こんばんは飯田です。
6月下旬から8月上旬までのこの時期、アウトドア業界は、ほぼ毎週来年モデルの展示会を東京のどこかで開催しております。
その為、私は、ほぼ毎週のように東京に行っては、朝から晩まで展示会場を走り回っています。
展示会が多い週は、流石に1日の日帰り出張では回れませんので、二日にわたり展示会回りをする事もあります。
今週はまさにソレでしたね。
朝から各展示会場を走り回り、沢山のブランドと沢山の商品をチェックし終わったのが20時。
21時からは、東京のお店さん(⇒■)が主催するグループ ランニングに参加させて頂き、宿に着いたのは24時。
でも、こういのは慣れっこです。いや、むしろ、かなり楽しんでいますね。
そして今回は、宿泊に人生初のゲストハウスを利用!
台東区にあるHOSTEL & BAR LOUNGEのNui(⇒■)
ホテルの1階は、オシャレなラウンジバーで、上の階が宿泊スペースとなっています。
私が宿泊したのはドミトリータイプで一泊3,000円
1つの部屋に2段ベットが4つ置いてあり8人の相部屋。
カーテンのみで仕切られたベットの枕元にはコンセントと読書灯がひとつのみ。
ベットから少し離れた所に木製のロッカーがあるが、セキュリティーを高めるには南京錠が必要。
館内はWifi環境も整っており、6階までいけばコモンスペースもあり、フリーのパソコンや冷蔵庫やキッチンもしっかり整っています。
バスルームに行けば、ボディーソープとシャンプーとドライヤーが完備、ただし、ドライヤーは0時~8時までは使用不可。
寝泊りするには最低限のサービスで、ある意味ミニマルなスタイル。
(それがゲストハウスだよ~!!って言われればそうなんですがね・・・笑)
僕にとっては、快適性より楽しさが勝るので非常に良い経験が出来ましたね!
そして、もう1つ面白かったのが、出張の宿泊先を訊ねて頂いたメーカーさんや知人の反応。
今までは、基本カプセルホテルを利用する事が多く、それを伝えると「うわぁ~大変ですね~」という反応。
僕はカプセルホテルが持つ、あの”東京感”が好きで選んでるんですが、出張で来ているの為か”大変”と思われる。
その一方で、今回はゲストハウスですと言うと「楽しそうですね!」と言われ、しかも、Nuiを知っている方になると「あ!良いですね~」という高評価を頂ける。
これが、良い意味で非常に不思議で面白い!
価格で言えばカプセルホテルの方が高く、その分サービスやセキュリティーや快適性で言えばカプセルホテルの方に分があるのに、ゲストハウスの方が評価が良い。
僕からすれば、どちらも寝泊りする行為に対しては一緒だし、どちらも苦にならないのに、結局そのパッケージの違いで評価がかなり変わってくるんですよね。
旅行者が多く利用するイメージがあり、トラベーラーの楽しさとオシャレ感が漂うパッケージで包まれた宿泊施設の「ゲストハウス」と、仕事の都合で利用するイメージがあり、サラリーマンのオジサンと苦労感が漂うパッケージで包まれた宿泊施設の「カプセル ホテル」。
ようするに、その"パッケージ”ひとつに価値観生まれ、その結果、宿泊に対してイメージが変わってくる。
お客様に読んで頂いているブログで、店の人間が言うのも変な話なんですが、ビジネスってこのパッケージが重要だったりもするんですよね。
これ以上思いを書くと本当に長くなるので、このあたりでこのお話は終わりにしますが、これからも、より多くの方に良い価値観を持ってもらえるように、moderateらしいパッケージでアウトドアを包みご紹介していければと思います!
本当に、長くなってすみません。
Mountain Research等手掛ける、……. ResearchがつくるバックパックのAnarcho Pax 第二段が入荷してまいりました!
Walker(⇒■)
パラフィンコットンとイタリアのカウレザーで作られた背負子型のバックパックは、パーツにプラスチックを使用せず作られている為、実にクラシカルなアイテムとなっています。
使えば使うほどエイジングを楽しめる素材のチョイス等は正にAnarcho Paxっといった感じですね。
チェストスラップレザーを使用し、ヘッドスタビライザーは細引きで締め上げる古典的な方法。
勿論、ウエストのベルトも金具とナイロンベルトといったクラシカルさ!
バックのフレーム部分は、パッキングした荷物が軽いときに限り、ハンドキャリーとしてもお使い頂けます。
また、背面に入った緩衝材のパットは取り外しが取り出しが出来るので、岩場等での座る際の簡易的な座布団にもなります。
(かなり細いので、あくまでも簡易的なモノとイメージして下さい。)
ちなみに、このフレームはご自身の体系に合わせて実際に曲げて頂く事で、よりフィット感を高める事が可能となっています。
フェルトとレザーで作られたショルダーストラップは、
下の写真のコードを調整する事で、肩幅に合わせてフィッティングを変えることも可能。
また、そのショルダーストラップは、金属のパーツをOリングで留めた仕様となっており、ショルダーストラップが経年劣化した際に交換が出来る様にもなっています。
(これには、本当に驚かされましたね!)
バックそのものは、パラフィン加工のされたコットンで作られているので、小雨程度であればしっかり水を弾いてくれますが、それでも中に入れたモノを濡らさない為に、防水のインナーバックが付いてきます。
勿論、バックの中で荷物を分ける為のスタッフバックとしてもお使い頂けますので、汗や水で濡れた衣類やタオル等を入れるのにも便利ですよ!
容量は25Lと日帰りから、この時期の一泊二日の街への旅行には丁度良いサイズだと思います。
(179cm / 64kg)
是非、日帰り登山や野フェス、夏の旅行に是非お選び頂ければと思います!