ARC’TERYX Adahy Hoody は年中使える万能ウェア。

先日、久しぶりに風邪をひいてしまいました。喉の調子が悪いな~と思っていたものの、そのままアルコールを深夜まで煽っていたら案の定ノックアウト。健康である事が当たり前になってしまい自身の身体への気遣いが全く出来ていなかった事に猛省。季節外れのフリースを着込んで大人しく寝ていました。

 


 

風邪をひいた時におススメ!…とかでは無いですが、ARC’TERYCの薄いフリースが万能選手なんです。

 

ARC’TERYX Adahy Hoody 

アークファンの方ならご存知の方も多いと思います。Tシャツ類の上から羽織ったり、ハードシェルの下に着こんだり、何かと便利なAdahy Hoody。でも店頭ではたまに「山に持っていくにはすごく中途半端な保温力。」というお声も聞きます。

 

 

肌触り最高の裏起毛生地ですが、確かに生地厚は「中途半端」と言われても仕方ないかも。でも、よ~く考えてみると「中途半端」が故に年中使えるんです。

 


 

シチュエーション1 低山域の保温着

今頃から、低山域も暑くなります。歩いているだけでも汗だくになってしまうことも。でも稜線に出た途端、風にビューっと吹かれて一気に体温を奪われる。ウィンドシェルを羽織ってもまだ肌寒い。

 

そんな時には、ウィンドシェルの下にAdahy Hoodyを重ねてあげればいいんです。さすがに今時期からの低山ではごついインサレーションの出番は中々ありません。でも、一つ保温着があると何かと便利。

 

ハンモックでノンビリしている時も、少し風が吹くだけで肌寒く感じます。休憩中に羽織る軽めのインサレーションとしても使えるんです。

 

 

 

 

シチュエーション2 春夏は高山域、秋冬は雪山の行動着に

フリースだから通気性は良い。故に汗ばんでも不快感が少ないんです。脇下にガゼットが入っているので腕の動きによって裾も上がりにくくなっています。ストックを使ってガシガシ腕を動かした時でも動きにくさは感じません。テント泊等で早朝の動き出しの際には半袖の上から羽織っておくと適度に身体を暖めてくれます。

 

フカフカの雪を求めてスノーシューハイクへ。そんな時の行動着にも使えちゃう。それは、Adahy Hoodyの生地厚や保温力が中途半端だけど丁度良いから。雪山で体温調整をマメに行いたい方にはうってつけです。冬場は気温に応じてベースレイヤーの厚みを変えてあげればより快適に着こなせますよ。

 

 

シチュエーション3 春秋冬のランウェアに

冬はランニング中に、春秋はウォームアップウェアとして。人間工学に基づいてデザインされており、伸縮性にも富んでいるのでアップやクールダウンのストレッチ時にツッパリ感も無く快適。

 

シチュエーション4 もちろん普段着にも

飛行機や電車、バス等での長時間移動。空調が効き過ぎていると屋内なのに寒く感じてしまうことも。ご旅行の際に一枚あると移動中も快適に過ごせます。

 

スタッフサック(EXPED Cord Drybag UL XXS)に入れてあげれば小さく収納出来るので持ち運びも楽々。カバンの中に忍ばせておけばサッと羽織る事ができます。私は夏場の出張の際にハーフパンツで新幹線に乗ると足元が冷えてしまうので薄手のフリースを膝掛け変わりにすることも。

この様に「中途半端」な生地厚のフリースはとても使えるシチュエーションが多いんです。あとは使い手の発想と工夫次第。沢登りで遊んだ後、冷えた身体が温まるまで着てたり。ちょっと勿体なく感じるかもしれませんが、家でゴロゴロする時に着ても。

気になる方は、是非店頭で着てみて下さい。半袖の上から着て頂ければ裏起毛の肌触りにやられてしまいますよ。

本日のブログは、夜行性になってきた松下がお届けしました。

 

 

 

 

 

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