この時期の外遊びは、「風」の影響で体感温度は大きく変わる。
一昨日より強い寒気の影響で冷え込んだここ四日市も、今日の日中は少し和らいだ感じがし(いや、寒さに慣れた?)、昼前ぐらいの車内では、個人的には太陽の日差しが心地よく感じるほどだったが、一度車の外に出れば、鈴鹿山系から吹き下ろす「鈴鹿おろし」の影響で、一気に寒く感じる。
一般的には、風速1mで体感温度は1度下がると言われている。ガラスと鉄で遮られた車の中は、風の影響も非常に少なく温かく感じ、一方で、同じ太陽光をもってしても、車の外は風の影響で寒く感じる。
外遊びのレイヤリング等もこれと一緒。
無風の中で遊べば暑く感じる時も、軽く風が吹けば心地よく感じる。
無風で少し肌寒く感じる時に、少し強めに風が吹くだけで寒さを強く感じる。
無風でも寒いのに、強風に叩かれると極寒のように感じる。
だから、状況に応じてウィンドシェルを着たりハードシェルを着たりするし、物理的に寒いと感じる冷気を遮断する為に、状況に応じてフリースや中綿やダウンを着用して空気の層を身にまとい、その作り出した空気の層が冷気を遮断しつつ、身体から生まれる熱を上手く蓄熱する。
よって、レイヤリングの考え方の1つとして、「何を着れば、温かいと感じ体温維持を出来るのか。」と、いうのも1つだが、「何を着れば、効率よく空気の遮断層を作り出す事が出来るのか。」という考え方にすると、フリースや中綿やダウン等が夫々持つロフトの違いにる遮断効果の違い(温かさ)が見え、また、素材の違いによる特性等も感じる事が出来ると思う。
そして、そのレイヤリングのキーポイントになるのが、やはり「ベースレイヤー」だと思う。
肌に直接触れる「ベースレイヤー」は、肌面の一番近い所で作り出せる空気の遮断層であり、かつ、汗の吸い上げや身体から出る湿気、また、肌に感じる生地の気持ち良さなど、非常に多くの役割を担っており、これを、環境や運動量等によってアイテムを変えることで、ストレスの少なくなりレイヤリングが出来ると思っている。
少し前文が長くなりましたが、今回のブログでは、そのレイヤリングのキーポイントになるベースレイヤーを、HOUDINIにフォーカスしてお話させて頂ければと思う。
年末年始の遊びにもゴロゴロにも最高です。HOUDINI の「Activist シリーズ」
「人をダメにする。」
HOUDINIを語る上では、無くてはならないキーワード。
もともとは、HOUDINIの看板商品でもある「 Power Houdi(→■)」の気持ち良さを表現する為に使われ出したキーワード。ただ、その気持ちよさは Power Houdiに留まらず、HOUDINI全般に言えることもあってか、今では「HOUDINI=気持ち良い=人をダメにする。」と言った、意味を表す言葉となって使われているキーワード。
勿論、ベースレイヤーでもある「Activist シリーズ」にも人をダメにしてしまう気持ち良さは健在!
Activist Crew / アクティビスト クルー(→■)
天然繊維のメリノウールとテンセルを使用したクルーネックタイプのベースレイヤー。
テンセルの特性の1つでもある速乾性と、メリノウールが持つ肌触りの気持ちよと調湿効果が相まって、人をダメにしてしまう程の気持ちよさを持つActivist Crew。ウールの持つ防臭効果により、長期トリップでも臭わず使用が出来るのも特徴のヒトツ。その一方で、ウール着用時の悩みのヒトツに挙げられる事がある「静電気問題」も、Activist Crewは非常に起きにくいと言うのも、この商品を語る上では外せないキーワード。
(右袖と右肩甲骨にあしらわれたHOUDINIの刺繍ロゴ)
スリムフィットのデザインは無駄な嵩張りやタワミが抑えられ、この上に着重ねるアイテムに影響が出にくく、スマートなレイヤリングが出来ると同時に、肌とActivist Crewに無駄な隙間が出来ないのでヒートロスも起きづらいデザインとなっている。
冬の山行やスキーやスノーボードの滑りのシーンから、街着としての日常シーンまで、非常に幅広く使えるアイテム。
(179cm / 67kg /size:M)
Activist Turtleneck / アクティビスト タートルネック(→■)
先にご紹介した、Activist Crewと同じ生地を使用し、首元をタートルネックバージョンにしたアイテム。
個人的には、めちゃくちゃイチオシのベースレイヤーの1つ。
冬の山行では必ずと言ってよいほどウールのベースレイヤーを着る僕にとって、首元までしっかり覆われたハイネックタイプが一番好きで、よくジップアップタイプを使用していた。(ibex 150 zipu-upが本当にお気に入りだった。)
首元から胸元まで開くジップアップは、スムーズな着用を実現し、また、オーバーヒートしそうな時はジップを下ろす事でベンチレーションとして使用が出来、非常に優秀なアイテムである一方で、「ウールの気持ち良さを日常でも!」と思うと、そのジッパーが見た目的に邪魔をしてなかなか日常では着ることが出来なかったのが悩みだった。
「良い物だからこそ色々なシーンで着たい。」
そんな欲張りユーザーな僕にとって、ジッパーが無い、このタートルネックは待ちに待ったアイテム。
タートルネックを優先する事で、ジップアップで得られる恩恵を代償にする必要があるが、それでも、多用なシーンで使いたい僕にとってはコレが最高なんです。
(179cm / 67kg / size:M)
例えば、ベースレイヤーをタートルネックにする事で、ミッドレイヤーにクルータイプを持って着ても首元は温かいし、なによりも、ジッパーがある事で生まれる首元に見た目的な不自然感が消えるのが非常に嬉しい。(←見た目重視でごめんなさい。)
もっと、個人的な意見を言えば、割と最近は山でも街でも使えるミッドレイヤーのアイテムは、クルータイプがもっぱらの好み。その一方で、首元の寒さ問題がいつもあったが、Activist Turtleneckでこの問題が解決する!
トップス(インナー):HOUDINI / Activist Turtleneck / Mサイズ(→■)
トップス:HOUDINI / Alto Crew / Mサイズ(→■)
ボトム(インナー):HOUDINI / Lodge Pants / Mサイズ(→■)
ボトム:HOUDINI / All Weather Shorts / Mサイズ(→■)
勿論、僕も山行によって、ベースレイヤーは使い分けており、今でも状況が読みにくい山行ではジップアップタイプを使うシーンも多いけど、だからこその、日常でも使いやすいアイテムがあっても良いと思っている。
僕と同じ様に、日常使いも視野に入れたい方は、是非、このActivist Turtleneckが本当にお勧めです。
さぁ!強烈な寒気の到来で、一気に冬山モードになっています!
気持ち良いベースレイヤーで、年末年始の外遊びから家でのゴロゴロタイムまで、贅沢に思いっきり楽しみましょう!!
投稿者:飯田