先日の日曜日に開催させて頂きましたGood Morning Running。
予想以上の暑さとなった為、誰も来てくれないかな…なんて心配をしておりました。
しかし、集合時間間近になれば集まってきてくださった皆様が…。近くにお住まいの方もみえれば、わざわざ県外からお越し頂いたりと、本当にありがたい限りです。良すぎる天気の中、moderateの近くにある南部丘陵公園内のトレイルを走り、気持ち良い汗をかくことが出来ました。
そして、今回の様な天気の際、あって良かったのがサングラス。
強い日差しから目を守ってくれる大切な道具の一つで、外遊びの時には必需品と言えます。
太陽光の中に含まれている有害な光線から目を保護するために不可欠なアイテムであり、眩しさを軽減し、偏光レンズを採用している物であれば乱反射の光を取り除き、必要な可視光線だけを透過させてくれるので、クリアな視界が確保できます。言うなれば、サングラスのレンズは水を濾過してくれるフィルターの様な役割をしてくれていて、不要な光を取り除いて目が情報として必要な光を綺麗に整理して通してくれているので、鮮明に捉える事が出来るようなイメージです。
春夏シーズンであれば、木々がより美しく見えて水面のギラツキを抑えてくれたり、秋冬シーズンであれば雪面の凹凸をより鮮明に捉える事も出来ます。つまりは、外遊びで使用するのであれば偏光機能が備わっている物の方がおススメなのです。
本日のブログではmoderateで取り扱っている偏光サングラスをご紹介させて頂きます。
moderateの取り扱いブランド
現在、moderateはサングラスを3ブランド取り扱っています。写真の上から順番にKAENON、OWLMILS、FLOATとなっており、それぞれ非常に個性的な造りをしたメーカーとなっています。
KAENON ■
アメリカのメーカーであるKAENON。元々はセーリング業界で有名なブランドでもあり、物造りへ徹底的に拘る姿勢にも定評があります。一番の特徴は、レンズの性能で一度かければそのクリアな視界に驚くこと間違いなし。レンズの明るさを表す可視光線透過率はモデルによって異なるのですが日本で取り扱いのあるモデルは約11~14%前後となっており、スタンダードなサングラスの明るさとなっています。
現在、KAENONのレンズにはスタンダードポジションと言えるSR91と、よりハイエンドなSR91ULTRAの2種類があります。どちらもハイコントラストレンズなので、SR91でも充分クリアな視界が確保されるのですが、より鮮明でクリアな視界が欲しい方にはULTRAがおススメ。ちなみに、このレンズとフレームにも非常に拘りが詰まっており、次の動画の中にその製造工程がでてきます。
レンズは僅かな光の歪みも生じないよう時間をかけて作られており、フレームは一本一本が職人の手で仕上げられています。
ちなみに、フレームには「MADE IN ITALY」と表記されており、これは最終組み立て地を表しています。一本のサングラスを完成させるのに沢山の職人が関わっており、レンズは日本で生産され、フレームはアメリカや日本の職人の手作り、最終組み立てでイタリアの職人の手が加わるというわけです。
多くの職人さんの手が加わっているからには、お値段もそこそこしますが、使っている身から言わせてもらうと値段以上の機能は確実にあります。私はKAENONのサングラスを使用して木々が本当に綺麗に見えたのに驚きましたし、何よりも今まで脇役でしかなかった芝生の一本一本が鮮明に見え、生まれて初めて「芝生ってこんなに尖って格好良く見えるものなか…。」と思ったのも事実です。言うならば、KAENONのレンズは今まで興味を持つことも無かった物に魅力を感じさせてくれる不思議なレンズなんです。
ちなみに、現在は大きく分けて2ラインの取り扱いがございます。写真上の通常ラインはソフトケースとハードケースが付き、モデルによってSR91、又はSR91ULTRAのレンズが搭載されており価格帯は￥28,000程度。写真下のESSENTIALS COLLECTIONは初めてKAENONのサングラスを使われる方でも手に取って頂きやすいように￥22,000となっており、付属するのはソフトケースのみとなっています。
鮮明で綺麗な視界が欲しい拘り派の方におススメなブランドです。なお、アメリカのブランドながらもちゃんとアフターフォローもしっかりしているので、レンズが傷ついたり、フレームが破損してしまったりした場合でも国内で修理を受け付けています。(破損状況によっては修理が出来ない場合や本国へ発送しなければいけない事もあります。)
OWLMILS■
日本の眼鏡の生産地福井県で生まれたOWLMILS。商品ラインナップが非常に豊富で日常使いに向いているモデルからアクティブなシーン向けの物まで沢山の種類が揃っています。
moderateでは、その中でもアクティブなシーンに向いているハイエンドライン「RED RABEL」を主に取り扱っています。RED RABELにはパープル系ベースの偏光レンズが採用されており、両面マルチコートにより、レンズの裏側からの光の反射光を防止し、可視光線透過率が30~33%と明るめに見えるタイプになります。個人的な使用感では、低山域のような日陰と日向を行き来するシチュエーションでは外すことなくつけっぱなしで行動出来るのが魅力で、特に樹林帯でも問題なく使い続ける事が出来ます。ただ、晴天の雪の上や水辺では少し眩しさを感じたので、このあたりは個人の好みは出るところ。
トレランで使用した際に驚いたのは、その着用感。鼻の部分とテンプルの耳に当たる部分のズレ感が殆ど無く、私は山を駆け下りてくる間にサングラスのズレを直す作業が一度も必要ありませんでした。このあたりは日本人に向けた設計とRED RABEL特有の作りと言えます。
テンプル部分は非常にフレキシブルな素材で出来ているので写真の様にグニャっと曲げても問題ありません。女性の方で顔幅が小さい方等は、このように90°近くまで曲げることでテンプルに緩やかなカーブの癖を付けられるので、フィット感をより高める事が出来ます。
また、ソフトケースとグラスコードが付属しているので、サングラスを外しておくときに首から下げておくことが出来ます。テンプルの端がカラビナ状になっているのでグラスコードは簡単に付け外しが可能です。頭の上に乗せておくと不意に落としてしまう事もあるので、ちょっと外しておきたい時に首から下げられると意外と便利なんです。
低山遊びがメインの方や、とにかくフィット感が高いサングラスが欲しい方には、OWLMILSがおススメです。ちなみにKAENON同様に修理が可能なので、片方のレンズが傷ついたりした場合は、片側だけレンズ交換等も出来ます。
FLOAT ■
moderateで取り扱っているサングラスブランドの中で最も永く販売しているFLOAT。先にご紹介させて頂きましたOWLMILS同様、福井県生まれのブランドなのですが、永年人気がある秘密はその独創的な構造に秘密があります。
本来、ネジで接続されているテンプルとサングラス本体が特別な道具を使わずに簡単にバラせる形状にデザインされています。
付け外しは単純にテンプルを本体へ下から差し込むだけ。これだけで簡単に取り付ける事が出来ます。なぜ、この特殊な形状にしているかと言うとサングラスを首にかけておけるようにするため。
FLOATを一躍有名にした機能の一つと言えるので、多くの方がご存じとは思いますが、テンプルパーツをネジ式では無く、バネ式にした事で首へかけておくことが可能となり、テンプル自体にマグネットを入れる事でちゃんと閉じる事も出来るようになっています。(新品は若干閉じずらい時があります。)
また、付属するマグネットマウントを使用すれば車のフロントガラス等にサングラスを一時的に固定する事も出来ます。
青い部分がマグネットに、反対側が吸盤になっているのでガラス面へ簡単に固定が出来、サングラスの付け外しも非常に簡単。
そして、FLOATはラインナップが非常に豊富で写真は取り扱い商品の一部のみとなっているのですが、モデルによって可視光線透過率が11％～28％と広い範囲をカバーしているので、自身の遊びかたに合わせたモデルを選びやすくなっています。
自分のスタンスに合わせたサングラスを数ある中から選びたい方にはFLOATがピッタリです。FLOATのサングラスは修理は出来ませんが、レンズが付いているフロント部分やテンプル部分が全て単体で販売されているので、交換が必要な部分のみを後から買い足す事が可能です。
今回ご紹介させて頂いているメーカーのサングラスは実際に店頭で手に取って頂けます。晴れた日にご来店頂ければ、装着感だけでなく実際にお店の外へ出てレンズの具合も体験頂けますので気になる方は是非。先日、KAENONのポップアップイベントを開催させて頂き、間もなくOWLMILSのイベントも開催予定となっております。改めてHPやSNS等で告知させて頂きますので、チェック頂ければ幸いです。
本日のブログは松下がお届けいたしました。