暑くなってきたら、ギザギザの出番です! patagonia Ridge Flow Shirt

先週末から一気に気温が上がり、夏がすぐそこまで来ているのを感じます。この急激な気温変化に身体が追い付かず、ここ最近体調を崩しがちな松下です。頭の中のイメージでは、まだまだ若いつもりでいるものの、実際には年々急激な温度変化に弱くなっているような気がします。調べてみると、梅雨時期に食べると体の調子が整いやすい食材もあるようで、今まで全く気にしてこなかったのですが、季節に合わせた健康的な食事をちょっと意識してみようと思います。

 

日差しをジリジリと感じるようになったら、パタゴニアのギザギザの出番です。

 

patagonia M’s Ridge Flow Shirt

店頭でお客様から「夏におススメの化繊Tシャツありますか?」と聞かれると必ず候補に上がる、パタゴニアの人気アイテム。リッジラインの様に見える生地は、一目見ただけでそれと分かる特徴的なデザインをしています。

 

このギザギザ模様は織りで表現されており、デザイン性を考慮しただけの物ではありません。ジャカード織と呼ばれる折り方の生地で、生地厚のメリハリを付けることによって生地の薄い所から身体側に風が入り、それと同時に無駄な熱を逃がしてくれる通気口として機能してくれます。これにより、動き続けている時でも衣服内は常に換気されて暑い季節でも快適度を上げる事が出来るのです。

 

動く度に衣服と肌の摩擦は必ず発生する為、ちょっとした凹凸が肌トラブルを招く原因にもなり得ます。その点を考慮し、トレランのロングレース等のように長時間着用することも想定しているので、肌との摩擦を減らせるよう縫い目はフラットシームで仕上げられています。

 

また、テン場や小屋等で軽く水洗いした後にハンガーが無くても干せるように襟元にはループが設けられており、縦走スタイルのような長期ハイクの行動着としても使いやすいんです。水洗い後にそのあたりの木の枝等に吊るしておけばあっという間に乾いてくれるので、着回しがしやすくハイキュ・ピュア防臭加工済みで臭いの原因となる細菌の繁殖も抑えてくれます。

 


163cm 53kg Size:XS  Color:SBDY

機能もさることながら、個人的にRidge Flow Shirtの一番の魅力は良い感じの抜け感にあると思っています。しっかり走る時にも着れるスペックを備えながらもスポーティー感が出過ぎていない。ギザギザ模様のジャガード織りになんともパタゴニアらしさ(遊び心)を感じるんです。きっと開発者の方も「ランニングやトレイルランニングも遊びの一つなんだから、着る服にも遊び感覚を入れちゃおう!」みたいな感じで、このギザギザを入れたんじゃないかな…と勝手に妄想しています。

着心地も軽やかで、実はパタゴニアの他のベースレイヤーと比較しても軽い約105gに仕上がっています。袖がラングランスリーブになっているので肩幅が広いクライマーの方でも着やすく、肩合わせでワンサイズアップしなくても良いので身幅や着丈もちょうど良い塩梅で着用できますよ!

 

毎度の事ながら、こういった盛夏アイテムは夏本番の時にはサイズが欠けてしまうパターンが殆どです。気になる方は、早めのチェックをお願いいたします!

本日のブログは、松下がお届けいたしました。

 

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