こんばんは、飯田です。
2月10日(水)ようやく、今シーズン初のパウダーライドが楽しめました!
朝6:00、東の空に輝く明けの明星を見ながら、今日の雪と天気のコンディションを想像する。
絶妙なグラデーションに雲ひとつ無い空。
天気は心配なさそうと、後は、積雪量がどれくらいかと期待に胸を膨らませる。
道中は、トイレ休憩やコンビニへの買出し等も避けて、兎に角、お気に入りのゲレンデの1つでもある、高鷲スノーパークへ急ぐ。
(日帰りでのスノーボードは、ほぼ高鷲。)
いつもは、ゲレンデの駐車場に到着後、ダラダラと準備をするが、この日はゲレンデパウダーが期待出来た為素早く準備を行い、朝8時から動き出すゴンドラに並ぶ。
GENTEMを筆頭に、パウダー系のボードがゴンドラ前に列をつくり、そして、何処かピリピリとした空気の中、自分が乗車するコンドラをひたすら待つ。
そして、どこのコースを滑り、どのリフトに乗るのかをひたすら話し合う。
朝の8時。
定刻になりゲートが開くと、次々と人がゴンドラに乗り込み、山頂を目指し登っていく。
少し出遅れ、列の中盤に並んでいた私達が、ようやくゴンドラに乗り、少し曇った窓を覗き込み、ゲレンデコディションをチェックしていると、ノートラックのゲレンデを、早くも滑り降りてくる楽しそうなスノーボーダーの姿が飛び込んでくる。
コンディションの良さに声を上げたのか、面ツルのゲレンデにラインが刻まれる、悔しさや羨ましさに声を上げたのか、「うわぁ~!!」ただただ声が出る。
ゴンドラが山頂に着き足早に降りると、兎に角、自分たちが狙っていた斜面を目指し一気に滑り出す。
既に、興奮もピークにきており、iphoneで撮影する余裕もない(笑)。
それよりも、久々に楽しめるゲレンデパウダーのライディングを、撮影しようと持ち込んだGoProですら、ポケットに閉まっておこうかと思った程。
(撮影はしてありますが、また、あらためて動画はアップさせて頂きます。)
結局、ゲレンデ内のパウダーを食い散らかし、お腹が空腹になった所で午前の部終了!この時点で11時。
(本当に、楽しすぎて写真撮影なし!!)
後半戦は、ゲレ食をのんびり楽しんだ後、引き続きゲレンデを滑るのか、足早に食事を済ませ大日岳へ登るのか迷ったが、今シーズン奥美濃界隈でこんなコンディションで滑れるのも、最後かもしれない・・・。そんな一言で、大日岳BCに決定!
と、いう事で、moderateの姉妹店でもある、スノーボードショップA-BONYのライダー江田氏と大日岳山頂を目指してサクサクとハイクアップを開始!
ゲレンデトップで約60cmほどの積雪。
山でコンディションが良いところなら、これに2~3倍はあるのでは!!なんて、甘い言葉と、その分、危険なコンディションである事を教えてもらいながら、フカフカの雪の上を山頂目指して歩く。
ゲレンデトップから入山し、30分程ハイアップするとこんな絶景!
音楽が鳴りまくる華やかなゲレンデとは違い、無音の山の中は本当に心が清らかになる!
スノーシューを履きスノーボードを担いでハイクアップするも楽しいが、スプリットボードの歩く面白さを味わうと、その楽しさがまた癖になる。
使用ボード: BURTON / Landlord Split Snowboard (⇒■)
今回は、久々にARC'TERYXのQuintic(⇒■)を使用。
ここ最近は、同ブランドのKhamski (⇒■)をメインに使用していたが、久々にQuinticを使うと、本当に滑走時のバランスが良いBAGだと再認識できた。
ちなみに、ライダーの江田氏は、PLUS ONE WORKSのSHUMARI 35(⇒■)を使用。
背面アクセスでパッキングがしやすく、またアバランチギアを収納するスペースへの開閉口が、ロールトップ式と一風変わったバックカントリー用のザック。
ハイクアップ中に脱いだハードシェルなんかを、そのロールトップ部分を利用して固定出来る為、背負い姿が非常にカッコイイバックですね!
山頂で景色を楽しんだ後は、程よい斜度の斜面をボトムまで落し、そして再度登り返して、またボトムまで滑り降りる!
少し傾いた日差しは非常に柔らかく、木々を照らし面ツルの柔らかい雪に落す影が本当に幻想的で、最後の登り返しも、本当に心地よい!
本当に、こんな贅沢をして良いのかと思える最高の1日!
そんな最高の日を、ようやく今シーズン味わえた喜びは、今思い出しても、顔がニタニタしてしまうほど。
そして、また、あの景色と気持良い雪質を求め、山に行きたい気持ちで一杯!
(あ~早く滑りたい!!!)
明日から少し春の陽気が続き、山でも標高によっては雨が降るとの予報だとか・・・。
それでも、来週の中ごろは少し冷え込みそうな感じですので、まだ、最高の1日を味わっていない方は、是非、準備をしてみては如何でしょうか!!