月末に山行を控え、就寝時の寒さ対策に頭を悩ませる中、心強いスリーピングパッドがEXPEDから届きました!
まずはこの2種類
“EXPED/SYNMAT HYPERLITE M(⇒■),WINTERLITE M(⇒■)”
こちらのSYNMATシリーズは、下のサンプルの写真をご覧いただくとわかるように、中に化繊綿の“Texpedloft Microfibre”を封入した、保温性に優れたエアマット。
HYPERLITEは60g/㎡、WINTERLITEは200g/㎡を封入し、それぞれR値3.3と4.9を誇ります。
長さはどちらも183cm。形状はテーパードがかかったマミー型シュラフのような形。
長方形より軽く、必要最低限のスペースをカバー。
またペアで互い違いに寝る際などにスペースを有効的に使えるほか、隣との距離が近くなるのでお互いの熱を逃がしにくくなるなどのメリットも。
(身長172㎝のスタッフが寝た図)
横から見てみるとそのボリュームに驚かされます。
肝心の寝心地はというと、エアマット特有のフワフワ感はあるものの、他社製品で寝た際に見られる(聴かれる!?)、熱を反射させるシートのわりと耳障りなガサガサ音も無いので、マット上で寝返る際などにもストレスがありません。
バルブは頭の裏側辺りに配置されており、蓋を開けても空気が抜けないよう逆止弁が付いています。
口径が大きいので、口でも割とストレス無く膨らませますが、お勧めはコチラとの組み合わせ。
“EXPED/PILLOW PUMP”⇒Comming Soon…
読んで字のごとくポンプにも出来る枕!
中に膨張するクッションが入っているため、その反発を利用してポンプのように空気を送り込むことで、簡単にエアマットを膨らませられます。
肌触りが良く、起毛したトリコットポリエステルを使用しており、ポンプ機能ありきの単なる枕で終わってない所が魅力です。
もう1種類のマットはコチラ!
“EXPED/DOWNMAT LITE 5 M”(⇒■)
こちらも読んで字のごとく、中にダウンが封入された贅沢なエアマット。
630フィルパワーのダックダウンを使用しており、寝た瞬間にじんわり暖かくなる感じが判ります。
R値は4.1ですが、それ以上の保温力があるような印象。
こちらは比較的寝相の自由が利く長方形型で、長さは183cm。
幅はSYNMATの最大値と同じ52cmですが、両サイドのバッフルは少し太くなっており、体が外に落ちていかないようになっています。
またバッフルの間がしっかり溶着され、区切られているため、先のSYNMATより安定感を感じる寝心地です。
こちらにはMINI PUMPがセットになっているため、これだけ買えば最初からポンプで楽にマットを膨らませられます。
3商品のパッキングサイズはこちら。
SYNMAT HYPERLITEはほぼNALGENE1Lと同じサイズとなり、予想以上にコンパクトです。
WINTERLITEもR値4.9の冬向けマットとしてはかなり小さくなる優等生。
重量比はこちら。
HYPERLITEは最近大好評のKLYMIT社“STATIC V Junior”(⇒■ ※R値1.3)の重量369gに迫る勢い。
WINTERLITEは同ブランド“STATIC V 2”(⇒■ ※R値1.3)の重量463gを下回っています!!
ちなみに全モデルスタッフサック、リペアキット、DOWNMATはMINI PUMPも含んだ重量(上写真左)です。
DOWNMATはMINI PUMP(上写真右)を削るとおよそ50gの軽量化が図れます。
寝心地のいいマットなのでいっそのことPILLOW PUMPに変えるのもアリですね。
SYNMATはこれからの時期のテント泊で軽さを犠牲にせず、快適な寝心地を追求したい方。
DOWNMATは通年で同じエアマットを使いたい方。キャンプから登山までなんでもこなしたい方。1つ目のエアマットで何を買ったらいいかわからないという方など幅広い層にお勧めできるモデルです。
店頭では現物に寝転がることも出来ますので、是非気になる方はスタッフまでお声掛けください!
自分のいびきに起こされる小泉がお送りしました!