Muela のナイフ達。

先日の大雨で近所の川が濁流と化していました。ここ数年、集中的な大雨が降ることが当たり前のようになってきていますが、やはりこれは「普通」ではないし近いうちに自分達の問題へと直結する出来事でもあるのだと思うと非常に怖くなります。良くない方向への環境変化に対して自分に効果的なアクションが何か出来るのかと問われると明確な答えが出てこないのが本音。でも、効果があるかもしれないアクションは出来ます。何もしなければ0のままですが、何かすれば0.1になるかもしれません。

 

その一つとして、7年ほど前に旅へ出かける時に手に入れたゴールゼロのソーラーパネルを引っ張りだしました。一時、行っていた携帯電話のソーラー充電を今日からまた行いたいと思います。出来ない日の方が多いかもしれませんが、今出来ることの一つとして。ちなみに、当時の携帯出来るタイプのソーラーパネルブランドはゴールゼロ一択でしたが、今はよりコンパクトなタイプのコチラ■も登場しています。

 


閑話休題

 

本日のブログでは、スペインのナイフブランドMuelaからナイフを数本ご紹介させて頂きます。

 

Muela GAUCHO-12R パッカーウッド

ガウチョは、刃の形状や持ち手に癖が無いのでキャンプやBBQで食品を切る際に使いやすいタイプのナイフ。使用されている金属はドイツ製のステンレス(X50CrMoV15/57-58HRC)でヨーロッパでは包丁等にもしようされています。

 

渋い色目の持ち手はパッカーウッド(積層強化木)を使用しており、原木を厚さ0.5mmから1.5mmに加工した後に加熱圧縮して作られる素材で、非常に強度が高く装飾性にも優れているのが特徴。

 

フルタングで無いのでバトニングは出来ませんが、全長230mm、刃長120mmと果物ナイフより少し大きめぐらいのサイズ感でキッチンでちょっとした食品を切るときにも使いやすいナイフです。

 

 

Muela|KODIAK10 Stag (写真上)

Muela|KODIAK10 Cocobolowood (写真下)

コディアックはドロップポイントでオーソドックスな形状をしたナイフ。故に癖も少ないので初めての一本にもおススメ。使用されている金属はガウチョと同じX50CrMoV15/57-58HRCなので錆に強く、手入れも簡単に行えます。

 

フルタングなのでバトニングでの使用も可能。持ち手は鹿の角を使用した物(写真上)とココボロの木を使用した物(写真下)の2種類。鹿の角は全く同じ模様は無く、独特の光沢と表面の凹凸による手への馴染み具合が魅力的。ココボロはとても硬いのが特徴で、強度の面においては非常に高いレベルの木材。デザインは勿論ですが、手に持った時のしっくり感で選んで頂ければと思います。

 

 

付属するレザーのシース(ケース)にはベルトループが付いているので、腰本へ装着しておけば使いたい時にサッと取り出せます。ブッシュクラフトから調理まで幅広く使える一本です。

 

 

Muela|VIKING.J-11B

スカンジグラインド形状の刃でブッシュクラフトでの使用に重きを置いているのがバイキングの特徴。使用されている金属はCRYO-Tと呼ばれる極低温処理を施されたドイツ製ステンレスを使用しています。

 

 

「CRYO-T」とは熱を入れて赤くなった鋼を-100℃以下の超低温で冷やす処理の事で、この処理を施すことで非常に硬く頑丈な金属へと仕上げる事が出来るのです。バトニング等のハードな使用を想定しいるが故の作り込みと言えます。

 

 

ハンドルには凹凸が付けられており、グローブを付けた状態でも握りやすくなっています。使用されている木材はバーチウッドで、曲げに対する強さや圧縮性、衝撃に対しての強さに非常に優れており、独特の木目柄がマニア心を擽ります。

 

 

調理に向いているモノ、オールマイティーな使用に向いているモノ、ブッシュクラフトに向いているモノ、それぞれ特徴的なナイフ達。外遊びの相棒に如何でしょうか。

 

本日のブログは松下がお届け致しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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