こんにちは!5月もあっという間に終わり、気温も上がってきて夏まであと少しということろまで来たなと思います。
そんな中、今シーズンからステップアップしてアルプスやテント泊などに行こうという人も多いのではないでしょうか。
そんな人におすすめの登山靴の紹介です。
今回は私、スタッフギガも愛用する、LASPORTIVAのAequilibrium ST GTX(エクイリビウム ST GTX)について紹介したいと思います。

自分はこれまで夏山用にマウンテンクルーザー800、冬靴にスカルパモンブランPRO、低山用にトレールウォーカーや革靴など山岳部時代から履きつぶしてきました。そんな中でも今回紹介するエクイリビリイウムは一番履きやすく、グリップも強くとてもいい靴でした。
そんなエクイリビリイウムの機能面やスタッフギガが履いてみたインプレッションもあるので是非最後までご覧いただけると幸いです。
まずは外観から見ていきましょう!!
外観
一番最初に目につくのは、近未来的なデザインと厳ついソールデザインです。
機能美をそのまま形にしたかのような、攻めたテック感と色使い。一目見ただけで、ほかの登山靴とは
一線を画す見た目になっています。

またシューレースは2色のシューレースをつなげ交互に組み合わさる仕様になっています。スポルティバの遊び心をうかがえます。
私も最初は見た目に惹かれ手に取ったことを覚えています。とにかくかっこよく男心くすぐられる見た目をしていますよね。
ただこのシューズ、もちろん見た目だけではないんです。
次は機能面を見ていきます。
機能面について
2H:DOUBLE HEEL

ここから紹介するのは「DOUBLE HEEL」(ダブルヒール)という機能です。名前の通りヒールに二つの機能があるんです。一つはブレーキ性能、もう一つはアクセル性能です。相反する二つの要素が踵に詰まってます。
最初にアクセル性能について。アクセル性能とは歩く時の足運びをアシストするための機構です。
アウトソールの踵側を大きく斜めにカットすることで、歩行時にソールが地面にコンタクトする位置を足の軸に近くすることができます。そのため踵の接地時からその後の足の回転にかけての安定感が増します。


この写真を見ると踵の末端が切り落とされていることが分かります。
もう一つポイントが、地面とコンタクトするポイントがこれまでのソールより広く、点でとらえていたものを面でとらえることができます。
写真を見てもらえばわかる通り接地面積が大きいのが分ると思います。


これにより足の軸がぶれることなく歩いていくことができ、長時間の歩行でも疲れにくい靴を実現しているのです。
実際使ってみると、踵を落としたことによる効果を体感できました。林道歩きなど平たいところで特に効果を発揮していて、安定感をもって歩くことができます。
次はブレーキ性能。いわゆるグリップ力というやつです。やはり登山靴に求める性能として大きな割合を占めるところではないでしょうか。ソールを見てみると説明不要なぐらいグリップ感が伝わってきます。

土踏まずに近いラグはまるでニホンカモシカの蹄のよう。前側にハの字になった造形のおかげで地面をしっかりホールドしてグリップをきかせてくれます。
岩の上でのグリップもとてもよく、ヒールラグが岩の凹凸とかみ合い強いグリップを発揮してくれます。
一歩一歩しっかり踏みしめながら歩くとその効果を体感することができると思います。
3DフレックスシステムEVO

歩行性能関連でもうひとつ紹介します。「3DフレックスシステムEVO」この機能はトラバース時など足元が不安定なときに足首をしっかりホールドしつつフレキシブルに稼働させる機能です。
これにより斜面でソールを広く使うことができ、グリップ性能が上がります。また足首をホールドしつつも足首の可動範囲を確保できるので、疲労軽減にもなります。

ちなみに踵にはコバが付いており、ワンタッチアイゼンに対応しています。残雪期の登山などアイゼンを使う山行もカバーしてくれています。
素材

岩や木など障害物にあたりやすいアッパー部にはハチの巣状の強強度素材「ハニカムガード」を使用。ライナーにはGORE-TEXパフォーマンス コンフォートを使用し高い耐水性を実現しています。雨天での使用や、渡渉、雪上での使用でも安心して使うことができます。
インプレッション

ここからは私自身が履いたインプレッションを書こうと思います。
まず履いてみての最初の感想は「軽い!」でした。重量はおよそ630g。実際このレベル帯の登山靴としては軽いほうではあるのですが、数値以上に軽く感じました。フィット感もとてもよく、足と一体化するような感覚で歩くことができました。
一番感じたことは、グリップの良さです。ガレ場、土、落ち葉の積もった登山道など、滑るかも??と思うような地面でもしっかりグリップして、地面に吸い付くようにグリップしてくれます。これまで使ってきた登山靴の中で一番グリップするなという印象です。
足裏関係でもう一つ。この靴触るとわかるのですが、ソールが結構固めです。力いっぱい曲げようとしてもちょっとしか曲がらないぐらいには硬いです。そのソールの固さとは裏腹に、足裏の感覚がとても分かりやすくなっています。正直驚きでした。山を歩く上で足裏の感覚というのはとても重要で、どんな地面を歩いているかだけでなく、バランス感覚においても重要な役割を担っています。その足裏感覚も強いグリップ力に一役買っているのではないでしょうか。

永遠続く釜トンネルも足元は絶好調です。
※インプレッションで使用した2枚の写真は1月の上高地で撮った写真です。この靴はスリーシーズン用の登山靴なので保温材も入っておらず、凍傷などのリスクがあり厳冬期の使用はできません。ギガの足は寒さを感じないように訓練されています。あくまでも3シーズン用とお考え下さい。
注意点もひとつ。足幅が少し狭めです。私はそこまで広い方ではないですが、それでも少し狭いかなと感じます。
私が履いているサイズはEU40サイズ。足の実測は25.5cmです。私がピッタリ目の靴が好きなのでつま先が当たるギリギリになっています。横幅もタイトでしっかりフィットしてくれています。
完全に個人の感想になってしまうので、店頭で試し履きをお勧めします!
靴自体の性能も大事ですが、足との相性が何より重要です。


ちなみにエクイリビウムST、色が3色ありCarbon/Lime、Black/Yellow、レディースモデルでBlack/Hibiscusとあるのですが、足型は同じものを使っており形は男女同じになっています。なのでサイズさえ合っていればどのカラーを選んでいただいても大丈夫です。私はレディースモデルを選びました。
レディースモデルの方がいい色あるのはあるあるですね・・・
まとめ
ここまでエクイリビウムの紹介をさせて頂きました。
一足ででマルチに遊べる登山靴になっています!
是非店頭で手に取ってみてください。
なお、インプレッションに関してはギガ個人の感想になっています。参考程度にお考え下さい!
最後までご覧いただきありがとうございました。ギガでした。
