NORRONA レインウェアー bitihorn ultra light dri3 Jacket と bitihorn dri1 Jacket

6月を目の前に、店頭にレインウェアーを探しにご来店頂くお客様が少しずつ増えております。

moderateでは、THE定番と言われるような類のレインウェアーのお取り扱いが少なく、軽さであったり抜けの良さであったりと、何かに特化したモノが多いのが特徴です。

勿論、それらの特化したアイテム1つで、色々な山や遊びのシーンをカバー出来るとは思っていませんが、お客様の遊び方に合わせて、または、今お持ちのレインウェアーに対してストレスを軽減出来るようなアイテムを少しでもご案内させて頂ければと思います。

今回ご紹介させて頂くアイテムは、NORRONA(ノローナ)のbitihorn(ビティホーン)シリーズからリリースされている軽量系のレインウェアーのご紹介です。


NORRONA レインウェアー
bitihorn ultra light dri3 Jacket とbitihorn dri1 Jacket

BITIHORN(ビティホーン)とは?

NORRONAは、商品をカテゴライズする為にノルウェイの山の名前をカテゴリー名にし、その山での遊び方に適したウェアー等をラインナップし表現してます。

「BITIHORN(ビティホーン)』は、ノルウェーで有名な山の1つ。標高1,607m近くに国立公園がありアクセスの良さで人気を博している山。また、周辺では一年を通し、トレイル・ランニングやライトウェイト・トレッキングに最適な環境となっております。

そんな、bitihorn(ビティホーン)シリーズからリリースされているレインウェアーは、比較的に軽めのアイテムであったり、透湿性の高いモノが多く、日本でいうところの、UL系といわれる部類のモノが多いのも特徴のヒトツ。

今回は、そのbitihorn(ビティホーン)シリーズの中でも、NORRONAオリジナルの防水透湿「dri(ドライ)」シリーズを使ったアイテムご紹介。


bitihorn driシリーズ早見表

品名 構造 重量 備考
ultra light dri3 Jacket 3レイヤー 138g NORRONA 3Lの中では最軽量
bitihorn dri1 Jacket 2レイヤー 212g ベンチレーションあり

ファブリックの違いとトッピック

<表生地>

ultra light dri3 Jacket(左)
滑りの良く光沢感のある7デニール生地を採用。(ストレッチあり)

bitihorn dri1 Jacket (右)
カサカサとしたマット感のある20デニール生地を採用(ストレッチあり)

<裏生地>

ultra light dri3 Jacket(左)
マットな肌触りの7デニール生地を採用

bitihorn dri1 Jacket (右)
一般的な2レイヤーの裏地に施されているウレタン系のコーティングの中でも、べた付きを抑えたコーティングを採用。


各アイテムの詳細


bitihorn ultra light dri3 Jacket
ビティホーン ウルトライト ドライ3 ジャケット(⇒

特記すべき点は、3レイヤーでありながら、Mサイズの実測計が140gを切った138gであること!(個体差で多少の誤差はあると思います)

また、軽さへの拘りからか無駄なモノは一切省く一方で、透湿性はネオシェルを超えるとも言われる優れもの。この後にご紹介するbitihorn dri1 Jacketには、両脇下にベンチレーションが付きますが、高い透湿性を兼ね備えているのであれば、大きなベンチレーションは不要で、右のベンチレーション兼、胸ポケットだけでも良いのかも。

<胸ポケットの裏地>

よくある、ポケットの裏生地がメッシュ生地を採用しているものよりも、ultra light dri3 Jacketのように、ウェアーと同じ生地にパンチングされてベンチレーションとしてデザインされている方のが、安心して小物をポケットい入れられそう。


(179cm / 64kg / size:M)


bitihorn dri1 Jacket
ビティホーン ドライ1 ジャケット(⇒

dri1 Jkacketは、この手の軽量系の2レイヤーのレインウェアーの中では珍しく、両脇下に大きなベンチレーションがあるのが特徴。

2レイヤーと聞くと、裏地のコーティング等の具合から透湿性が落ちるイメージがあありますが、これだけ大きなベンチレーションがあれば一気に換気が出来るので、その2レイヤーにありがちなマイナス面は十二分にカバー出来ると思います。


(179cm / 64kg / size:M)


軽さやコンパクト性が全てではありませんが参考比較として。

<比較アイテム>
NORONA / ultra light dri3 Jacket(M)/ 42,120円
NORRONA / bitihorn dri1 Jacket(M)/ 34,560円
patagonia / Torrentshell Jacket(M)/ 19,440円

<重量>


NORONA / ultra light dri3 Jacket(M)⇒

NORRONA / bitihorn dri1 Jacket(M)⇒


patagonia / Torrentshell Jacket(M)⇒

<コンパクト性>


<L⇒R>
NORONA / ultra light dri3 Jacket(M)
NORRONA / bitihorn dri1 Jacket(M)
patagonia / Torrentshell Jacket(M)


<L⇒R>
NORONA / ultra light dri3 Jacket(M)
NORRONA / bitihorn dri1 Jacket(M)
patagonia / Torrentshell Jacket(M)


レインウェアーも数種類持つ時代なのかも・・・。

遊びを突き詰めると、その遊びを始めたての頃に感じなかったようなストレスが新たに生まれたり、自分のスタイルの探求心から、削れるモノが見えてきたり、自分にとって最低限+αの必要アイテムが分かってきたりします。

また、そこにブランドの開発力でギアも飛躍的に進歩しる事で、一つのアイテカテゴリーに対して、いろいろな機能や特徴をもった商品が沢山出てきています。

それでも、1つのアイテムで満足値をクリアーする、夢のようなオールマイティーアイテムは存在せず、何かに特化しているアイテムの方が良い事のが多いと思います。

とは言え、特化したアイテムをセレクトするには、やはり経験が必要だったりもしますが、その経験を積んでギアをセレクトし、時には削る楽しみもアウトドア遊びの1つではないでしょうか。

最近ではそのような方が増えたのか、レインウェアーをタイプ違いで2種類ぐらい持つ方も増えております。

今自分が持っているアイテムを理解し、それに対して何かを足す事で自分のセレクト出来る幅を更に広げてみません!

店頭で、いつでもご相談にのりますので、お悩みの方は是非ご来店下さい。

投稿者:飯田

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