日中と夜の寒暖差に中々身体が慣れません。家を出る時は暑くてショートパンツで丁度良いけど、帰宅する時間帯になると寒くて後悔する…。もちろん、山でもそう。登りは暑い、でも下りは肌寒い。この季節は何を穿けば正解なのか正直分からないところ。それならば、ショートパンツとロングパンツの間のパンツを穿きましょう。
THE NORTH FACE Flexible Ankle Pant ■
2WAYストレッチ素材を使用し、ナチュラルな風合いに仕上げたくるぶし丈のパンツ。昨年も秋頃に取り扱いのあったモデル(過去のブログはコチラ■)で、穿き心地を気に入って頂いた方には2色お買い上げ頂く事もありました。
ストレッチの効いた生地は足上げも良いので、スポーツシーン全般にもお使い頂けます。
【モデル身長:約163cm、体重:約55kg、Color:K、Size:Sを着用】
フィットは細めでタイツとパンツの中間の様な穿き心地。生地は薄めなので今時期のハイクや自転車、普段履きにも使えますし冬場のランニングやトレーニングウェアにもおススメ。
【Color:UN、Size:Sを着用】
今季はK(ブラック)とUN(ネイビー)の2色が入荷。季節を問わず着回しやすいカラーです。ロングパンツと違い少しだけ足首が出るアンクルパンツ。気温の高い日は素足にサンダルのスタイルで穿いてより涼しく、肌寒い日にはロング丈のソックスを合わせてあげれば微妙な体温調整が出来ます。
もう一つ、ノースフェイスのパンツでおススメの一本があります。
THE NORTH FACE DoroLight pants ■
今から十年程前、ノースフェイスからアルパインライトパンツが発売されました。細身の形で、山で使用する為に立体裁断で仕立てられいるのですが、街中に溶け込む事も出来る汎用性の非常に高いパンツ。私自身も、発売当初から愛用しています。ただ、生地が中厚のソフトシェル素材なので今時期は暑くて穿けません。そこに登場したのがドーロライトパンツ。
アルパインライトパンツの形は継承しながらも、素材をポリエステル100%に。「防風性」の面ではアルパインライトパンツの方が優れますが、「通気性」と「吸汗速乾性」はドーロライトパンツの方が勝ります。生地も薄めで今の時期にも快適に穿く事ができ、コットンの様なナチュラルな風合いなので見た目がテクニカル寄りになりすぎません。
生地に使われているのは帝人の「SOLOTEX」でストレッチが入っているのですが、伸びた状態から元に戻る形状維持の性能が高いのも特徴の一つ。形状が崩れないので立体裁断の形が維持されるだけでなく、シワになりにくいという機能も備えています。旅行の際、ショートパンツで出かけて寒い時用にカバンに忍ばせておけば、パっと取り出してサッと穿いていれば直ぐにシワが無くなります。こういった機能が山で使う方だけでなく、意外とオフィスワーカーの方にも人気なのです。
【モデル身長:約163cm、体重:約55kg、Color:K、Size:Sを着用】
アルパインライト同様、綺麗目なシルエットでシャツ等との相性もバッチリ。サラサラの肌触りで穿き心地も良い。「今日は何を穿こうか…。」と迷った時、無意識に手に取ってしまう事間違い無しのパンツ。
【Color:NT、Size:Sを着用】
【Color:UN、Size:Sを着用】
私の身長でSサイズが丁度なのですが、少しだけ丈が余ります。切って直してあげても良いのですが、ミドルカットのトレッキングシューズ等に合わせた場合、上の写真の様に余った裾をカポっとシューズに被せればゲーターの役割もしてくれるので長めなのも意外と便利。普段穿く時にはロールアップして踝を出してあげれば、涼しく使う事が出来ます。
「定番」な形になりつつあるシルエットですが、素材を変えたりして常にアップデートをかけてくるのがノースフェイスらしいところ。数日前にご紹介させて頂いたAXESQUINのハザカヒ■と合せて、季節の変わり目に快適に穿けるパンツ達です。
本日のブログは最近、藍を育て始めた松下がお届けしました。