こんばんは飯田です。
ここ数週間は、来年の商品をチェックする展示会で定休日を中心に出ずっぱり・・・。
新しい商品を見てワクワクする反面、プレッシャーとも戦う。
「1年先の事なんて分からない。」
これが本音ですが、自分たち次第で作り上げられる未来もあると信じ、ネガディブな気持ちよりも、気合が入る日々。
ただやっぱり、いざオーダーするとなると、あ~でもない、こ~でもないと時間だけを費やしがちになるのも悪い癖。
兎に角!お客様の顔を思い浮かべながら、皆さんに楽しんで頂けるよう、最高のオーダーをしていきます!
さて、私の書くブログが、本当にスノーボードネタばかりで恐縮なところではありますが、
本日も期待を裏切らず、スノーボードネタをアップさせて頂きます。
今回から数回に分けて、スプリットボードの歩行モード(登攀)時に使用するシール(クライミングスキン)と、それらに関するパーツ類についてご紹介させて頂きます。
今現在、当店では3ブランドのシールをお取り扱いしております。
Colltex / G3 / BLACK DIAMOND
夫々ブランドや商品毎に特徴があるは勿論の事ですが、使用するボードやシールによって加工方法等が変わる為、意外とシール選びに苦戦をされる方も多いのではないでしょうか。
そんな中で、当店が取り扱うブランドの中で、唯一G3がスプリットボード用に対応したシールを販売しております。
とは言っても、箱から出してそのまま使えるわけでもなく、必ずシールの横側をカットする必要がありますが、多くのシールにあるように、テールとノーズを加工しなくても使えるのが大きな特徴!
(ボードの形状や、使用者拘りによっては、加工が必要となります。)
グルータイプのG3のスキンは、アルピニストハイトラクション スプリットボードスキン(⇒■)と、アルピニストスプリットボードスキン(⇒■)の2種類。
アルピニストハイトラクション スプリットボードスキンの特徴
毛足が長い分、アルピニストスプリットに比べると重量は増すものの、その毛足長さが雪面をしっかり捉え最高のグリップ力を提供
アルピニストスプリットボードスキン特徴
軽量で比較的に薄い為、パッキングし携行するのに非常に優れています。また、アルピニストハイトラクション スプリットボードスキンに比べるとグリップ力は劣るものの、その分スムーズな足運びを可能とします。
今期のアップデートした点
両シリーズとも、グルー面のセンターに非圧着ゾーンを設けた事により、着脱がしやすくなっています。
テールとノーズの使用
両モデル共、スノーボード用と言う事で、テールとノーズにツイッチップコネクトが装着されております。
(左側:ノーズ / 右側:テール)
装着感について
テストしたボード:BURTON ランドロードスプリット 163
使用シール: アルピニストスプリットボードスキン (サイズ:M)
*シールのサイズの選び方は、使用するボードの長さを参考にしてお選び下さい。
ノーズ側について
今回テストしたボードのノーズ形状であれば、このように装着する事が可能。
但し注意点として、ボードのノーズの先に取り付けられた、くじらの形をしたクリップが付いてくる側のボードに関しては、通常のようにクリップを収納すると、コネクターのかぎ手が上手に引っ掛かりません。
もし、シールに加工を加えるのが面倒であれば、クリップを反対側に収納する事が、最も簡単な方法となります。
(但し、歩行中にクリップが動いてしまう恐れがありますので、自己責任でお願い致します。)
これを、解消するには方法はいくつかありますが、当店がオススメする方法の一つに、colltexのアルミトップ(⇒■)とチップクリップ70+(⇒■)を使用し加工する方法があります。
(使用感は、次回ご紹介します)
テール側について
ツインチップコネクトの形状とボードのノーズの形の都合で、引っ張ってテンションをかけるストラップが、若干カーブを描いておりますが基本的に問題なく、シール加工をしないのであれば、このままでOK!
(勿論、これについても
尚、今回のボードの場合は、ノーズで問題をおこしたコネクター部分は、幸いにもテール側は上手にかわす事が出来ました。
注意点とお願い
実際に使用するスプリットボードの形状によっては、加工が必要になる場合がございます。
店頭にてシールをお買上げの際は、ボードをお持ちいただく事をオススメします。
また、メール・お電話でのお問い合わせの場合、実際にボードが無い為に、正確なご返答が出来ない場合がございます事を予めご了承下さい。