プラスフードスタイル

──鈴鹿山系某谷にて。
友人が山中に泊まりに行っているというので夜中に襲撃に行くも、最終目的地にたどり着けず一人ビバークすることに。
先週末の夜中のお話。
外で寝るのは楽しいものです。
今回は寝袋なし・シェルター無しの行き倒れスタイル。
エマージェンシーシートと化繊綿ウェア上下で就寝。

翌朝。
ただお湯を沸かしてカップラーメンを食べるだけなのに素晴らしい充実感。

Tripod air 2.2g (⇒)
そのフォルムの美しさと使い勝手の良さに完全にやられています。
目を離すとすぐ無くしてしまいそうな存在感の無さ(良い意味で)もお気に入り。

OMM Ultra12 … Coming Soon!!
もうすぐ再入荷予定。
冒頭とは全く関係の無い今日のテーマ。
アウタージャケットとしてフードありのものを選ぶかフードなしのものをチョイスするかは難しいところ。
着たときのバランスを考えるとフード付きのアウターをチョイスされる方が多いかもしれません。
しかし組み合わせ方によってはフードなしが活きてきます。
いつものアウトドアウェアとちょっと違ったスタイリングも出来ます。
自分の中でジャケット+フード付きインナーの組み合わせがちょっとアツくなっています。
今回はそんなスタイリングを3スタイルご紹介。
=Running Style=

Patagonia Capilene4 Expedition Weight 1/4-Zip Hoody(⇒) Color:NCX,Size:XS
ARC'TERYX Incendo Jacket(⇒) Color:Brimstone,Size:S
ARC'TERYX Incendo Long(⇒) Color:Black,Size:S

ウインドシェルをフードレスにすると、着ずに持ち歩いているときの重量の削減・コンパクトさを得ることが出来ます。
このIncendo Jacketは襟が低めなのでフードウェアとの干渉も少なくて済みます。
=Mountaineering Style=

SmartWool ライトウェイトフーディ(⇒) Color:Glow Green,Size:S
Patagonia Simple Guide Jacket(⇒) Color:BLK,Size:XS
ARC'TERYX Gamma Guide Pant(⇒) Color:Carbide2,Size:S

少し厚手のソフトシェルとの組み合わせには薄手のインナーで。
ジャケット、インナー共にジップが大きく開くため暑くなってきた際のベンチレーションも簡単!
重い印象となりがちなブラックのジャケットに明るい色のフーディを持ってくることでかなりPOPな印象になります。
=Trekking Style=

SmartWool ミッドウェイトフーディ(⇒) Color:Black,Size:S
and wander dry ox Shirt(⇒) Color:White,Size:2
and wander dry touch stretch pants(⇒) Color:GRAY,Size:2

普段着のまま山!?
独特の雰囲気を生み出すand wanderのセットアップに少々遊びを。
トップスに薄手のシャツ、インナーには厚手のウールを持ってくることで見た目以上に暖かさをキープ。
こちらも体温調節は容易に行えますし、さらにトップスにウインドシェルやハードシェル等を組み合わせれば、幅広い状況に対応できてしまいます。
下山後そのままカフェやレストランへ行ってもおかしくないスタイリング。
ここにあえてテクニカルでコンパクトなトレイルランザックを合わせてみても面白いと思います。
(全てmodel 166cm,61kg)
アウトドアウェア=フード付きアウター
こんな印象を持たれている方もいるかとは思いますが、いつもとちがったスタイルで攻めてみるのも面白いと思います。
より肌に近いところにフードがくるためネックウォーマーいらずだったり、持ち運ぶウェアのかさや重量を軽減、ザックとフードの干渉が軽減できたりと、意外と利点の多いスタイリングだと思います。
一度お試しあれ!

Texted by 手先が冷えてきたことで冬の訪れを実感しているキョヲヘイ

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