今シーズン生まれ変わったTeton Bros.のマウテンラニングシリーズのランニングショーツ達

気がつけば5月が終わろうとしており、そして、一年の前半戦最後の月が始まろうとしている。

肌感覚の話になるが、今年の5月は例年に比べて涼しかった。いやむしろ少し寒かったと思っている。店頭では、ゴールデンウィーク明けからしばらく長袖や羽織物の問い合わせも多く、また、この下旬のタイミングでも、朝晩は冷え込むからか、日常着として需要としてロングスリーブのベースレイヤー等が時々動く。かくいう自分も、家では夜は薄手のフリースを着ることも多く、え?!今って5月だよね?と何度も思う事があった。

今年の気候が正常なのか異常なのかは、Google先生に聞けば分かるから、ここではその答えを書く必要は無いと思うけど、ここ数年とは違った5月だった事は間違いないと思っている。

ただ、長い年月で見れば、その年によって多少の気温差は絶対にあると思うし、今回はこの場でその事を書くつもりは無いけど、単純に改めて自分が住む地域の5月って本当に過ごしやすい月なのだと実感!(初夏サイコ~)(←いや、どのシーズンでもサイコーって言ってるよ・・・。)

まぁ、もっと広い視野で言えば、海外の生活を知らない僕にとっては、この日本の環境がデフォルトであり、他との差分を知ったうえでその良さを語れるわけではないけれど、やっぱ四季があるって良いよねって感じ。外で遊ぶ人にとっては尚の事!


Teton Bros.のシーズン限定カテゴリーの存在をご存知ですか?

既にご存知の方も多いと思いますが、Teton Brosは、シーズンによって(春夏と秋冬)商品の展開カテゴリーを変えてきます。これにより、春夏シーズンには発売するけど、秋冬シーズンには発売されないアイテムが存在します。

例えば、ブランドを代表するアイテムの1つでもある、ウィンドシェル「Wind River Hoody(→■) 」もそれに該当します。(Wind River Hoodyは春夏シーズンだけの限定販売アイテム)

もう少し違った言い方をすると、Teton Bros.が展開する商品カテゴリーの中に、「マウンテンランニング」と言われる商品群があり、このカテゴリー自体が春夏限定のカテゴリーとなります。故に、先程例えで出した「Wind River Hoody 」というのは、そのマウンテンランニングのカテゴリーに属しており、今回ご紹介するランニング系ショーツもそこに属します。

少しくどいようですが、超ストレートに言えば、秋冬にTeton Bros.のランパンやウィンドシェルは発売されていません!って事になるので、今回のBLOGでランパンを気に入って頂いた方は、今しかチャンスは無いという事になります!


今シーズン生まれ変わったTeton Bros.のマウテンラニングシリーズのランニングショーツ達

元々、Teton Bros.はスノーウェアーのTBシリーズを筆頭に冬のアクティビティー向けのアイテムが多かったですが、マウンテンランニングシリーズを展開するようになってから、一気に火がついたのが、もう何年前の事になるのだろうか・・・。
その当時から、今回ご紹介させて頂く ELV1000 5.5in Hybrid Short(→■)Scrambling Short(→■)は人気のアイテムで、小さなアップデートはこれまでも色々ありましたが、2024年春夏シーズンではかなり大きなアップデートがありました!

 


ツルツル系・ザラザラ系からカサカサ系に

旧モデルの商品を端的に書くと

旧ELV1000 Hybrid Short
メイン素材:Pertex Quantum Air / ヒップ:Dura Fabric

ウィンドシェル等にも使われるツルツル系の生地、Pertex Quantum Airをメイン素材に使いながら、岩場で座り込んだ時等の耐摩耗性対策としてお尻のみにDura Fabricを使用。
印象としては、ツルツル系の軽量ランニングパンツ

旧Scrambling Short
メイン素材:Dry Action Soft Shell / ヒップ:Dura Fabric

岩場で使用する時間が長い事を想定して、メイン素材にザラザラ系のDry Action Soft Shellを使用し、全体的に軽さよりも耐摩耗性に全振りしたアイテムで、ソフトシェルを使った走れる系ショーツと言った印象。

2024年春夏のアップデート

《両モデル共通の変更点として》
・メイン素材を、軽量で強いN66リサイクルナイロンを使用した「PERTEX EQUILIBRIUM」にストレッチ性と耐久性を加えたオリジナル素材。肌触りとしてはカサカサした感じが特徴。

・前作モデルに比べてウエストサイズをほんの少し小さくしてフィット感アップ。

・アクティビティに適したポケットのデザインに変更

《 ELV1000 5.5 Hybrid Short》(→■)
メイン素材:PERTEX EQUILIBRIUM / ヒップ:Dry Action Softshell

メイン生地の変更により
→ ツルツル系の軽量ランニングショーツから、カサカサ系のランニングショーツに。
→ カサカサ系の生地感のお陰で、滝汗を掻いた時やドボンをした後など、足への張り付きが軽減。
→ 生地変更により重量は少し重くなった

※その他の変更点
・股下丈を0.5インチ長くした
→ 旧モデル:股下丈5インチ / 新作:股下5.5インチ

・ポケットのデザイン変更
→ 走りに干渉しない位置に3つのポケット。
ウィンドシェルやジェルなどを収納可能

《Scrambling Short》※股下7インチ丈(→■)
メイン素材:PERTEX EQUILIBRIUM / ヒップ:Dry Action Softshell
メイン生地の変更により
→ 耐摩耗性重視型の前作から、かなりの軽量化を実現。
→ より汎用性の高いマウンテンランニングショーツ。
→ ガサガサ系のソフトシェルからカサカサ系の生地に変更した事で肌触り感向上

と、ここまで自分で書いておいて、そして、お読み頂いて言うのもアレですが、非常に分かりづらい・・・。

そして、この2つのパンツをディスプレイしておいても、その違いが非常に分かりづらい・・・。

そこで!

 


超スーパー端的に言葉と写真で纏めます。

《ELV1000 5.5in Hybrid Shortの特徴》
・マウンテンランニングに特化したアイテム
・股下を5.5インチ丈に変更
・走りに干渉しない位置の背面3ポケットにウィンドシェルやジェルなどを収納可能

《Scrambling Short特徴》
・汎用性の高いマウンテンランニングショーツ
・股下の長さが7インチ(ELV1000 5.5in Hybrid Shortは5インチ)
※ELV1000 5.5in Hybrid Shortに比べて7インチ長いだけで、バイクやクライミングなど色々なシーンで使いやすく!
・ウィンドシェルなどを収納できる背面3ポケットは、ELV1000 5.5in Hybrid Shortに比べてマチ等が比較的大きめ。

■写真で見るサイズ(丈感)の違い


(緑系 / ELV1000 5.5in Hybrid Short | グレー系 / Scrambling Short)

■写真で見るポケットの違い

■どっちにしよう悩んだ時の選ぶポイント

・主にランニングで使うなら、個人的には迷わうず ELV1000 5.5in Hybrid Short(→■)一択だと思います。

・ランニングに使うけど、よりマルチに使いたいのと5.5インチ丈が少し苦手なら Scrambling Short(→■)

個人的には、ランで使用する事がメインの為、ELV1000 5.5in Hybrid Shortを買いましたが、このカサカサした生地感が癖になり、 Scrambling Shortもイクか悩み中・・・・です!。

 

投稿者:飯田

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