨を軽減してくれます。また、フードが不要な時は、丸めて襟のようカタチで収納する事が可能。


(フードの下にキャップを被っています。)

■Nodin Jacket
唯一、商品名に「ジャケット」というだけあって、通常時はフードが襟の中に収納されており、必要時やスタイルの好みによってフードを出すことが可能。その為、フードが比較的にコンパクトなデザインとなっています。


(フードの下にキャップを被っています。)



ジッパーの違いについて


■Squamish Hoody
スライダーの操作が非常に軽いビスロンジッパー(ファスナー)を使用。ジッパーにロック機能を持たせていないので、ジッパーのスライダーを使わず、ジッパー付近のナイロンを夫々左右に開くことでジッパーを開くことが可能。

■Incendo Hoody
コンパクト性を重視したコイルジッパーを使用。セミオートマチックスライダーを採用する事で、スライダーが寝ている時はジッパーにロックがかかり、スライダーが起きている時はロックが解除されており、Squamish Hoody同様にジッパーのスライダーを使わず、ジッパー付近のナイロンを夫々左右に開くことでジッパーを開くことが可能。

■Nodin Jacket
Incendo Hoody同様に、コンパクト性を重視したコイルジッパーを使用。但し、完全ロック式のスライダーを使用している為、ジッパーを開ける時は必ずスライダーをもって操作する必要があります。


※ジッパーの機能については、moderateのインスタのプロフィールページの動画にアップしておきます。(→


袖の仕様の違いについて


■Squamish Hoody
冷気や風をしっかりシャットアウトする為のベルクロ仕様。

■Incendo Hoody
腕捲り等がしやすい伸縮性のある袖口。

■Nodin Jacket
見た目のスッキリ感がでる伸縮性のある袖口


収納サイズ感


使用生地の違いは勿論、フィット感やジッパーやフードの仕様の違いにより収納サイズが異なってきます。


実測計


コチラも、使用生地の違いは勿論、フィット感やジッパーやフードの仕様の違いにより重量が異なります。


 

 

夫々の着用イメージ



(179cm / 63kg / size:M / 着用時のレイヤリングは全てTシャツとなります。)

山ではオールシーズン使えるアイテム。また、街では今の半袖では肌ざむく感じる時にサッと羽織れたりと、長いシーズンお使い頂くことが出来るウィンドシェル。

夫々のモデルに、カラーバリエーションもございますので、お好きなアイテムのカラーを、是非、ラインナップに加えて頂けえばと思います。

●Squamish Hoody →(
●Incendo Hoody →(
●Nodin Jacket →(

投稿者:飯田
髭を伸ばし中。現在約1ヶ月!

 

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