こんにちは、飯田です。
本日テントイベント初日。
いつも車でいっぱいの駐車場も本日はテントがテンコ盛り。
今回は、テントの展示だけではなく、各メーカーさんより短時間のスピーカーイベントを行って頂いたりおります。
●エアマットとウレタンマットの違いについて
●ガスカートリッジと燃焼器具について
●縦走スタイルのパッキングのヘビデューティー・ULについて
また、グロワーズカップのコーヒーの試飲や、サタケのマジックライスの試食なんかもあり、
しかも、初日限定ではありますが、夜の部は駐車場の電灯を使わず「ランタン Night」として雰囲気満点
明日は、生憎の天気が予想されますが、屋根付き駐車場ですので、天候関係なくイベントは開催されます。
テントに興味がある方は勿論、お時間がある方やお近くに来られる予定がある方は是非お立ち寄り頂ければと思います。
(雨天決行ですよ~)
さて、アウトドア遊びで雨天時に活躍するハードシェル。
耐水圧・透湿性に優れたモノ、無駄をそぎ落として軽量化を計り携行性を高めたモノ、はじめての一着としてのスタンダードとモノ。
本当に様々な仕様のモノがあります。
MONTANEから出ていた、SPEKTR SMOCK(⇒■)は、防水・透湿性に優れ、更には無駄を削ぎ落とし軽量なモデルとして、
トレイルランナーやファストパッキングユーザーから非常に人気の高かったアイテム。
しかし、この愛された名品は、名残惜しくも廃盤となってしまい、この春夏からはその血を受け継ぐものとして、「AERO EVENT PULOVER(⇒■)」がリリースされております。
(166cm 61kg size:S)
SPEKTR SMOCKの血を受け継ぐだけあって、e-ventを使用したスモックタイプの防水・高透湿性・軽量シェルといった部分は変わりはありませんが、所々仕様が変わっておりますので、写真で比較しながらお伝えさせて頂きます。
■フィットの違い
( ← AERO EVENT PULOVER / SPEKTR SMOCK → )
AERO EVENT PULOVERは SPEKTR SMOCKに比べフィットがゆったりしています。
俗に言う所の、スリムフィットとリラックスフィットの違いぐらい差があると言っても良いと思います。
ただ、これにはやはり狙いがあり、おそらくレイヤリングを考慮してのフィットの差と考えられます。
(この点については、他の仕様変更を見ていくと、意図的にフィットの違いを出しているものと考えられます。)
■メインの開閉部分の仕様変更
( ← AERO EVENT PULOVER / SPEKTR SMOCK → )
SPEKTRA SMOCKは今まで軽量化の為にジッパーを一切使わずベルクロのみでメインの部分の開閉口を止めておりましたが、
今回のAERO EVENT PULOVERから、止水ジッパーとなりました。
これにより、数グラム重量増しとなりますが、開閉に関してはかなりイージーとなり、行動中の作業性が向上しております。
また、この変更に伴い、開閉口の大きさも多少ではございますが変更しております。
この開閉口の差は、フィットの差と相殺されるような感じとなりますので、AERO EVENT PULOVERが開閉が小さくなったから脱ぎ着に支障があるかと言えば、フィットがゆるくなっている分ほぼゼロと感じます。
ちなみ、AERO EVENT PULOVERのハーフジップ部分は、常にジッパーの部分がアゴに当たらないようにとオフセットされております。
勿論、少し暑い時にジッパーを下げると、オフセット分襟元がプラプラしてしまいますので、その時はスナップボタンを用いて
留めて頂くとスッキリします。
■袖口の変更
( ← AERO EVENT PULOVER / SPEKTR SMOCK → )
SPEKTR SMOCKがリブ袖で、最低限のフィットと瞬時に腕まくりが行え、ずり下がりにくい仕様だったのに対し、AERO EVENT PULOVERはベルクロ仕様となり、より確実手首周りを締め上げる事を目的とされています。
余談ですが、この仕様の違いは、どのブランドでも、ランカテゴリーからリリースされているウィンドシェルと、トレッキングカテゴリーからリリースされているウィンドシェルとを見比べて頂くと同じようなパターンとなっている事が非常に多いです。
■裾の仕様変更
(↑AERO EVENT PULOVER / SPEKTR SMOCK ↓)
袖口同様に、AERO EVENT PULOVERはよりしっかり密着するようになっています。
■肩口の縫製方法の変更
(↑AERO EVENT PULOVER / SPEKTR SMOCK ↓)
AERO EVENT PULOVERからは、ラグランスリーブに変更しつつ、肩周りのフィットを少し大きめにとってありますので、
レイヤリングで肩周りが大きくなっても動かしやすいようになっています。
以上の変更点以外にも細かな変更は沢山あります。
これらを総じて、SPEKTR SMOCKはトレイルランニングやスピードハイクの方に嬉しい仕様になっていた物が、
AERO EVENT PULOVERになり、よりトレッカー目線で作られた仕様となっています。
勿論、どちらのJKTもそれらのシーンでお使い頂くことは可能ですので、お使いになられるご自身で、
何を重要視するかを考慮してお選び頂ければと思います。
ちなみ、SPEKTR SMOCKは廃盤モデルとなっておりますので、店頭在庫が無くなり次第終了となります。
冒頭でもお書きしましたが、明日も、テントイベントを行っておりますので、お時間がある方は、是非ご来場下さい。
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今後のイベント
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