この春から取り扱いが始まったtilak(ティラック)。
あまりアウトドアショップでは見かけず、セレクトアパレルショップに一部の取り扱いがある程度で、まだフィールドではほぼ見かけないといってよいブランドです。
実は今年で27年目を数える息の長いブランドで、made in czech(チェコ)にこだわり自社工場でしか生産を行っていないコダワリをもったメーカー。
実際に商品を見ると、そのつくりの良さに驚かされることもしばしば。
秋冬物で現在いくつか入荷してきていて、順次Online Shopにもアップしていきますが、これは本気でカッコイイ!と自分の琴線に触れるものがあったため、一足早くご紹介。
Mig Jacket(⇒■)
model:166cm,61kg COLOR:Khaki Size:XS
ARC’TERYX LEAFのようにtilakにもタクティカルラインがあります。
要は軍モノですね。
実際にチェコ軍に供給されていて、中東派遣向けに開発がされているよう。
日本では街着のイメージが強いtilakですが、ちゃんと山で使えます。
特にこのMig Jacketは、これからの時期にばっちりハマるソフトシェルジャケット。
生地厚も薄すぎず厚すぎずで使い勝手の良い厚み。
ソフトシェルの良いところは行動着として、ずっと来ていることが出来るところにあります。
行動着としてペラペラナイロンのウインドシェルを使用する人が増えてきていますが、まだその薄さや頼りなさげなイメージを持たれている方も多いはず。
また、ヤブこぎや岩稜帯などでの引っかけ・擦れでの破れを気にされている方も多いと思います。
圧倒的な軽さと携行性において右に並ぶものがいないウインドシェルですが、用途によっては向いていないシチュエーションが当然あるわけです。
そんなときに候補として上がってくるのが、Mig Jacketクラスのソフトシェル。
行動着としての役割に重きを置き、ずっと着ているというのであれば薄手のベースレイヤーと組み合わせることで温度調節が可能です。
比較的高い標高の地点へ行く、寒い時期のハイキング等というシチュエーションであれば、もう少し厚手のベースレイヤーと合わせたり、さらにレインウェア等を上から着ることで幅広い温度域・環境で使用することが可能です。
さらにウインドシェルと比較して優れている点は、通気性にあります。
ウインドシェルもある程度の通気性を持ってはいますが、どちらかといえば風を止めるという役割が重要視されるのと生地の特性から、ソフトシェルのそれには及びません。
対するソフトシェルの場合、内部から、もしくは外部からの通気性・ヌケが程よいためウェア内の温度調整のバランスに優れます。
よっぽど気温の高いときや行動量が多いときにチョイスしなければ、ベストな選択だと言えます。さらに使える期間と範囲が広いことも利点となります。
ただその生地厚から、びしょ濡れになってしまうと乾くまでに時間がかる、重くなる等のデメリットはあります。
また、ほとんどのソフトシェルといわれるものにはストレッチ性があり非常に動きやすいことも利点に上げられます。
タクティカルラインであるゆえに、一般のアウトドアウェアとは趣向が違う点もありますが、いつもと違った雰囲気で使うにはかなりオススメのモデルです。
何よりカッコいい!
model:166cm,61kg COLOR:Carbon Size:S
-特徴-
・ハンドポケットが両サイド、縦に2つずつ。
・両二の腕にポケット
・下部のハンドポケットに裾を絞るためのドローコード
・少しゆったりめのフィット感
・オリジナルワッペン3種付属
・ベルクロカフを手の甲側で止めることになる。(一般的には手のひら側)
・4wayストレッチ
・少し短めの丈
・高めに設定された襟
・襟裏はすべてマイクロフリース
model:179cm,66kg COLOR:Carbon Size:S
model:179cm,66kg COLOR:Carbon Size:M
Texted by 眠りについて研究し始めたキョヲヘイ