ビッグブランドが作る新たなトレランシューズ

先日はクライミング仲間と一緒に御在所登山に行ってまいりました。
登りは本谷ルート、下りは藤内沢と、どちらもバリエーションルートを使い、テクニカルで非常に贅沢な内容の山行となりました!
本谷はラッセル目当てで行ったので、雪の少なさは正直残念でしたが、沢から大黒岩までのショートカットルートはトレースも無く、短い距離でしたが腰までのラッセルを堪能できちょっぴり満足!
藤内沢の下りもトレースは無くそこそこの積雪だったので、久しぶりの弾むようなキックステップを堪能しながらの下山となりました!

下山後は名古屋でTNFアスリートトークショーを見学!
先に行われたノースフェイスカップの報告や、ノースがサポートするクライマーの活動をスライドショーや動画などでアスリート自らプレゼンする貴重な時間でした!

生けるレジェンド、または伝説を創るであろう方達の話はとても刺激的でモチベーションアップにもつながりました!
さて、話題は変わりますが春のランニングシーズンを間近に控え、ビッグブランドのトレランシューズが入荷してきております!
“SCOTT/T2 KINABALU 2.0”(写真左)⇒
“SCOTT/TRAIL ROCKET”(写真右)⇒

モトクロス用のゴーグルなどが有名な同ブランドですが、実は総合スポーツブランドとしてトレランシューズもリリースしております。
特徴的な弧を描いたソール、“eRide”は振り子の原理で踵から爪先までの体重移動をサポートし、省エネで効率よく長い距離を走れる仕組みでトライアスリートにも大変好評です。

“エアロフォーム”と言われるミッドソールは軽量でクッション性も良好。
履いた感じはどちらもとても履き心地の良いスニーカーを履いているような感覚です。
クッションが良く軽量な為、トレランシューズを履いているとは思えない軽さで足捌きも軽快にこなせます。
ただヨーロッパブランド特有の狭めなラストなので、足幅が広いの方はハーフ~ワンサイズアップがベストかもしれません。

両モデルの決定的な違いはミッドソール。
ヒールが厚めでクッションも良く、エントリーユーザーにもお勧めできるキナバルに対し、トレイルロケットはドロップも小さく、より軽く、自然な走りを目指したい方にお勧めします。

そのため若干ですがトレイルロケットの方が軽めに仕上がっております。
(US8.5で比較)

アウトソールのラグパターンは横方向の溝が目立つキナバルに対し、アーチ部と前~中足外側に六角形のスパイクが特長のトレイルロケット。
トレイルロケットは未だ試しておりませんが路面への食いつきが非常に良さそうです。

今までのトレランシューズに飽きてしまった方、軽くて履き易いシューズをお探しの方にとてもお勧めです!
今シーズンを戦うシューズの候補に入れてみてはいかがでしょうか?
改めて雪山の下りに弱い事を実感した小泉がお送りしました。

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