世界初 防水透湿素材“OutDry”を使用したパックが登場しました

マウンテンハードウェア(以下MHW)のパックと言えば、人気沸騰中のサミットロケットが有名ですが、
今期“世界初”のテクノロジーを搭載したパックが誕生しました。
MHW サウスコル(⇒)
IMGP0921.JPG
IMGP0923.JPG
MHWのグローブやmontrailのシューズでお馴染みの、防水透湿素材“OutDry”を使用したパックが遂に誕生しました。
元々展開されていたモデルの“サウスコル”をそのまま採用し、メイン気室のみ“OutDry”が内蔵され、
完全防水を可能としております。
“OutDry”という言葉を初めて聞いた方の為に、改めてご説明させて頂きますと、
“OutDryテクノロジー”は、耐久性に優れた防水メンブレンをシェル素材に直接接合し、接合部は完全にシーリングされています。
この“直接接合”という点がポイントで、他社ですと、メンブレンとシェルの間に隙間が生じ、その隙間に水が溜まってしまいます。
ですが、この“OutDryテクノロジー”により、しっかり解消され、なおかつシーム処理を必要としないので、
軽量にも繋がっております。
IMGP0926.JPG
さらに“OutDryテクノロジー”を使用する上での特徴があり、
・内側素材が滑りやすく、中の荷物の出し入れがし易い
・加水分解が起きづらい
・引き裂き強度が高くなる(耐久性のアップ)

といった特徴が御座います。
今回“OutDry”が採用された“サウスコル”は、アルパインガイドのフィードバックによって生まれたモデルです。
ですので、要所要所にアルパインならでは機能が御座います。
フロント部分に、大きめのアイゼンポケットがあり、出し入れを容易にしてくれております。
IMGP0916.JPG
IMGP0922.JPG
さらに、ピッケルもしっかり取り付け可能ですので、冬山でもガンガンお使い頂けます。
IMGP0935.JPG
そしてこのモデルの最大の特徴は、70Lという容量がありながら、1.77kgという軽さで、
雨蓋部分はバックルにより簡単に取り外しが可能ですので、雨蓋部分を外してさらに軽量にすることも可能です。
IMGP0931.JPG
IMGP0933.JPG
仕様としては、アルパイン仕様ですが、山歩きでお使い頂いたとしても、
レインカバーやドライサックを必要としない、最高のパックだと思います。
ただ、雨蓋部分は、“OutDry”では御座いませんので、コチラには濡れても大丈夫なアイテムを入れてお使い頂ければと思います。
いつか、“OutDry”を使用したパックが出るのでは?と思っていましたが、
形になると、やはりそのテクノロジーの凄さに、改めて驚かされます。
ちなみに、今後小さい容量のパックでも“OutDry”を使用したアイテムが出るかもです。
人とは一味違う大型パックお探しの方、是非オススメです。
本日ブログは、
上野がお伝えしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


先頭に戻る