早いもので、OMM JAPAN 2019がもうすぐそこまで迫っています。毎度の事ながら、準備をしだして装備が決まるのはギリギリ。レース直前にようやく決まる。そして、予め決まっているのは夕飯の「おでん」と「アルコール」を何かしら持っていくこと。「レース」と銘打たれているものの、個人的には「お祭り」に近い感覚なので安全に楽しんでなんぼだと思っています。
そして快適に楽しむ為には、ウェアも万全に。今回のブログでは、レインウェアやインサレーションの様にメインの装備ではなく、装備の必携品となりながらもサブとなる予備ベースレイヤーにおススメなアイテムをご紹介させて頂きます。
patagonia Capilene Air Crew ■
1日目を走り切って、キャンプ地に着いたらこれを着ましょう。ニュージーランド産メリノウール51%とキャプリーン・リサイクル・ポリエステル49%混紡素材は通気性に優れているので身体が少し汗ばんだ状態で着ても問題なし。むしろそれぐらいの状態で着替えればウールの特性で汗冷えを殆ど感じずヌクヌクと過ごせます。
ウェア全体に縫い目のない3D構造は摩擦の要因を解消し、生地もふんわりとしているので空気の層をしっかりと作ってくれます。
私は昨年のOMMレースでCapilene Air Hoody ■を予備のベースレイヤー兼、パジャマとして持っていきました。シュラフに入ってバラクラバになるフードを被れば首回りから顔まで温かくなるので快適に眠れます。個人的にかなりおススメの装備です。
そして、今回の会場である霧ケ峰、車山高原エリア。確実に気温が下がる事が予想されるのでこの新アイテム達の導入を検討中。
finetrack DRY LAYER WARM シリーズ ■
ファイントラックと言えば「ドライレイヤー」が有名。汗の濡れ戻りを軽減してくれる機能は寒くなる季節の必需品。そんなドライレイヤーシリーズ史上最高の保温性を持っているのがDRY LAYER WARMなのです。
前モデルのアクティブスキンよりも温かく、定番アイテムのスキンメッシュと比べて1.5倍も保温力が高いのです。そして、糸を構成する繊維1本1本の太さを細くして数を2倍にしています。そうすることで機能だけでなく肌当たりが柔らかくなり長時間の着用も快適に。高耐久の抗菌防臭加工も施されているのでオーバーナイトでの使用も問題ありません。
今回考えているのはドライレイヤーウォームT■を「ドライレイヤー」としてではなく「保温力アップ」の為ブースターとして導入すること。現場の気温に応じてスタート時から着用するかもしれませんが、テント場~2日目の早朝の動き出しの間に着用することを想定。そしてレース後は雪山を滑る時に着用。(これが大事。レースの後にも活用出来るアイテムの方が断然お得ですから)
入賞を狙って本気で攻める方も入れば、キャンプ地で美味しいご飯を食べたり、綺麗な風景の写真を撮ったり。「レース」の中では、それぞれの楽しみ方が本当に多い。それがOMMなんです。初めて参戦される方は不安の方が大きいとは思いますが、装備に関してご相談があれば是非店頭へお越し下さい。特に寒さに対しての準備は万端に!
本日のブログは、レースに向けて色々と散財しそうな松下がお届けしました。