雪の御在所岳へ。
思えば冬の中道登山道は登ったことがなかったので行ってみました。
今回のメインは御在所山上公園をスノーシューで遊ぶこととしたため、お昼頃に湯の山温泉駅をのんびりと出発。
バスの接続がイマイチだったので、駅から湯の山温泉街まで徒歩で登ります。約30分。
中道へは、裏道からの分岐を使って合流するコースをとりましたが、後半はトレースもなく膝くらいの積雪をラッセルしました。
雪で覆われた中道は、無雪期とは雰囲気が違いますね。
平日のしかも遅い時間なので、登る人とは会わず、下りてくる2組とすれ違った程度。
今シーズン初の雪遊びにひとりウキウキしながら黙々と登っていきます。
地蔵岩付近ではまだ街の景色を見ることができたものの、山頂が近づき北斜面に出てからは風・雪ともに強まり足元の雪もいくらか増えてきました。
途中から試しにULチェーンアイゼンを使っていましたが、さすがに柔らかい雪の上ではほとんど効果がありません。(笑
ときおり現れる岩肌や氷の上においては、体重を乗せられれば効果がありました。
あえてピッケルや前爪付きのアイゼン、もしくはトレイルクランポン等を使わずに行きました。
しかし傾斜がそれなりにあり、雪が着いている状態では、それらを使うことで圧倒的に楽に登れるだろうと再認識することもできたのも事実。
案の定、山頂は吹雪。
気温はマイナス8℃だったようです。
西側の広場まで足を延ばし、小一時間深雪と戯れてきました。
スノーシューの浮力があれば行動範囲が大幅に広がるため、自由度が増します。ましてや深雪が全てを覆い尽くしているため、全てがフィールドに!
(もちろん常識の範囲内で、立ち入り禁止の場所は避けるのは当然。)
御在所であればロープウェイで直接アクセスできることと、スノーシューのレンタルもあるため、試しに遊びに行ってみるのもアリです。(⇒■)
Norrona falketind Gore-tex jkt (⇒■)
(HOUDINI Power Houdi)(⇒■)
ARC'TERYX stryka hoody (sorry sold out…)
HAGLOFS Mid Fjell 2 Insulated pants (⇒■)
FITS Rugged Crew(⇒■)
防水ソックス
ALTRA LonePeak2.0(⇒■)
MONTANE prism glove(⇒■)
TerraNova tough bag(⇒■)
ARC'TERYX Alpha FL 30 Backpack(⇒■)
レイヤリングに関して大きな失敗はなく、行動中はpower houdiを脱いでおいてちょうどいいくらい。
ずっと雪もしくは雨、そして風だったのでハードシェルは手放せず常に着用。久しぶりにGore-texの耐候性の高さを実感。
化繊綿パンツも非常に防風性が高く、ボトムのハードシェルなしでも風が抜けたり染みてきたりすることはありませんでした。
ただ保温力はかなりのものであるため、発熱量の多い方は暑く感じるかと思います。
しかし活動量はペースを落とすなどしてある程度コントロールできるはずなので、とにかく寒いのはイヤ!
という方には特にオススメです。雪遊びには有効な選択肢の一つと言えるでしょう。
足元に関しても特に問題になるようなことはありませんでした。
長い時間雪の中で行動すると、ソックス一枚だけではどうしても冷えてしまうので厚手のソックスを重ね履き。
これで最後まで十分耐えることができました。特に靴のサイズや防水ソックスのサイズを上げるなどはしていません。
ひとしきり山上公園で遊んだあとはロープウェイにてゆるゆる下山。
完全ノーパノラマの空中散歩を楽しんだあとは、湯の山温泉駅まで戻るためのバスを待つ時間と、
歩いて下りるのに必要な時間がほぼ同じくらいだったため後者を選択。約25分。
そんなこんなで2015年第1回の雪山遊びを終えました。
さて次はどこへ行きましょうかね。
オンでもオフでも使えそうでとても気になっています。(⇒■)