ウィンドシェルに求める機能と言えば何でしょうか。冷たい風を遮ってくれることは大前提。収納する時は、なるべくコンパクトになる方がいい。登山をメインに使用する場合は、下に薄手のフリースを挟めるように少しユッタリめのシルエット。ランニングメインならばピッタリめ。フィールドで色立ちがいい強めのカラー、それとも普段も羽織りたいから抑え目のアースカラー。一言で「ウィンドシェル」と言っても使い手によって求めるモノはそれぞれ。今回ご紹介させて頂くウィンドシェルは、ずばりシンプル。そんなアイテムになっています。

 

THE NORTH FACE Hybrid Piste

ジッパーやフード、ハンドポケットに袖口のベルクロ、裾のドローコード等々…無くても良いけどあると便利な物を全て廃したピステタイプのウィンドシェル。野球やサッカーのようなスポーツウェアというジャンルでは元々存在している形なのですが、アウトドアジャンルでは中々目にしない形。

 

背面の腰元に一か所ポケットが付いているものの、携帯や鍵等の小物が入る程度のサイズ。シンプルである事の良い点の一つに「故障個所が少ない」ということがあります。アルパインザックの様に過酷な環境で使用するアイテムの作りがシンプルなのもそれ故。

 


 

シンプルな分、超軽量。でも軽いだけじゃない。

腰元のポケットはストーポケットになっています。そこにグルグルっと詰め込んでしまえばあっという間に収納完了。重量の実測値はSサイズ(約82g)、Mサイズ(約88g)、Lサイズ(約93g)と超軽量。さすがにOMMのソニックジャケット程はいかないものの、Lサイズで100gを切ってくるのは凄いと思います。しかし、凄いのはそこだけではないのです。

 

 

写真の白いラインで囲った部分、ここにご注目。この部分、ストレッチするんです。それもウレタン系(ゴム)を使用せずにナイロン複合繊維100%で仕上げることにより、軽量さを損なわずして機能性も確保している優れもの。

 

 

写真の左側がストレッチ部分の裏地、右側がそれ以外の裏地です。明らかに違うのがお分かり頂けると思います。風を受ける前身頃部分には防風性の高い生地を、動きやすさが求められる肩回りから袖口手前まではストレッチ生地を。シンプルな作りの中にも異なる2種類の生地を配し、ベストな着心地を追求しています。

 

 

実際、肩回りや肘回りに動きにくさは感じません。動き出して汗ばむとウィンドシェルが肌にピタっと張り付いて動きにくさを感じてしまうこともあります。特にTシャツの上から着ていると腕回りは直接ウィンドシェルに肌が触れるので仕方の無いことでした。しかし、Hybrid Piste ならばその動きにくさも殆ど感じません。今時期は、ロングスリーブのベースレイヤーを使用する事が多いのであまり気になりませんが、これから春先のシーンではショートスリーブの出番です。そういった時に活躍すること間違いなしのアイテム。

 


 

着用イメージ


【モデル身長:約163cm  体重:約54kg  サイズSを着用】

着た時に感じるのは、やはり「軽い!」ということ。ありきたりな表現ですが本当に何も着ていない様な感覚なんです。左肩に入っている「TNF RUN」の文字はリフレクターにもなっているのでナイトランにもご利用頂けます。走りながら体温が上がってきたらサッと脱いでランパンツのポケットにグイグイ押し込んでおいてもいいですね。ただ、フロントジッパーを廃しているので体温調整の選択肢が着るか脱ぐかの二択しかありません。マメな調整がしたい方にはフルジップタイプのTNFR Swallowtail Vent Hoodieの方がおススメです。

 

本日のブログは、去年の10月にやったギックリ腰がようやく完治しそうな松下がお届けしました。歳を重ねる毎にケガの治りが遅くなってきました….。