山と道 5-Pockets Light Pants & Shorts について

moderateでは明日(8/11)から販売となる、山と道 5-Pockets Light Pants & Shorts。

販売日前夜ではございますが、この夏に新たに発売されるモデル、「山と道 5-Pockets Light Pants & Shorts」について、皆さんが気になっていると思われる点について、今回のBLOGで少し書かせて頂ければと思います。

が!その前に、是非とも山と道のオフィシャルサイトで商品ページをチェックして頂く事をお勧めします。

何故なら、正直言って、メチャクチャ分かりやすからです!!(笑)

山と道のオフィシャルページ
・5-Pockets Light Pantsをチェックする。(⇒
・5-Pockets Light Shortsをチェックする。(⇒

よって、このブログでは、素材の事や細かいディテールについては、ほぼ触れていません。先にも書きましたが、皆さんがこの辺りが気になっている点なのかな?と、思われる部分をブログで書いて、少しでもその点を解消出来ればと思っています!


山と道 5-Pockets Light Pants & Shorts について


色合いについて 

今回の 5-Pockets Light Pants & Shortsは、ナイロンとポリエステルを混紡していることにより、素材表面は杢(霜降り)っぽくなっているのが特徴。


(左:LightシリーズのGray / 右:通常の5-pocketシリーズのBlack)

正直、この杢感の風合いについては、少し好みが出るのかなと思っていました。事実、私自身が第一印象としては、ノーマルのプレーンな色合いのが良いと感じました。

しかし、コレが穿いてみるとこの杢感が、めちゃくちゃシックリきたのです!!

色合いから得られる新感覚!

なんでしょうか、杢の感じって、僕の中では少しスウェットをイメージさせる所ががあって、でもスウェットは、あの優しい生地感等があってこそだと思っていました。だからこそ、Lightシリーズの少しハリがありカサカサした生地では、杢感の見た目に対しては、イマイチなのではと思っていました。

しかし、実際に穿いてみると、その印象が大きく変わったのです!

生地の薄さと軽さ、そして、絶妙なストレッチが相まって、めっちゃ動きやすいのに、それでどことなくカジュアル感もある。この見た目の杢感から受ける印象とバッチリだ!そう、言うなれば、表現としては適切ではないかもしれないが、薄くて気持ちが良く、そして、山でも安心して穿ける、まさに、「新感覚のスウェットパンツ。」っとい言った感じでしょうか。

カラー展開は、パンツ・ショーツともに4色ずつ

Brown / Navy / Gray / Olive (L⇒R)

メーカーのオフィシャルなカラーの呼び名は、BrownやNavyといった具合ですが、個人的に表現をすると杢感の事もあってか、Gray BrownやGray Navyといった風に、カラー名にグレーと付けて呼びたくなる色合い。

あと、例えるのであれば、いい意味でソリッドカラーが色落ちしたようなUSED感をもったカラーリングではないでしょうか。


サイズ感について

やはり、一番気になるのはサイズ感ではないでしょうか。サイズ感についてはパンツとショーツでポイントが少し変わってきますので、別々にご紹介させて頂きます。


Light Pantsのサイズ感


(179cm / 63kg / size:M着用)

山と道のオフィシャルページでもありますように、『ロングパンツに関しては、通常の5-Pockets Pantsからシルエットを見直し、太もも部分のシェイプを若干細くし、よりスッキリと美しいラインのパンツに仕上がっています。』と、書かれておりますので、実際に店頭にある5-Pockets Pantsの同サイズと穿き比べて撮影をしてみました。


(L:5-Pockets Light Pants / R:5-Pockets Pants / 共にMサイズ)


(L:5-Pockets Light Pants / R:5-Pockets Pants / 共にMサイズ)


(L:5-Pockets Light Pants / R:5-Pockets Pants / 共にMサイズ)

写真に関しては撮影の具合にもよりますが、特に3枚目の横方向を撮影した写真をご覧いただくと、太ももあたりのシェイプの違いをご確認頂けると思います。

今まで、5-Pockets Pantsのサイズをお選び頂く時、多くの方が2サイズぐらい穿く事が出来きました。(僕で言う所の、Sサイズも穿けるしMサイズも悪くないといった具合に。)そして、多くの方が言うのが、『シルエットは小さい方のサイズが好きだけど、足上げの良さは大きいほうかな~。』っと言った具合。

5-Pockets Light Pantsのサイズを選ぶポイント

5-Pockets Light Pantsに関して言えば、太もも周りのシルエットの見直しにより、サイズを選ぶのであれば、5-Pockets Pantsのサイズ選びで悩んでいた時の、『大きい方のサイズ』を選んで頂いて良いのではと思います。

大きい方のサイズであれば、もともとの全体的なサイズ感による動きやすさに、ストレッチ生地の快適性がプラスされて、それでいて、太もものあたりのシルエットの見直しで、スッキリとした感じが得られる!

(サイコーじゃないですか)


(179cm / 63kg / size:M)

とは言え、全体的に少しゆったりとしたシルエットですので、根本的にゆったりシルエットが苦手な方は、小さいサイズと大きいサイズの2サイズ穿けるのであれば、小さい方のサイズをお選び頂いても良いと思います。小さいサイズを選んでも、ストレッチ性の生地が足上げの良さをサポートしてくれます。


5-Pocket Light Shortsのサイズ感


(モデル:179cm / 63kg)

こちらは、山と道のオフィシャルページの制作ノートの所には、「暑いシーズンのハイキングでも、僕はこれまでの5-Pockets Shortsで十分満足をしていた。でも、山と道のお客様のなかには長距離のトレイルレースやファストパッキングで5-Pockets Shortsを使ってくれている人も多く、彼らの運動量に対してハイキング用に作られた5-Pockets Shortsでは機能的に不十分ではないだろうかと感じることが多くなった。そんな方々に向けて、もっと軽く、さらに足上げもしやすく、身体の一部になるようなショーツを作ろうと思った。」と、書かれております。

また、サイズ感の事が書かれた部分には、『足上げの良さを重視して、従来の5-Pockets Shortsに比べて1サイズぶん丈を短くしました。』と、ありました。

本来であればココで、先に紹介したLight Pantsのように、Light Shortsと5-Pockets Shortsとを穿き比べて撮影出来れば良かったのですが、既に5-Pockets Shortsが完売の為比べる事ができませんでした。

そこで、店頭のトレイルランニング系のパンツと比較して撮影をしてみました。


左:山と道 / 5-Pockets Light Shorts / Mサイズ
中:patagonia / Strider Pro Running Shorts 5in / Mサイズ
右:Teton Bros. / ELV1000 5in Hybrid Short / Mサイズ
※モデル:179cm / 63kg

このように比べると、どことなくランパンのサイズ感に近い事が少しお分かり頂けるのではないでしょうか。


サイズ違いでショーツを穿き比べてみました。


(L:Mサイズ / R:Lサイズ / モデル:179cm / 63kg)

Lサイズを穿く事で、丈感こそ見た目に大きな差はでませんが、なんとなく従来の5-Pockets Shortsを穿いているかのような雰囲気がでます。

5-Pockets Light Shortsのサイズを選ぶポイント

5-Pockets Light Shortsのサイズ選びのポイントとしては、山と道として考えデザインされたコンセプトをしっかりと受け、5-Pockets Shorts同じサイズをそのままチョイスして、トレイルランニング等の激しい動きにも対応出来るショートパンツとしてお選び頂くか、5-Pockets Shortsのシルエット近づける為に、あえてワンサイズアップというのもアリなのではと感じました。

個人的には、制作者のデザインコンセプトを重視したい事と、5-Pockets Shortsと、しっかり差別化出来るように、Light Shortsを選ぶ際は、従来のサイズをそのまま選ぶと思います。


(179cm / 63kg / size:M)

僕的には、「今日はランがメインじゃなく、ハイク時々少しラン」って時があると思うのですが、そんな時に、ランパンのあの動きやすさが欲しいけどあそこまでのスピード感のある見た目は要らないっていうのがあって、まさに、そんな時にも穿きたいのが、この5-Pockets Light Shortsなのではないでしょうか。


最後になりましたが、今回は入荷数も少なく、多くの方にお断りをする状況が既に予想されます。

ただ、個人的には予想を超えるメチャクチャ良い商品だけに、来シーズンにも発売をされる事を願って、BLOGに書かせて頂いた部分もありますので、来シーズン発売される時に、少しでも役立てて頂ければ幸いです!

投稿者:飯田


休業日

先頭に戻る