寒い日がまだまだ続きます。でも寒いからこそ使える道具があるのです。そうです。薪ストーブです。
Petromax loki【■】
三本足に長い煙突、半円型の黒いボディー。遠くから見てもソレと分かるデザインです。アウトドアマンなら誰もが一度は憧れるアイテムの一つではないでしょうか。
正面にある丸い蓋が印象的。蓋の持ち手を下げるとロックが掛かる作りになっているので、内部に詰めた薪が崩れても勝手に開いてしまう心配はありません。
意外と大き目の薪もスッポリ入ってしまいます。開口部は直径約14.5cmあるのでこれだけ大きく開けば大人が奥まで手を突っ込むことが出来るので灰を掻き出すのも楽々。蓋を開けたままにして中の炎の揺らめきを眺めるのもアリですね。
そして、薪ストーブ定番の機能も備えています。天板部分を….
ポコっと外して….
コンロに早変わり。スキレットや鍋で調理は勿論のこと、かまどでご飯を炊いても良いですね。あと、気になるのは収納性と組み立ての仕方….
パーツは、本体と煙突のみ。煙突はバラして本体の中に収納が可能。
全部で5本ある煙突パーツですが一番右のパーツだけ少し違うのにお気づきでしょうか。
このL字に曲がったレバー。回すことで煙突内の空気の動きを調整出来るようになっているのです。
こちらが閉じた状態。空気の動きに制限をかけて炎の勢いを弱めたい時に使います。
そして、開いた状態。空気を沢山動かして炎を大きくする時に使用。
煙突の取り付けは簡単で、どんどん差しこんでいくだけです。思いっきり強く差しこむと抜くときが大変なので少々加減が必要。
コチラが3本差しこんだ長さです。身長163cmの私と殆ど同じ高さになります。
そして、コチラが5本全てを差しこんだ長さ。長さは約240cm程になります。これだけ長くなればテントの天井から煙突を出すことも可能。テント内でぬくぬく過ごすことが出来ます。ただし、くれぐれも換気は忘れずに。
本体の脚の部分は折りたためる仕様で、ピンで固定する作りになっています。そして、ピンを抜いた時に紛失しないようにワイヤーが付いている親切感。このちょっとした気づかい機能が意外と大切です。
脚の先端には突起があり、柔らかい地面でも安定しやすいようになっています。また、穴も開けてあるので少々風が強い日にはペグダウンすることで安心して使用できます。
重量は、約12kgと大人の男性なら片手で運ぶことが出来ます。焚火とは違い、木の燃焼ガスを閉じ込めて燃やすので薪の消費量は焚火より少なめで経済的です。当店、1台のみの入荷となっております。気になる方は、是非店頭にてご覧下さい。
重たい物を運ぶ時は「これは作業じゃない。トレーニングだ!」と心の中で自分に言い聞かせている松下がお届けしました。