今年は温かい日が続き、テント泊装備を探している方もまだまだいらっしゃるようですね。
しかしこれから先は一雨ごとに秋が深まっていく様相。
テント泊ともなるとそれなりのプロテクションが求められるシーズンに入ってきました。
そこでこれからの時季のテント選びに是非お勧めしたいテントをご紹介いたします!
“Lightwave|Sigma S10”→■
Lightwaveは皆様ご存知“CRUX”(→■)の兄弟ブランド。
CRUXはエクスペディションなアルパインクライミングスタイルに特化したモノ作りをしているのに対し、Lightwaveは日本の風土にもマッチする高い実用性を備えたテントを作っています。
Sigma S10はハイブリッドダブルウォールとなっており、前室はダブルウォール、他はシングルというユニークな構造となります。
シングルウォールは軽さを出しやすいものの結露し易いというデメリットがありますが、こちらのモデルは本体のシングルウォール3面に“X-TEX”という防水透湿素材を採用。
“X-TEX”はポリウレタンコーティングに活性炭を練り込むことで、優れた吸湿拡散性能を持たせた画期的な素材で、結露のリスクをグンと抑えてくれます。
エントリー側のインナーパネルは上部がメッシュパネルとなり、通気性も良好です。
また特筆すべきはシングルウォール3面とバスタブフロアの驚異的な耐水圧。
その数値はなんと20,000mm。
ランディングが大雨で水浸しになったとしてもこの数値なら心配いらないくらいの高い数値です。
シングルウォールは前室が無く、炊事や荷物のやり場などに苦労しますが、こちらは前室があるため登山靴などを置いたり、もちろん炊事も可能と、シングルとダブルの良いトコ取りなテントとなっています。
室内は80×215×100と、HERITAGEのクロスオーバードームf(→■)より一回り大きいサイズ。
マットを1枚敷いたら残りのスペースにギリギリ荷物を置けるくらいです。
この最低限の空間が室内の熱が逃げるのを抑え、保温効果をもたらしてくれるので、個人的には好きなサイズです。
重量は付属品(ペグ12本、自在付ガイライン6本)込みで1.15kgととても軽量。
収納サイズはスタッフサックが大きめなので、大きく見えますが、ポールを抜けばテント本体はもっとコンパクトに持ち運べます。
中央:Sigma S10
右:Sigma S15(→■)
あまり見かけないビジュアルも相まってマニア心が擽られますね。
居住性の高いSigma S15(→■)もお見逃しなく!
こちらしばらく店内に設営しておりますので、ご来店の際は是非ご覧下さいませ!
小泉がお送りしました!