冬山の凛とした空気がとても好きです。でも寒いのは嫌。動いていれば暖かくなるのすが、時には暑くなってしまうことも。体温調整する際、上半身はダウンやフリース等のジャケットを脱ぎ着すればいい。でもでも下半身はシューズを履いているうえにアイゼンが付いていて、そう簡単にはいきません。そんな時に便利なアイテムをご紹介致します。
THE NORTH FACE REDPOINT VERYLIGHT SHORT ■
中綿に使用されているのは、過去のブログ■でもご紹介させて頂いたRED RUN PRO HOODIEと同様のTHERMOBALL PRO。AEROGELを粒状の繊維に練り込んだ特殊素材で優れた断熱性と軽さ、やわらかさも備えています。もちろん汗や湿気等の水濡れにも強いのでアクティブなシーンでも着用可能。
左右両方に走るジッパー。このジッパーを使用することで足を上げることなく着脱が可能。つまりシューズを履いたままでも容易に脱ぎ履きが出来るのです。ジャケットの様に脱ぎ着が難しいパンツ。この形を、しかもハーフパンツという丁度良い保温力を待っていました!
表地はマットな風合いで12D PERTEX® Quantum(ナイロン100%)を採用。裏地は10D PERTEX® Quantum(ナイロン100%)を使用しており、光沢があるツルっとした肌触りでロングパンツの上から重ね履きしても引っかかりが生じにくくなっています。肌に直接触れても気持ちが良い感触なのでランニングショーツの上から履いても問題ありません。
お尻に一つだけ備え付けられたポケットが収納袋になっています。サイズ感はソフトボール大ぐらいで重量はSサイズ(約181g)、Mサイズ(約190g)、Lサイズ(約199g)となっておりLサイズでも200gを切る軽量さ。
収納時のサイズはiPhone7と比較してお分かり頂けると思いますが、バックパックの隙間に押し込めてしまうぐらい。10リットル程度のトレランザックなら問題無く携帯することも出来ます。
【着用イメージ】
冬場のランニングは走り出してしまえば身体が暖まってきますが、準備体操やストレッチをしている時はやっぱり寒いです。山の麓の駐車場まで履いていき、体操して走り出す直前にジッパーを開いてパッと外して車の中に置いておく。身体を冷やさずに走り出す為のアイテムとして使えます。トレランパックに入れておけば、途中の休憩スポットで使用することも可能。
サイズをアップしてあげればソフトシェルパンツの上からでも履けてしまいます。ちょっとした休憩時やお昼ご飯の際、腰を下ろすとお尻回りが冷たい…。そんな時に活躍してくれますよ。もちろん、登山靴は履いたままでOK。アイゼンもロングゲーターも外す必要は無し。サッと取り出してジッパーを締めればお尻回りポカポカです。また、スキーやスノーボードのゲレンデライドのインナーパンツとして。BCの際には天気や気温等の状況に応じて付け外しが出来まるのでハイクアップから滑り降りるまでにマメな体温調整がしたい方にもおススメです。
アフタースノーだけでなく、お部屋の中で着て頂いてもOKですよ。朝起きてから暖房が効き出すまでの間に履いたり、車でお出かけする時のひざ掛け代りに。カバンに忍ばせておけば「ちょっと寒いな」と感じるシチュエーションでも活躍してくれます。
タイツの様に一番下に履くわけでは無いので脱ぎ履き楽々。ロングのインサレーションパンツの様にガッチリ保温する訳では無いので、休憩中の寒さ凌ぎやシチュエーションによっては行動着としてしばらく着続けることも出来ます。ありそうであまりなかったハーフパンツインサレーション。寒い冬を乗り越える為の一着に如何でしょうか。
本日のブログはやっと初滑りに行って、筋肉痛の松下がお届けしました。