この記事の概略として
あの時から変わらぬの良さと進化する凄さ。
patagoniaのバギーズショーツを、一言で表現しようとすると非常に沢山の文言が思い浮かび、そして、実際に表現されています。
・水陸両用の元祖マルチスポーツ ショーツ
・一枚あれば他のショーツはいらない
・夏の定番無敵ショーツ
・山、海、川、街、全てをシームレスに繋げるショーツ
どの文言も全てバギーズショーツの表現するのに相応しく、そして、多くの方からこの様なすばらしい評価を得られる最高のアイテム。
そして、一度使った事がある方であれば、その使い勝手の良さを知っていると思うのと同時に、自身のバギーズに沢山の想い出が詰まっていると思う。
(179cm / 65kg / size:M)
バギーズの良さは先にも書いたように「マルチに使える。」と、いう点の他に、昔から変わらぬデザインが上げれれると思う。その、THE 定番とも言えるバギーズらしいカタチのお陰で、長年使ってもカタチ的な古さは全く感じず、いつの時代でも穿ける安心感がある。
実際に私自身、初めた買ったバギーズは今でも捨てずに使い続けている。ただ、あまりにも使いすぎて色も褪せてしまっているが、それでも、その経年劣化を見るとバギーズで遊ん時の事を思い出すことがあります。
(赤いバギーズは色褪せて白けており若干ピンク系のショーツに。)
(ショーツの内側やポケットのフラップの下と見比べると色の褪せ具合がお分かり頂けると思います。)
ただ、そんなバギーズも誕生から今まで全く変わっていないわけではない。バギーズらしさ継承しつつ、新しい定番を更新し続けている。
2023年のバギーズは、本体の素材は軽量ながら丈夫なリサイクル・ナイロン100%生地を使い、環境に対して非常に考えられたアイテムに。
バギーズを深く知る。
バギーズをより深く知ろうと思うと、他の近しいアイテムと比較すると事で、よりバギーズを知ることが出来る。今回は、山と道の5-Pocket Shortsシリーズと比較しながら、バギーズらしさについて深く知って頂ければと思う。
ただし、この比較は良し悪しを決める内容ではなく、近しい商品でありあがらも、其々のコンセプトの違いを知って頂く為の比較である事をご理解頂きたい。その為にも、大前提として先ずは、其々の商品を一言で表現させて頂きます。尚、この表現はあくまでも個人的な主観が非常に強い事をお忘れなく。
■patagonia Baggiesシリーズ
→ 水陸両用でマルチに使えるショーツ
■山と道 5-Pocket Shortsシリーズ
→ トレイルを「歩く・走る」事に対してストレスフリーにする為にデザインされたショーツ
「メインのハンドポケットについて」
ここで比べるメインのハンドポケットについては、バギーズシリーズと5-Pocket Shortsシリーズの商品コンセプトの違いが大きく出ていると思っている。
(左:バギーズシリーズ / 右:5-Pocket Shorts)
ポケット入口の進入角度の違い
山と道の5-Pocket Shortsシリーズのハンドポケットは、手や手荷物の出し入れをよりスムーズに行えるように、ポケットの入口に角度をつけてデザインされている。一方で、バギーズシリーズは、パンツのラインに対して真っ縦にポケットの入口をデザイン。このポケットの入口の角度の違いが実は非常に大きな意味がある。
(上:バギーズシリーズ / 下:5-Pocket Shorts)
バギーズのようにポケットの入口を真っ縦にデザインする事で、水の中で遊んだ時のポケットへの水の侵入量が全く違ってくる。
共に、ポケットの中に入った水を早く排水出来るように、其々ポケット下部はメッシュ生地が配されている。
ただ、ここで良く見ていただきたいのが、そのポケットの袋(マチ)の作り方だ。
ポケットのマチ(袋部分)の違い
5-Pocket Shortsは、ポケットの中に入れた手荷物がある程度の場所で止まるように、ポケットのマチは袋状にした一般的な仕様となっている。このデザインのお陰で、足上げの際にポケットの中の荷物が足上げを邪魔することを軽減してくれる。
一方で、バギーズ・シリーズは、ポケットのマチ部分は完全にパンツに縫われて固定されている。
この仕様によって、お客様から時折「ポケットに入れた荷物が下の方に溜まって、足上げの時に気になると言われるかた稀にいらっしゃいます。
(赤いラインがポケットのマチの縫い付け部分)
この違い、一見すると、山と道の方が優位性が高いように感じるかもしないが、川や海にドボンと飛び込んだ時に大きな差が生まれる。
バギーズを穿いて実際に川や海に飛び込んだとして、ポケットはなんの影響も受けありません。一方で5-Pocket Shortsシリーズは、ポケットのマチが縫い付けられていない事で、ドボンと飛び込んだ際に、その水圧でポケットのマチ部分がヒックリ返って、ポケットの入口部分からマチが飛び出してしまう事がある。その為、ポケット中に入れておいたゴミ等がひっくり返ったポケットのマチと一緒に川や海に投げ出されることが置きてしまう。
この部分のデザインの違いを見ても、水陸両用に特化したデザインなのか、ハイク中のストレス軽減が目的なのかと違いが見えてくると思う。
実はバギーズ・ショーツとバギーズ・ロングでも違いがある。
バギーズシリーズの中でも5インチと7インチでも、ポケットの仕様い違いがある事はご存知でしょうか。
5インチのポケットのマチ部分は、ショーツの裾部分に完全に縫われています。一方7インチは、マチ自体は5インチ同様に裾部分で縫い付けられえおり、5インチ同様に水遊びの際のストレスを軽減してくれますが、実は7インチだけ、ポケットの途中で縫込みを行う事で、手荷物が下の方に貯まる事を軽減してくれています。
■其々のモデルに携帯電話を入れた時の様子↓
(上:バギーズショーツ 5インチ / 下:バギーズロング 7インチ)
(左:バギーズショーツ 5インチ / 右:バギーズロング 7インチ)
※7インチは裾の手間でステッチが入っている。
これは、5インチと7インチとでパンツの股下丈に約5cmの差があり、7インチのポケットも5インチ同様に裾までポケットのスペースとして使ってしまうと、7インチはかなり深いポケットになってしまうので、このような仕様に差が出ています。
「股下の長さとパンツのシルエットの違い」
バギーズは、股下5インチ(13cm)の「Baggies Shorts – 5」と、股下7インチ(18cm)の「Baggies Longs – 7 」があります。山と道もシリーズによって股下の長さが異なる為、実際にメーカーが好評している寸歩とあわせて、履き比べの写真をアップさせて頂きます。
■Baggies Shorts – 5
股下:13cm
■Baggies Longs – 7
股下:18cm
■5-Pocket Shorts
股下
Sサイズ15.5cm
Mサイズ:16.5cm
Lサイズ:17cm
XLサイズ:17.5
■DW 5-Pocket Shorts
股下
Sサイズ15.5cm
Mサイズ:16.5cm
Lサイズ:17cm
XLサイズ:17.5
■Light 5-Pocket Shorts
股下
Sサイズ14.5cm
Mサイズ:15.5cm
Lサイズ:16cm
XLサイズ:16.5
水陸両用だからこ「インナーショーツ」がついています。
既にご存知の方も多いと思いますが、バギーズ・シリーズは、内側に緩めフィットのメッシュタイプブリーフ型のインナーショーツが配されている。
インナーショーツが慣れない方は、最初は邪魔に感じるかもしれませんが、実際に穿いているうちに気にならなくなる方が多いと思う。
逆に、インナーショーツがあるお陰で下着なしで穿ける為、夏の暑い時期はかなり涼しく穿いて頂くことが可能。
個人的には、アクティビティ後の着替えとしてバギーズを持ち出すことが多く、アクティビティ終了にお風呂入り、出たあとはノーパンにバギーズスタイルで帰宅する事が多い。
理由としては、下着の洗濯を減らす為。
アクティビティ終了後に一度お風呂に入ったとして、割りと就寝前に家でもう一度シャワー等を浴びる事が多く、その短時間だけに下着を変えるのも勿体なし、かと言って、帰宅してから入浴後に、さっきまで穿いていた下着をもう一度穿くにも躊躇いがあったりする為。また、バギーズ1つ持ち出せば着替えが済むので、手荷物を減らせたり、下着を忘れるという事も防ぐことが出来ます。
この部分でも、バギーズのマルチな所を感じています!
「Hello!! Baggies Week(ハロー!バギーズ ウィーク)開催」
今週末から久々にmoderateオリジナル企画「Hello!! Baggies Week(ハロー!バギーズ ウィーク)→■」を、開催します。
内容は至って簡単!
期間中バギーズシリーズを穿いてお店にご来店頂くだけで、moderateのポイントカードに1ポイントプレゼント!期間中にバギーズをお買い上げでステッカーをプレゼントさせて頂きます。
ショーツは夏を代表するアイテム。梅雨が開ければ本格的な夏がやってきますが、意外と夏本番は短かったりします。それでも、アクティビティ好きの方であれば、ショーツを穿くシーズンはかなり長く、その使い勝手の良さを知っていると思う。
今年もバギーズと一緒に、新しい想い出を開拓しよう!
投稿者:飯田