先日、STATICが開催しているMARS(Mountain Academy Redesigned by Staticbloom)に参加させて頂きました。

当店からは私と新人の可知、そして加古川のハイマートベルグのハリー君、名古屋のムースからコバ君、というメンバーで御在所の藤内沢にて雪山研修を受講。全員20代というフレッシュな部隊の中に40代の私が一人混ざって楽しんできました。

Staticのガイドである新名氏より、基本的なピッケルな使い方やアイゼンでの歩行技術等を教えて頂き、アイスクライミングも体験させて頂きました。雪山は基本的に滑るものだと思っていたので、まさか自分がアイスをやる機会が来るとは思ってもおらず。ただクライミング同様にアドレナリンの出方が登山やトレラン、スキーとは異なりめちゃくちゃ楽しい。これはドはまりしそうな予感。
※ちなみにハードシェルはTetonのTsurugi Jacket■を着用していましたが、やはりよじ登る動きにもちっかり追従してくれて調子良かったです。

MARSは我々アウトドアショップスタッフだけでなく、一般のお客様向けにも講習会を開催しております。新しい一歩を踏み出してみたいかたは是非コチラ■を覗いてみてください。
前回の私のブログに続き、HERENESS (ヒアネス)のアイテムをご紹介させて頂きます。
MERINO AIR HOODY 2 ■

ウールと化学繊維の良いとこどりをしたNIKKE AXIOを用いて作られたベースレイヤー兼、インサーレーションとしても使えるフーディー。

生地自体はニット状となっているので、一枚で着用していると高通気でスースーに風を通しますが上から防風性のあるウェアをレイヤリングすればニット生地の中に空気の層を作り出して暖かく着られます。

無駄な縫製を省く為にホールガーメントと呼ばれる特殊な作り方を用いており、無縫製でニット全体を編み上げるので縫代が必要ないため、一般的なニット製品で必要だった30%ほどのカットロスがなくなり、糸の廃棄を大幅に減らしています。また上の写真を見て頂くと中心から左側と右側で生地の粗さが異なるのがお分かり頂けると思います。風の影響を受けやすいウェアの前面は写真右側のような目の細かい生地になっており、バックパックを背負って汗をかきやすい背面や脇下側面等は写真左側のように目の粗い生地にする事で一枚のニット生地の中でも保温力重視と通気性重視の役割をポジションで変えているのです。そしてホールガーメントの技術が用いられているが故に二種類の生地構造の間に縫い目が無く、肌当たりに違和感が全く無いのも最大の特徴。

163cm 54kg Size:S
ミドラーとしても使えるようにピタピタフィットでは無く、少しだけゆるめ。ランニングの様なハイパルスアクティビティでは一枚で着用して、登山やハイキングのようなストップ&ゴーを繰り返す場合にはミドラーとして使う等、遊び方で用途を使い分けてあげれば色々と活躍幅が広げられるアイテム。

フードはバラクラバも兼ねているので、雪山遊びのベースレイヤーとしても使えます。

ニット生地で伸縮性もあるのでメッシュキャップの上からフードを被る事も可能です。個人的な感想ですが、ドンズバでライバルになるのがBRINGのWUNDERWEAR HOODIE■だと思います。どちらもホールガーメントで作られたニット生地でメリノと化学繊維の混紡系。生地のフワフワ感はBRINGの方があるので単純な保温力で言えばBRINGが勝りそう。ただHERENESSのMERINO AIR HOODY 2はフワフワ感はBRING程無いものの、生地表面が滑らかなので摩擦に対しての強さは長けているのではと推測出来ます。
とにかく暖かく着たいならBRINGのWUNDERWEAR HOODIE、もう少し耐摩耗性も欲しいし、とにかく汗抜けも良い方がいいならHERENESSのMERINO AIR HOODY 2といったところでしょうか。このあたりは、是非店頭で実物を触って比べてみてください。
7D Packable Jacket ■



7D(デニール)の超軽量のリップストップナイロン生地を採用したパッカブル・ウインド・ジャケット。とにかく軽くコンパクト。携帯しても荷物にならない。Sサイズで実測46gという軽さはポケットにいれておいても全く負担にならない軽さ。


163cm 54kg Size:S
軽さを求めるが故にハーフジップになっていたり、サイドポケットをつけていなかったりしていると思うのですが、軽さを追及しながらもシルエットを犠牲にしていないのもポイントなんです。純粋に細身にして体に沿った形にすれば使用する生地が減って軽量化に繋がります。でもそこを敢えてフワっとしたシルエットにして「いかにもスポーツします!」感を出してこないところがHERENESSらしさを感じます。勿論、風の抵抗等を考えれば運動するうえで細身の方が効率的であるのですが、1分1秒を争うスタンスで無ければ、これぐらい余裕を持たせたゆるさもアリだと思います。
とは言え、プルオーバータイプは脱ぎ着が面倒で…という方。ご安心ください。ちゃんとフルジップタイプもございます。
13D Packable Hoody ■



プルオーバータイプが7Dだったのに対してフルジップタイプは13Dと少し強度を上げてきています。また、ジッパー素材も多くなるのでその分も重量もやや増加。

とは言え、Sサイズで実測78gとフルジップフーディーの中では十分軽い方。なぜ、7Dでは無く、13Dの生地にしているか…恐らくその理由は使用するシーンが幅広くなることを想定してのことだと思います。



ランニングや登山等のアクティビティーは勿論の事ですが、フルジップタイプは旅行や日常等の着用シーンも想定して少しだけ強度を上げてきているのだと思うんです。こんな事を書くのは失礼ですが、数多のウィンドシェルが世の中に存在するなかで、7Dのプルオーバーウィンドシェルを選ぶ人は、中々の変わり者….いや外遊びに精通している方だと思います。故に薄い生地の特徴とプルオーバーの長所短所をちゃんと理解したうえで使いこなして頂けると思うのですが、フルジップフーディーとなると手に取って頂ける方の幅も広がる為、もう少し耐久性を持たせた方が良いのでは…という見解から、軽さと強度のバランスを考慮して13Dになったのではないかと勝手に妄想しております。
※メーカー関係者の方、全くの検討違いでしたらすいません。
そして、この13Dシリーズにはセットアップで着用頂けるパンツも存在しています!
13D Wind Pants ■

行動中に少し寒さを感じた時に穿いたり、ランニングのアップ時にショートパンツの上から穿いたりと、防水パンツの出番ではないけど、少し寒さを感じるシーンに便利なのがウィンドシェルパンツ。



基本的にシューズを履いたまま脱ぎ着が出来るよう裾元のジッパーは深めに設定されており、腰元にはポケットが付いているのでグローブやネックウォーマーを収納しておいたりするのに便利。付属のスタッフパックに収納すれば非常にコンパクトになります。

重量はSサイズで実測99gと、Hoodyと上下セットアップで携帯しても177gという軽さです。ロードランニングやトレランシーンでパックに忍ばせておけば、行動中は勿論、目的地から電車やバスで帰ってくる時に着用したりも出来ます。また、これから先、気温が上がってきた時期の旅行で、飛行機や新幹線、バスでの移動中。冷房が効きすぎて寒さを感じる時にも鞄に忍ばせておけば何かと便利。
山で寒さを感じた時に、ボトムスにプラスオンする物と言えばレインパンツですが、行動ペースによっては汗ばんで蒸れてしまうことも。トップス(上半身)はウィンドシェル系を積極的に使う方が多いのに、ボトムスでウィンドシェル系を使う方が少ないのは何故だろうと前々から考えていました。早朝と日中の寒暖差が大きい中で長時間走ったりする時は、その時々にベストなウェアリングを出来るかどうかで体力の消耗度が変わります。故に「ボトムスのウィンドシェル」は長い距離を走ったり、長い時間行動し続ける人には意外と有用的な選択肢では無いかと思うので、長距離ランナーの皆様には是非チェック頂ければと思います。
前回の私のブログでもご案内させて頂いているのですが、現在HERENESSの商品は店頭販売のみとなっております。気になる方は、鈴鹿山脈へ登られた帰りにでもお立ち寄り頂ければ幸いです。
本日のブログは松下がお届けいたしました。
