今日は、お店のオープン前に亀山のノッティーハウスリビングさん■へ打合せに伺いました。
四日市から車で数十分程のトコロで、キャンプ場のかぶとの森テラス■も運営されています。
素敵なインテリアや木材を使ったファニチャー等が店内に並んでおり、中にはお子様向けのかわいいアイテムも。
家族用にこれいいな…とついつい買い物モードに入ってしまいそうでしたが、本日の本題は打合せでございます。何の打合せかと言いますと、「こんなアイテムがあったらいいのにな。」という妄想を現実にするべくご協力をお願いする為であります。
ワクワクしながら頭の中で浮かぶアイディアを現実の物にするべく、これから忙しく動き回る予定です。ちゃんと形になりましたら改めてご紹介させて頂きますので、もうしばらくお待ち願います。
「今すぐ使いたい!長袖ベースレイヤーシリーズ」も佳境に入ってきました。本日、ご紹介させて頂くのは日本生まれの環境配慮型アウトドアブランド「STATIC」のアイテムです。
STATIC|ALL ELEVATION L/S ■
初登場!と言うわけでは無く、一昨年ごろから登場しているベースレイヤー。とても人気のアイテムで、入荷したと思ったらいつの間にか完売してしまっています。そして、その人気の秘密は、商品名に入っている「ALL ELEVATION」という言葉に隠されているのです。
「全ての標高」を意味するALL ELEVATION。その名の通り、様々なシチュエーションで着用できる万能ベースレイヤー。何故、万能と呼ばれているのか。その理由を素材、構造、形から紐解いていきたいと思います。
素材の話
ALL ELEVATION L/Sに使用されている素材は、メリノウール52%,とリサイクルポリエステル48%。ここで「あれ?」と思った方はSTATICマニアです。実は、今季のアイテムから素材が少し変わりました。従来はメリノウールとポリプロピレンを使用していたのですが、リサイクルポリエステルに変更する事でメーカーが求めているエコ性が向上しています。
ご存知の方も多いとは思いますが、メリノウールは冬は暖かく、夏は熱を放出してくれ、乾燥している時には保湿もしてくれる天然のエアコンと呼ばれている素材です。 また優れた抗菌防臭性や肌触りの良さなども備えた高機能な繊維と言えます。しかし、発汗量の多い春夏シーズンに着用する事を考えると、速乾性能も欲しいところ。そこで、たどり着いた答えがメリノウールとリサイクルポリエステル糸のALL ELEVATION混紡生地というわけなのです。ウールと化学繊維の良いとこ取りをしている点では、Teton Bros.のAXIOシリーズと同様ですが各社それぞれ趣向を凝らした作りになっています。
構造の話
ALL ELEVATIONシリーズで外せないのが、この生地構造のお話。写真をご覧頂ければ分かるように、太陽に当てると光がボーダー状に入ってきます。これは生地に凹凸をつけており、衣服内の通気性を上げる為の構造。また、上からウィンドシェル等の防風ウェアを羽織れば、凹凸内に空気の層を作って保温性が高まる独自の機能性を備えています。そして、今季からこの凹凸も進化しました。従来のモデルと比べると凹凸の差が少し小さくなっているので、着用している状態の見た目では殆ど凹凸構造に気づきません。このテクニカル過ぎない見た目も非常にポイントで、生地感だけでなく形も良いトコロを抑えています。
形の話
【着用モデル 身長:163cm 体重:55kg Size:S Color:Basaltを着用】
身体のラインにピッタリフィットするタイプでは無く、ストンと下に落ちたシルエット。ここが重要。レイヤリングの事を重視するとフィット感の高いベースレイヤーも機能的なのですが、幅広いシチュエーションで着用しようとすると、このフィット感が丁度良いんです。
私の体格で、これぐらいボディに余裕があるのでワンサイズアップするとよりユッタリ着られます。アプローチの電車やバス、山から下りて来てご飯を食べに行くとき等々。この形と機能性であればフィールドから街中まで問題無く着用する事が出来ます。肌当たりが良く、気心地が良いので普段から着たくなってしまう程。幅広い標高域だけでなく、幅広いシチュエーションで着用出来るベースレイヤーと言えます。
私の使用想定として、夏場はアルプス等の高山帯で着用。テント泊の予備ベースレイヤーとしても携帯します。春や秋は一枚で着用して低山を歩き、冬は気温状況によってACLIMAのWOOLNET SINGLET■を追加して使用。上手くレイヤリングすれば、年間を通しても活躍してくれる頼れるアイテム。今季も売り切れ必須となりますので、気になる方はお早めにチェックをお願いいたします!
本日のブログは松下がお届けいたしました。