真夏の滝汗対策に! Teton Bros. ELV1000 シリーズ

先日のお休み。レースに、向けてのトレーニングとして店長と共に、鈴鹿山脈の藤原岳~釈迦カ岳をノンビリ走ってきました。

序盤はガスガスで景色はあまり楽しめませんでしたが、逆に太陽光を適度に遮ってくれたので助かりました。

 

日が当たる場所では滝汗状態。低山特有の暑さと鈴鹿山脈のアップダウンに完全にやられながらも、何とか朝明渓谷にまで辿り着き最後はドボンで締めました。

今回、スタート時点で2.5ℓの水分を積んでいたのですが、水が確保出来る石榑峠時点でギリギリの量になってしまい、改めて今時期の水分摂取量を読み違えていたことを猛省。スタートから直射日光を浴び続けていたら確実に水分が足りず、途中下山を余儀なくされていました。

軽さを取るか、水を取るか。迷ったうえでの判断でしたが、結果は大間違い。安全を確保する事が最も重要である事への意識が薄れてしまっていた事を痛感しました。皆様も暑い中での山行や運動ではくれぐれもお気をつけください。

 


 

摂取した水分が直ぐに汗へと変わって排出されていく。今回の山行中は常にそんな状態でした。恐らく、一日で合計4~5ℓぐらいの水分を摂取したと思います。そのうち何割が汗となったのか、全く見当もつきませんが、とりあえずベースレイヤーは常に汗でビシャビシャでした。

トレランに限らずスポーツ全般で滝汗をかく今時期。吸汗速乾力を備えたベースレイヤーでも、対応が追い付かず汗でビシャビシャになってしまい、肌にベースレイヤーがピタっと張り付いてしまう事は多々あります。そして、それにより動きずらさや不快感を感じる事も。今回ご紹介させて頂くウェアは、そんな滝汗ビシャビシャ問題対策用のアイテムとなります。

 

Teton Bros.  ELV1000 S/S Tee

製品名に入っているELV1000は読んで字のごとく、もともと夏の1000m程度の標高をアクティブに動く事を想定していることから名付けられています。ちょうど鈴鹿山脈も1000~1200m程度の低山域で、晴天の真夏ともなれば超激暑のシチュエーション。風の有り無しでも体感温度は大きく変わりますが、走っていれば確実に大量の汗をかき、結果ベースレイヤーはビシャビシャに…。

そこで、ELV1000 S/S Teeには、まさに逆転の発想で生まれた滝汗対策が仕込まれています。

 

それが、こちら。とてつもない撥水性を備えているんです。ワッフル形状の編地で、。凹凸により肌との接地面を最小限にし、敢えて汗を吸わせない事で肌とのベタツキを抑えるのです。では、かいた汗はどこに行くのか?それは、肌を伝って下へと落ちます。つまりは、上半身は撥水生地で常にサラサラ、汗は下へと落ちてパンツがビシャビシャになるんです。

つまりは、パンツを犠牲にしてトップスのサラサラを維持するのです。驚かれるかもしれませんが、滝汗をかくとベースレイヤーの限界が直ぐにきて、結局パンツまでンビシャビシャになるんです。それならば、どうせパンツもビシャビシャになるのだから、そっちに全部任せて上半身は少しでもサラサラで快適度を上げよう!…という訳なのです。

 


163cm  53kg  Size:S  Color:Gray/Green

若干、化学繊維特有のパサっとした感じはありますが生地にストレッチ性があり、肩の可動域を妨げないラグランスリーブで、ストレスなく腕が振れます。撥水加工が施されているとはいえ、パックを背負っている背面等は圧がかかり毛細管現象で生地が汗を吸い上げる事もあるのですが、水分を殆ど保持しないので、乾くまでの間に重力に引っ張られて下方向へと移動していき、結果的に上半身のドライ感は守られます。

 


Size:S  Color:Green

半袖すら暑く感じる方には同シリーズのスリーブレスバージョン、ELV1000 Non Sleeve がおススメ。ランニング用のパックを背負っても干渉しないよう、肩の縫い目はオフセットされており、これからの季節でドボンしながら走る時には生地に水分が残りずらい分、重くなりにくいので最高なんです。

ベースレイヤーと言えば、汗を吸い上げるのが仕事の一つであるはずなのに、敢えてそこを放棄している。かなり変化球なアイテムではあるのですが、それが故に夏の低全域という限定的な環境では抜群に生きる機能なんです。リピーターの方も非常に多く、一度このウェアの機能にハマると夏はこればかりになってしまう方も続出していますよ!

暑さに負けず、走り続けるランナーの皆様、是非ELV1000シリーズのトップスをチェックしてみてくさださい!

本日の投稿は松下がお届けいたしました。

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