FIREBOX Stove Gen2 に待望のチタンモデルが登場!

低山遊びの必須アイテムであるネイチャーストーブ。ガスバーナーで調理した方が簡単便利なのですが、薪広いから火起こしまでの行程そのものを楽しめるのがネイチャーストーブの魅力。ちなみに、私が愛用しているものがコチラ。

 

FIRE BOXのSTOVE GEN2 です。収納組み立てがとても簡単で、シノギングの様な遊びをする時には必ず装備に加えています。ただ、一つ難点がありました。それが重量。

 

単体で942gとそこそこの重量になってしまうんです。肉厚なステンレスのボディは高火力にも耐えてくれ、ズッシリと重量があるからこそ、ダッチオーブンの様な重たい物を乗せても不安定にならない。そういったメリットもあり、ソロキャンプの様な車やバイク等でアプローチする時にはとても有力なストーブなのですが、山に担いで行こうとするとやや重い。しかし、今季そんな悩みを一発解決してくれるアイテムがついに登場しました。

 

FIREBOX Titanium Firebox Stove

商品名から見てとれる通り、GEN2のチタンバージョンです。元々持っている扱いやすさや機能性はそのままに、とても軽量となっています。どれぐらい軽くなっているのか…とその前に、基本的な機能をおさらいさせて頂きます。

 

 

ストーブの構造やパーツはGEN2と同じで至ってシンプル。必要なモノは左から本体、灰受け、ファイヤースティック2本。これだけです。組み立てに必要な道具や工具は一切なし。

 

まず本体をパカっと開いてボックス状にします。4面あるパーツは全てが連結されているので、外れて紛失してしまったりすることはありません。

 

次に底部をパタンと倒すだけ。これだけで本体の組み立てが完了。慣れればものの数秒で終わる作業です。

 

最後に灰受けを底に差し込んで完成。説明書等を見なくても直感で組み立てられる超簡単構造。私が愛用しているポイントの一つです。フィールドであれやこれやと色々道具を取り出したり、細かいパーツを用いたりするのも正直面倒くさいので、これぐらいシンプルな方が良いんです。

 

2本のファイヤースティックはトップに取り付けてゴトクにしたり、燃えている薪を調整する火ばさみにしたりと色々と使い勝手が良いアイテム。さらにボディーに空いている穴に差し込む事で使用幅を広げる事が出来ます。

 

例えば、この様にトランギアのアルコールストーブを装着したり、薪の高さを調整して炎を高く上げたりと工夫次第で色々と出来ます。もちろん差し込む場所や幅を考慮すれば他メーカーのアルコールストーブや固形燃料ストーブを使用する事も可能です。

 

収納する際には全てのパーツが一つになります。薄く、スマートになるのでバックパックの中に収納するのもとても簡単。組み立て、撤収が楽で使用幅が広く、収納力も高い。この三拍子が揃っていれば使い勝手が良いに決まっています。

 

そして、気になる重量ですが何と490g。ステンレスタイプの約半分。

 

ちなみに付属しているケースに入れても515gと非常に軽量。担いで山に入る事を想定するとこの差はとても大きい…。ステンレスタイプを持っていながらも、このチタンタイプも装備に加えようか真剣に悩んでおります。

 

そして今回、別売りで追加用のチタンファイヤースティックと同じくチタンのGrill Plateが登場しております。

 

グリルプレートは重量が75gと軽量ながら、ファイヤーボックスのストーブにピタッとハマるので焚き火をしながら焼き料理が楽しめます。本体と合わせても約590g。これはセットで手に入れたくなってしまう魅力的なセットです。

 

私個人のセットで使用すると便利なアイテムもご紹介させて頂きます。それがこちらのHIGHMOUNTのアジャスタブルグリルシリーズ。(写真はアジャスタブルグリルS)

 

 

本来はガスストーブ等を下に入れて重たいスキレットやダッジオーブンで調理をする為に使用する道具なのですが、焚火をしながら調理をしていると、ガスの様に簡単に火加減や消火が出来ません。故に隣にアジャスタブルグリルを置いておくと非常に便利なのです。

 

 

焚火の高火力で一気に調理をしている時、ちょっと鍋やフライパンを火から放したい。でも熱々の調理器具を地面に置くと植生へ影響を及ぼしてしまいます。

 

そんな時に、同じぐらいの高さのアジャスタブルテーブルがあれば横に少しスライドさせるだけでOK。次に投入する具材等を待機させておくのにも使えたり、段階的に高さ調整も出来るので色々なタイプのガスストーブにも合わせられます。

 

そして、専用の収納袋が付属しているのですが、袋のサイズに少しゆとりが持たせてある為、GEN2も一緒に入れる事が出来ます。使用するタイミングが一緒なので一纏めにしておいた方が煩わしくなくて良いんです。少々重量はあるので、キャンプシーンや少し山に入って遊ぶ時におススメのセットですよ。

 

暑すぎず寒すぎず、丁度良い気温の今時期が低山遊びのベストシーズン。夏がやってくる前にしっかりと今の遊びを楽しみましょう。尚、ネイチャーストーブで遊ぶ際には火の取り扱いにくれぐれもお気をつけ下さい。山域によっては火器使用禁止の場所もございます。ルールを守り、自然へのダメージを極力与えないようにして遊びましょう。

 

本日にブログは松下がお届け致しました。

 

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