ARC’TERYX Arroシリーズに新作 Arro 20が登場

ARC’TERYXの代名詞とも言える名作バックパックArro22(リンク先は旧モデル)。東京出張の際には街中で背負っている方を毎回数人は見かけます。デザイン性もさることながら、安定した背負い心地の良さも人気の秘密。

そんなArroシリーズに、ついに新作が登場です!

ARC’TERYX Arro 20 Bucket Bag

Arro 20は、極めてシンプルなデザイン。言うなれば無駄を削ぎ落したアルパインパックの様。しかし、使用するフィールドはあくまでもタウン。故に、作りはシンプルながらも使い勝手も考えられています。

 

 

パックの最も外側、ロゴが刺繍されている部分はArro22同様、耐水性に優れた生地をが使われています。雨の中、傘を差して歩いていると吹き込んだ雨粒でバックパックがビショビショになる事も。かと言って完全防水のパックはゴツくなり過ぎてオーバースペック感が否めない。そんな時にもArro20ならスマートに背負う事が出来ます。

 

 

パック底面から側面は強度に優れた420d コーデュラナイロンを使用。高密度に織られているのでハードな使用にも耐えてくれます。

 

 

背面にはARC’TERYXのバードロゴ入り。上部のみに固めのパッドが入っており、少々重みのある荷物を担いだ際にショルダーベルトとの結合部分が歪まないようになっています。

 

ショルダーベルト自体はとても薄く、見た目では若干頼りなさを感じてしまいます。

 

 

しかし、実際に背負ってみるとこの薄さによって生まれる肩当たりが何ともしなやか。頼りなさを感じていたのを忘れてしまうくらい肩の曲線にフィットしてくれます。容量で考えても20ℓなので、それほど重くなるわけではありません。故に、このショルダーストラップの作りがベストなのです。

 

 

荷物の出し入れは上部から。外部には他にポケット等はありません。

 

 

開け閉めの構造は、引っ張るか絞るかの動きのみ。最近の登山用パックによく使われている構造なのですが、冬場に手袋を付けたままでも操作がしやすいので自転車等での通勤時にもとても便利。

 

 

開口部にはジャケット類を挟み込む事も。これから涼しくなってくると、薄い羽織り物の出番が増えます。脱いだり着たりを繰り返す時には、毎回パックの中にしまい込むのは面倒。そんな時に、このちょっとした機能が生きてきます。

 

 

中の作りは大きく分けて2つに別れています。①はパック外側の部屋、②はパック内側(背面側)の部屋。どちらもA4サイズの書類や雑誌等がスッポリ入るサイズ感。

 

 

そして②の部屋の背面側にはパソコンやiPad等のガジェット類を収納するスリーブポケットがあったり…

 

 

ガジェットポケットの対面には手帳や財布を収納する為のジッパーポケットが付いています。

 

 

あれやこれやと利便性を追求し過ぎると見た目もゴチャゴチャしてしまう。敢えてシンプルに仕上げることでこのスマートな見た目が成り立っているのです。

 

 

パックの生地が全体的にしっかりしているので、背負った際に形が崩れることもありません。決して華やかな見た目ではありませんが、どことなく大人な雰囲気が漂う。そんな印象を受けます。

 

 

カラーはBlack以外にもDimma(写真左)とWildwood(写真右)の3色展開。どれも渋めでアークらしいカラーとなっています。

 

そして、今季のトピックはArro 20だけでは無いんです。何とArro22もアップデートされました!

 

ARC’TERYX  Arro 22

基本的なデザイン、機能はそのままに細かな部分がアップデートされて生まれ変わったArro 22。この写真だけで変わった点に気付かれたかたはかなりのARC好きです。

 

 

まず、ロゴが変わりました。従来は黒生地に対してゴールドの映える刺繍、さらにバードロゴの下には「ARC’TERYX」とブランドネームも刺繍されていたのですが今季からは抑え目のカラーでバードロゴのみ。

 

 

ジッパータブも掴みやすいサイズ、形状に変わっています。

 

 

サイドに備えられているポケットのメッシュ素材も変更。従来の物よりもストレッチ性に優れているので小物を詰め込みたい時に便利。

 

 

そして、パック内部の背面側にはガジェットスリーブが加わってより現代にマッチする作りに。「名品」の形は継承しつつも、細かな部分がブラッシュアップされています。

ARC’TERYXのタウンパックは私服で背負いやすいのはもちろん、スーツ等のフォーマルな服装にも合わせやすいので都会で戦うアウトドアマンに是非背負って頂きたいアイテムです。

 

本日のブログは、太もも回りの筋力アップに励みだした松下がお届けしました。

 

 

 

 

 

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