ARC'TERYXの軽量中綿ジャケット

近々、鈴鹿山脈の麓に引っ越す松下です。先日、引っ越し先を決めてきたのですが最寄り駅まで徒歩約80分。

最寄りの山まで走って約10分。最高の立地です。出勤前の山活が楽しみで仕方ありません。

家電等、揃えなければいけない物が沢山あるので、倹約しなくてはいけないのですが

入荷ラッシュで物欲が収まりません。今回ご紹介させて頂くアイテムも私の物欲センサーを刺激してきます。

ARC'TERYX Nuclei FL Jacket()

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お写真でのパッと見では「あれ?アトムARじゃないの?」となりそうです。

確かに中綿に使用されているのは同じ化学繊維のコアロフトですがNucleiはまた別枠のアイテムになってきます。

一番の特徴は「重量」

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化繊綿でありながらSサイズで専用スタッフサック込でこの軽さ。

Atom LT()のSサイズ(スタッフサック無し)と比べてみると

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約72gの差が出ます。そしてAtom AR()との差はコチラ

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約166gの差が出ました。単純にジャケット内に封入されている中綿の量で見るとNucleiは、

Atom LTより多くてAtom ARより少ないという中間のポジション。しかし、重量はどちらよりも軽いんです。

この重量の差は中綿の量だけで出るものではありません。

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ジャケットの中の様々な部位に軽量化が施されています。

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袖口のリブはAtomシリーズと比べ極めて細い仕様。

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裾のドローコードも片方のみにすることでグラム単位での軽量化。

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フードはヘルメットの上からでも被れるサイズ。クライマーのビレイジャケットとしての機能も備えています。
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フードのドローコードは後頭部のみなので頭囲を固定することは出来ますが、顔回りを調整することは出来ません。

削れるトコロをギリギリまで削ぎ落しています。

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ポケットは必要最低限のサイズに抑えていますが、手はスッポリ入るサイズなのでハンドウォーマー

として使えます。

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左ポケット内には取り外し可能なスタッフサックが入っており、カラビナループ付きなので

ハーネスやバックパックから吊り下げておくことも可能です。

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そして、生地に使用されているのが東レの軽量ナイロン素材「arato」

独特のパリっと感があり、着た時の柔らかさではAtomが勝りますが軽量化と強度のバランスを保つうえで

選ばれたファブリックであると思います。個人的にはこのパリっと感が強度がありそうで好きです。

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(モデル:身長163cm/体重54kg/XSサイズを着用)

カットは体にピッタリめにフィットするトリムフィットなので、下に沢山着こむことは出来ませんが

面積が少ない分、小さく収納することが出来ます。

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左がXSサイズで真ん中がSサイズとなっております。ナルゲン1Lボトルとほぼ同等のサイズ感で

化繊のジャケットの中ではかなりコンパクトになる方です。重量・収納力・機能性のバランスが

とても取れているのでクライミングのビレイジャケットとして、さらには秋のファストパッキングの

インサレーションウェアにもお勧めです。

少量ですがW'sモデルも御座いますので是非()

 

本日もブログは、引っ越しの準備でバタバタの松下がお届けしました。

庭スペースにピザ釜を作ろうと画策中….。

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