ACLIMAの夏向けウールベースレイヤーの究極型アイテム。

毎度のことながら、急な告知にも関わらず多くの方に参加頂きました超不定期グループランニングイベントGood Morning Run。

今回は、「Baggies Run」と題しまして、パタゴニアのバギーズショーツをお持ちの方は着用のうえ、バギーズランナーとなって頂き、ノンビリと多度山を走ってきました。

 

多度山の夏と言えば天然プール。蒸し蒸しの気候の中、滝汗をかきながら走った後のドボンは格別でございました。

 

タウンユースからランニング、水遊びにまで。一本で超マルチに使えるバギーズショーツ。moderateでは大人用から子ども用まで取り揃えておりますので、是非コチラ■からチェックしてみてください。人気カラーは早くもサイズ欠けが発生していますので、お早めに

 

 

ウールネットで有名な北欧のウェアメーカーACLIMA。1939年の創業以来、高品質ウールウェアを作り続けており、根強い人気のあるマニアックブランドでもあります。

私自身も、冬シーズンにはウールネットシングレットを愛用しており、ネットメッシュ型のユニークな構造でありながら、いつものベースレイヤーの下に挟む事で保温力がプラス出来るのでとても重宝しています。

ネットメッシュ構造により適度な空気の層が作り出されるので非常に快適で、体表面と衣服のコンタクトポイントを少なくすることで、体から発する蒸気を外へ最大限に逃がしてくれます。

このウールネットメッシュ構造、秋冬シーズンメインで使用するもnだとずっと思いこんでいたのですが、よくよく考えてみると一枚で着用したら通気性も抜群に良いし、構造的に空気と触れる面積も広いから速乾性も期待出来る。暑い中でも快適に着れるのでは無いか…と思うんです。ただ、メッシュ部分が広すぎて色々と丸見えになってしまう為、中々一枚で着るのは難しい。

確実に調子良いのに、羞恥心により着れないジレンマを抱えていたのですが、そこへACLIMAが見事な解決策アイテムを投入しているのです!

 

ACLIMA LightWool Sports Singlet

夏のアクティビティーに向けて登場している非常にユニークなアイテム。メリノウール100%で作られたこのシングレットは平織生地とメッシュ構造がハイブリッドに構成されています。

 

肩やお腹回り等は肌あたりソフトな生地になっており、140g/m2の生地厚は夏でも快適に着用出来る薄さ。

 

そして、前面の胸元と背面はメッシュ構造になっており、空気を取り込んで涼しく感じられるようになています。

 

具体的には、前面は上記写真の白線で囲った部分がメッシュ構造、他は平織生地となっており

 

背面は、この様にパックと干渉する部分が通気性重視のメッシュ構造になっています。

 

パックのショルダーやウェストハーネスにより負荷がかかりやすい方と腰回りは平織にするだけでなく、冷えすぎるとトラブルに繋がりやすいお腹部分も平織生地を採用しているところがACLIMAらしいところ。北欧ブランドならではの気温の寒暖差を考慮した作りでもあり、暑がりだけどお腹弱い派には嬉しいデザインです。LightWool Sports Singlet を着て、上から半袖シャツ一枚羽織れば夏のアルプスも快適に歩けると思いますし、個人的には春夏シーズンだけでなく、従来のウールネットの様にベースレイヤーの下に着込んでブースターとして使えば冬山でも大活躍してくれるのでは無いかと思っています。

春先のBCシーンや残雪期には、気候によって登りが暑くなってしまうこともあるので、一番下にLightWool Sports Singletを仕込んでおき、最終的にシングレット一枚状態になれるようにしておけば、かなり快適度が上がるので無いかと…。お腹回りは平織生地で守られているので、太陽が陰った時のヒンヤリ感で急にお腹をやられる事も防げますし、期待値が非常に高いのでは!?と一人で妄想しています。

ある意味、ACLIMAのウールベースレイヤーの中で究極型と言えるポジションに入っても良いのでは無いかと思うアイテム。ランニングシーンでも気持ち良く着れそうなので、今シーズン一枚ゲットして試してみたいと思います!

本日の投稿は、そろそろ川遊びに行きたい松下がお届けいたしました。

 

 

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