ちょい薄生地で今から活躍してくれるロングパンツ。。patagonia, THE NORTH FACE, HOUDINI, ARC’TERYX

先日、面白い記事を読んだ。(ChatGPT まるわかり “異次元” AIの衝撃→■)

簡単に言えば、AIが物凄い身近なところまで来ており、そのAIが今まで人が考えていた事を短縮化し作業効率アップや、1つのアイデアとして参考に出来るレベルにあるという事。そして、このサービスに恩恵を受ける人もいれば、警告を鳴らす人もいるという事。

この記事を読んで、改めて物事の進化が次のステージを作っている事を実感したし、その進化が決して悪い事ではないという事も十分に理解した。

車にオートマ車が出たことで運転が容易になり、多くの人がドライブを楽しむ事が出来るようになった。
今まで分厚い辞書で調べていた言葉の意味など、キーボードで叩けば分かるようになった分、他に充てられる時間が増えた。
遊びの道具が進化する事で、遊びの技術習得が早くなり、時に安全も昔に比べて担保出来るようになったとも思う。

ただ、AIの進化はこのレベルではない、人としての本質を奪ってしまうような進化なのではと思ってしまう。今以上にAIが進化をすると、人は考える・判断するという機会が少なくなり、結果、脳が退化するのではと、子供のような発想をも抱いてしまうし、ターミネーターやマトリックスのような時代が現実化するのではと考えてしまう。

人が人から教わらなくなり、人が人を育てなくなる時代。AIが出してくる答えは、企業的にも政治的にもコントロールしやすくなり見せかけの自由の中で家畜化されていくのか、はたまた、「人権」という概念が生まれたように、新しい価値観や感覚が1つのベースに置かれて生きる時代が来るのかもしれない。

兎に角、記事を読んで、驚きと怖さと寂しさなど色々な感情が湧いて、頭と気持ちがグチャグチャしてしまう。

そうか、この感情をどうすれば良いのかAIに聞いたら良いのか!!


ちょい薄生地で今から活躍してくれるロングパンツ。
patagonia, THE NORTH FACE, HOUDINI, ARC’TERYX

前回私が書いたBLOG「ちょいルーズでカタチの良いパンツ patagonia, THE NORTH FACE, AXESQUIN, PAPERSKY WEAR」に引き続き、今回は、今現在moderateに入荷しているアイテムの中から、ちょっと薄めの生地で今から活躍してくれるロングパンツをご紹介させて頂きます。


patagonia /  Terrebonne Joggers(→■)

発売当初は、patagoniaでは秋冬シーズンにしかリリースされていなかった製品ではありますが、その使い勝手の良さに今では通年アイテムとしてラインナップされているTerrebonne Joggers。

スリムフィットを採用したジョガーパンツは、適度のストレッチを上手く活かしつつ無駄なダボ付きがないシルエットが、実際にジョグなどには非常に穿きやすく、冷涼なシーズンは実際にこれでトレイルやロードを走り、また、今時期であれば、走る場所へ向かう時の移動着やアップ用のパンツとしても非常に便利なアイテム。

ウエストは、シンプルにゴムとドローコードで調整する事が出来るタイプ。フロント側には何かと便利なハンドポケットがあり、右側お尻にはジッパー付きポケットが配されています。

ジョガーパンツだけあって裾は適度に絞られており、その絞りとスリフィットが相まって非常に綺麗なシルエットのパンツに仕上がっております。

程よいストレッチによる足上げの良さと、ジョガーパンツならではのシルエットの良さと、そして、生地の薄さから、普段での着用は勿論のことながら、これからの登山にも非常にお勧め出来る1本。

(179cm /65kg / size:M)

ちなみに、アンオフィシャルな方法になりますが、ハンドポケットにパッカブルにする事が出来るぐらいコンパクトに収納する事も出来ますので、本当に色々なシーンに持ち出しやすいと思います。

 


THE NORTH FACE / Doro Light Pant(→■)

言わずと知れた、THE NORTH FACEの中で非常に人気の高い薄めのソフトシェルパンツ。

今回ご紹介するパンツの中では一番厚みはあるものの、一般的なソフトシェルパンツの中では薄めに入る生地厚。ストレッチ性も非常に高く、今回ご紹介している他のパンツでは、薄さ的に強度面で少し心配に感じるような方や、もっとストレスなく足上げが出来るモノをお探しであれば、間違いなくこのDoro Light Pantがお勧め。

ウエストは、スナップボタンと前たてジッパー付き+ドローコードでウエスト調整も可能なタイプ。

軽めのテーパードシェイプのお陰で非常にスッキリとしたシルエットなっています。撮影ではXLサイズを着用していますが、丈の感じとよりスッキリ感を出すのであれば、Lサイズでも良かったかもという事で、おそらく、多くの方が2サイズ穿いて悩める感じだと思います。


(179cm /65kg / size:XL)

 


HOUDINI / Wadi Pants(→■)

2021年から発売されたHOUDINのWadi Pants。
HOUDINIのベストセラーモデルでもあったSwift Pantsを良い意味でアクを抜いて、さらに汎用性を向上させたWadi Pants。

良くも悪くもSwift Pantsnのサルエルっぽいシルエットは好みがハッキリ分かれていたが、Wadi Pantsに関して言えば、「程よいテーパード」の為、より多くの方に選択肢に入れて頂けると思う。

生地は、patagoniaのTerrebonne Joggers程薄くはないが、透湿性に優れたLiquid Rock生地が、HOUDINI特有の気持ち良い穿き心地と伸縮性をもち、更には、耐久性も兼ね備えた優れもの。

ウエストは、ボタンとドローコードで調整が可能で、良い意味でウエストがボタン仕様になる事で、普通のスタックスっぽいパンツとして街でもスポーティーになり過ぎず穿いて頂くことが可能!

右側のポケットの内側には、ジッパー式のセキュリティポケットとなっており、また、そのセキュリティポケットにパンツ本体を収納する(パッカブル機能)事が可能。

比較的にシワになりにく生地は、そのパッカブル機能と相まって、「コンパクトに持ち運びたい!」トラベルユーザーや、下山後の着替えとして持ち運びたい方にとって非常に有り難い機能。


(179cm /65kg / size:M)

 


ARC’TERYX / Acrople Jogger(→■)

超極薄のソフトシェルパンツ生地を使って作られた、新しく、そして、ARC’TERYXらしいジョガータイプのパンツ。

前回のBLOG(ちょいルーズでカタチの良いパンツ→■)にも入れても問題のないルーズ感のあるシルエット。正直、正統派のジョガーパンツに比べると少し太めになるので、ランニングという部分においては、もしかすると足さばきが悪くなってしまうかもしれあいが、それでもその太さの分、かなり多用途に使えるのではないでしょうか。

ウエストは、スナップボタンと独創的ドローコードで構成されています。実際に、このパンツをフィールドで穿いないので、正確なレビューではないですが、おそらくこのドローコードは調子が良いのではと思っています。その理由の1つに、パンツの外側にコードがある点にあります。

一般的にパンツの内側でコードを結ぶタイプが多い中で、外側でシンプルに引っ張るだけのこのコードは、締める・緩めるの作業の為に、わざわざウエストの内側に手を入れなくても良く、その分手間が省け、更に、フィット感もかなり良いのではと思っています。


(179cm /65kg / size:32)

サイズ感は好みもかなり左右すると思っていますが、裾がしっかり絞ってある分、少し大きめに穿いてルーズ感を出すスタイルでも良いのではと思っています。

ガチで走りたい方のファーストジョガーパンツかと尋ねられれば、おそらく、それであればpatagonia Terrebonne Joggersを間違いなくお勧めしますが、ジョガーパンツ2本目以降の方や、ジョガーパンツっぽくないジョガーパンツをお探しの方で、山から街までマルチに使いたい方にお勧めする1本だと思います


今回ご紹介させて頂いたパンツも、前回同様にマルチに使えるモノも多く、そして、全体的に薄め生地感となっていますので、気になる方は、是非、店頭でチェックして頂ければと思います。

投稿者:飯田

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