これまで走ってきた方も。これから走る方も。 ALTRA NEW「TIMP 6」

昨日のBLOGでもご紹介しましたが、4月開催の「多度山トレイルランニング」のエントリーがすでに始まっています。

》エントリーはコチラ《

偶然と言えば偶然ですが、そんな多度山に向けて“ちょうどいい”トレイルシューズの新作が、このタイミングで入荷しました。

 


2026年 春夏アップデートALTRA「TIMP 6」

TIMPという存在、ちょっと影が薄かった理由

40代前後から年上の方しか分からないと思いますが……。
その昔、毎週月曜日の夕飯時に人気だった「クイズ100人に聞きました」というテレビ番組がありました。
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もし、仮にマニアックな放送回があったとして、「トレイルランナー100人に聞きました」
「ALTRAのシューズと言えばどのモデル?」というクイズがあったとしたら、かなりの投票数をもってして「LONE PEAK(ローンピーク)」が1位になると思う。

そして、おそらくだがOLYMPUSが2位になるのは予想が出来るが、3位から下のパネルを開けるのが難しい……。

トップ5ぐらいまでトレイルシューズが占拠するのか、それとも、ロードシューズが食い込んでくるのか……。

まぁ~何が言いたいかというと、それだけLONE PEAKが有名すぎるという事。
そして、それを追従するOLYMPUSが鎮座する中で、今回ご紹介するTIMPシリーズが、正直、立ち位置的にその2モデルに引っ張られやすい為、ちょっと影に隠れがちなモデルだったんです!

そうだったんですが、実は、2026年の春夏からバージョンが6になった事で、かなり、多くの人が選択肢に入ってくるのではと思っています。


そもそもTIMPとは


(店頭:販売中 / オンラインショップ:COMMING SOON)

アップデートポイントをお伝えする前に、そもそもTIMPの立ち位置を再度確認!
(※ゼロドロップやフットシェイプの思想的な話は、今回は割愛します)

ALTRAのトレイルシューズのラインナップを、短いトレイル(レース)からロングトレイル(レース)までといったように、「距離」だけでシューズをカテゴライズした場合、ある意味、真ん中に位置するのがやはり「LONE PEAK」になると思う。

LONE PEAKは発売当初に比べれば、スタックハイトが高くなったものの、初代が発売された当時と今とではトレイルランニングのシーンも変わり、世界的にもロングレースが昔に比べてシェアが伸びてきた事を考えれば、今のLONE PEAKのスタックハイト(25mm)は、ちょうど真ん中ぐらいなのだと思う。

一方で、ロングトレイル(レース)に強いのは、やはりOLYMPUS(スタックハイト:33mm)になると思う。
逆に、短いトレイル(レース)や足裏の接地感を大事にした人にとっては、KING MT(19mm)になってくるだろう。

その中で、TIMP 6はLONE PEAK以上のOLYMPUS未満のスタックハイトを持つ、丁度、「あいだ」的な存在のシューズ。
(今回のバージョン6からスタックハイトは29mmから30mmに変更)

《簡易的なまとめ》

  • モデル名:距離/特徴(スタックハイト)
  • KING MT:短め/接地感重視(19mm)
  • LONE PEAK:ミドルのど真ん中(25mm)
  • TIMP5:ミドル~ロング/フィット感重視(29mm)
  • TIMP6:ミドル~ロング/フィット感重視(30 mm)※NEW
  • OLYMPUS:ロング向け/ハイクッション(33mm)

これらのスタックハイトの違いから、「LONE PEAKよりかはクッションが欲しいけど、OLYMPUSほどは要らないかな」って感じで、TIMPを捉えていただいても、先ずは問題ないと思います。

あわせて、LONE PEAKよりもソールのラグパターンが浅く細かい仕様となっており、硬めのサーフェス(路面)で走れる系のトレイルに向いているのが特徴。

《LONE PEAK 9+のラグパターン》

 

《TIMP 5のラグパターン》

 

《TIMP 6のラグパターン》

(ラグパターンが新しくなり、1粒のラグが段々畑のようになった事で、よりラグの嚙みがよくなりました。)

例えるなら、多度山のような林道が多いコースや、OSJのおんたけ100みたいなレース。

ただ、この考え方(スタックハイトの高さやクッション性やラグパターンによるシューズ選びの考え方)が出来る方は、ある程度これまでに色々なシューズを履かれた経験のある方かなと思います。

後でも、もう少し詳しくお話しますが、そのような方にとってはTIMPのアップデートにより、このシューズの存在って割と有り難かったりするので、今回「履いてみようかな~?!」ってなると思います。


(TIMP6 :BLACK/BLACK)
(店頭:販売中 / オンラインショップ:COMMING SOON)

 


TIMP 5から6へのアップデートポイント:フィット感と補強の見直し

ALTRAは、シューズの金型(FootShape)は、「ORIGINAL」「Standard」「SLIM」の3つが存在します。

TIMPシリーズは、「Standard」のフットシェイプを採用

LONE PEAKほど前足部に余裕があるわけではないですが、「SLIM」ほど細くもないフィット。

ただ、これまでのTIMPシリーズの「Standard」シェイプは、少し窮屈に感じる方もいて、あわせて、アッパーの強度を出すたに、つま先から側部に入った補強と相まって、足の屈曲時に前足部に窮屈感を感じることもあり、試し履き時点で「少しキツイかも……」と、選択肢から外される事もありました。


(写真:上段/TIMP6  | 下段/TIMP5)

実際に、LONE PEAK以上のクッションが欲しいけど、OLYMPUSまでいくと厚すぎるし、その分少し重たくなるからTIMPぐらいが丁度いいんだけど、少しフィットがなぁ~って諦めていた方も、今回TIMP 6からは、「Standardシェイプ」でありながらも、窮屈すぎないフィットに変更と、あわせて、補強の見直しによって、ストレスのない履き心地になった事で必ず候補に入ってくると思います。


(TIMP6 :TAUPE)
(店頭:販売中 / オンラインショップ:COMMING SOON)

 

 


TIMP 5から6へのアップデートポイント:ギリーレーシングシステムでフィット感アップ

他のモデルでも採用されていた「ギリーレーシングシステム」が、TIMP 6から採用になりました。

これまでの穴を通すタイプのシューレースホールとその周りの補強だけでは、「点」に近い感覚でアッパーをホールドしていたのが、このギリーレーシングシステム(面で引っ張るシューレースホールと、ギザギアの補強)を搭載する事で、面でアッパーをホールドするようなカタチとなり、しっかり固定したい中足部を安心してホールドしてくれます。

 


こんな方にオススメ!

ミドル以上を走りたい方。

TIMP 6とOLYMPUSの履き分けは、かなりアリだと思っています。

ミドルぐらいのレースなら、どっちのシューズでいくか悩み、マイルなどのロングレースであれば、前半はTIMP 6で走り、途中からはドロップバックに忍ばせておいたOLYMPUSで走る。

前半は、TIMPの程よいクッションと軽さが武器になり、後半はOLYMPUSのクッションとガイドレールが効いてくる。


(TIMP6 :BLACK/BLACK)

勿論、同じシューズで走り続けるのも良いけど、バリエーションを用意しておく事は、とても大切だと思う。


初めてのトレイルランニングシューズとして選ぶならギリギリかな……

まだ、沢山シューズの種類を履かれた事が無い方や、これからトレイルランニングを始める方で、「クッションが厚い=疲れない」というイメージから、割とOLYMPUSのようなハイクッションを選びがちです。

少し厳しい意見ですが、そもそも10キロも走れない方が、OLYMPUSのようなハイクッションを急に履いても、倍の距離を走れるわけではありません。

むしろ、足の接地感を覚える為に、本来であれば、KING MTやSUPERIORを履いて欲しいところ。

とは言え、「薄い=痛い・疲れる」も事実であります。

ここでいう、走り出して間もない方がトレーニング段階で出る、多少の痛みや疲れは、そのフェーズだからこそ出る症状です。これが全て悪い分けではなく、感覚を掴んだり自足を鍛える為には、そういうシューズも履く事も大切。あわせて、TIMP 6ぐらいまでのスタックハイトを上限として、シューズのバリエーションとして候補に入れて頂いても良いと思います。

 

今年の4月、多度山トレイルランニングのチャレンジにエントリーされる方なんかは、薄めのトレイルシューズとTIMP 6を履き分けてトレーニングして、本番はTIMP 6で、というパターンがアリだと思いますよ。

 

投稿者:飯田

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