OMM LITEに参加されていたお客様より頂きました二枚の写真。

草木の緑に空に浮かぶ雲。

そして、白とオレンジツートンカラーのコントロール。まさに夏のOMMを感じさせてくれるお写真ではございますが。皆様、お気づきになられたでしょうか。この二枚の写真の中に、とある物が写りこんでいることを…そうです。砂防ダムです。
ヒッソリと佇んでおります。主役になる事はなく、少しだけ写りこんでいるのがミソなのです。こんな所にコントロールを配置するとは、運営スタッフの方々のセンスを感じるお写真でもあります。
7月も終わりを迎えておりますが、まだまだ夏の外遊びは終わりません!しっかりと今夏の思い出を作っていきましょう!
コアなファンが多い、ノルウェー生まれのアウトドアブランドNORRONA。尖った製品も多く展開しており、フィールド主義を徹底する作りこみは男子が大好きなテイストでもあります。
本日のブログでは、発汗量多めのアクティビティーでおすすめのベースレイヤーをご紹介させて頂きます。
NORRONA senja equaliser lightweight T-shirt ■

ノローナのランニングラインであるsenja(セーニャ)から展開されている、こちらのイコライザーライトウェイトTシャツ。登場から数年経っていますが、未だに根強い人気でこの時期のアクティビティーで大活躍してくれるアイテムです。

人気の秘密は、先にもご説明した通りフィールド主義を感じられる作りこみ。イコライザーライトウェイトTシャツは、写真の用にグリーンの生地とブラックの生地、二種類の化学繊維による生地構成となっているのですが、それぞれ特徴が異なります。

グリーンの部分は高密度に織られており、肌当たりはスベスベ滑らか。この生地が上半身前側と肩を主として配置されており、日光の影響を受けやすい場所でもあるため、生地にはUPF45+の紫外線保護機能も備えています。

そしてブラックの部分は、ダブルニット構造で肌面がデコボコと凹凸形状になっています。脇下や背面、お腹周りに配されておりグリーン生地のツルツル感に対して、少しパサっとした印象を受けます。

この二種類の生地の配置構造は、それぞれの生地特性を上手く活かすためのものであり、勘の良い方ならお気づきかもしれませんが、高密度で織られたツルツルの生地は、摩擦係数が低い為、耐摩耗性が高くなります。故にトレランパックなどを背負った際に擦れが発生しやすい上半身に配されているのです。逆に凹凸があってパサっとした生地はメッシュ生地特有の肌触りでもあり、生地面積が増える分、吸い上げた汗を沢山の空気と触れさせる事が出来るので速乾性が高くなるのです。また、肌面を凹凸状にすることで肌への張り付きも抑えられる構造になります。つまりは、耐摩耗性に長けた部分と速乾性に長けた部分を適材適所で配しているということ。

163cm 53kg saize:S Snow White
ツートンの見た目は、テクニカル感が出るので好みが分かれるところですが、ブラックやホワイトであれば、ほぼ単色に見えるのでカジュアルよりの着方ができます。個人的なポイントがお腹から下の全てを速乾生地にしているところ。バックパックの腰ベルトとの干渉を考えたら、そこも耐摩耗系生地の方が良いのでは?と思うところですが、この時期のアクティビティー中は汗を大量にかきます。そして汗が重力に引っ張られて衣服内を下へと移動していき、お腹から腰にかけてベタベタになる事が多々あるのです。そんな汗溜まりポイントであるお腹から下にまで速乾重視構造の生地を配するところが、NORRONAらしいところでもあります。
北欧ブランドと言えば細身のイメージが強いのですが、イコライザーライトウェイトTシャツは、ピタピタフィットでは無い為、あえてワンサイズアップしてゆるめに着るのもおすすめです。私の体格でSサイズは少しゆるめのフィットである為、着用写真のショーツは9インチの物をチョイスしました。また、お色によってサイズ欠けしてしまっている為、気になる方はお早めにチェック頂ければと思います。店頭ではベースレイヤー類も肌着の上からであればご試着いただけますので、是非。
本日のブログは松下がお届けいたしました。
