夏山の準備を始めよう ベースレイヤー ノースリーブ編

7月を目の前にして、湿度が高い事によるジメッとした暑さを思い出した。

湿気が肌に纏わりつくようなあの独特の暑さは、正直気持ちよくないが、こういう時こそランニング等をしてドバ~っと汗をかきたいと思ってしまう。

ただここ数日、仕事の段取りが悪く帰宅が遅くなり、朝早くに起きるのが辛く走れていない。

最近、腕に巻き出したCOROS(→■)の時計が、トレーニング状態を表示してくるれるのだが、その状態がここ数日までは良い状態でパフォーマンスがアップしている内容(言わば右肩上がり状態)を表示していたが、今は、「維持」という横ばいの状態になってきた。

この今まで自分が使っていた時計にはなかった、「パフォーマンスの可視化」というのは、新たモチベーションになると同時に焦りにも繋がる。また、これと同時に過度なトレーニングをしている事も教えてくれて怪我予防になるという仕組みだ。

兎に角、日々の仕事の効率を上げつつ、時間を作ってトレーニングをする事!これは、今の僕にとって好循環を生むサイクルの1つなので、しっかりとCOROSと共に時間を意識していきたい。

 


夏山の準備を始めよう ベースレイヤー ノースリーブ編

先日、スタッフ松下が書いたBLOG(→■)のスピンオフとして、ベースレイヤーの中でも「ノースリーブ」に特化し、今回商品をご紹介させて頂ければと思う。

こと、ウェア―に関しては、素材や機能やサイジング等様々な悩みがあると思う。ノースリーブのベースレイヤーに関しても同様の事が言えるが、1つだけ地味に気になるのは「脇の空き具合」ではないだろうか。

今回は、その脇の空き具合が少しでも比較出来るように写真を掲載しつつ、商品の特徴などを軽くご紹介させて頂きます!

 


今回比較する商品ラインナップ

《注意》
今回ご紹介するラインナップは、現在moderateにあるノースリーブの中よりご紹介の為、ブランドによっては今から入荷するモノもあります。また、在庫はあるけど、私(飯田)が着用出来ないサイズに関しては、今回比較対象がとなっています事を、予めご了承下さい。

 

■写真左から右

 

※一番右の黒いアイテム

  • ACLIMA / LIGHTWOOL SINGLET
    → コチラに関しては、タンクトップタイプとなり、今回ご紹介はしませんが、ノースリーブとの比較ように撮影しています。

 


肩幅の違い

以下、一番肩幅が広いのアイテムより順番

  1. STATIC / ALL ELEVATION SLEEVELESS SHIRTS(■)
  2. patagonia / Sleeveless Capilene Cool Daily Shirt(■)
  3. HOUDINI / Pace Air Tank(■)
  4. Teton Bros. / Axio Lite Non Sleeve(■)
  5. Teton Bros. / ELV1000 Non Sleeve(■)

STATIC のALL ELEVATION SLEEVELESS SHIRTSは、今回比べた中では一番肩幅が広く、2番目と3番目のpatagoniaとHOUDINIに関しては、ほぼ同じと言えるぐらいの差。同様に、4番目と5番目は同じブランドだけあって、ここもほぼ差が無い。

 


脇の下の空き具合

以下、脇下が拾い順番

  1. Teton Bros. / ELV1000 Non Sleeve(■)
  2. Teton Bros. / Axio Lite Non Sleeve(■)
  3. STATIC / ALL ELEVATION SLEEVELESS SHIRTS(■)
  4. patagonia / Sleeveless Capilene Cool Daily Shirt(■)
  5. HOUDINI / Pace Air Tank(■)

脇下の空き具合は、ダントツでTeton Bros. のELV1000 Non Sleeveが広く、生地の特性と相まって非常に涼しく感じる為、しっかりと運動する方には非常にお勧め。逆に、4番目のpatagoniaや5番目のHOUDINIなんかは、日常着としても着やすい空き具合となっている。

 

次からは、各商品について簡単にご紹介させて頂きます。


HOUDINI / Pace Air Tank(■)


(179cm / 65kg / size:M着用)

今期から発売されているPace Air Tank。非常に軽くて涼しいのが特徴の1つ。

生地のRerun Jerseyは、リサイクルポリエステル100%で作られた、超軽量で伸縮性がある滑らかなジャージー生地です。極細のニット構造は引っかかりにくく、水に濡れてもすぐ乾き、縫い目は平らなフラットシームを採用し、擦れを避けるように配置されています。

基本的には、日常にも着やすいようなカラーが多いが、個人的にはSunset Orange(■)なんかも非常にお勧め!

 


patagonia / Sleeveless Capilene Cool Daily Shirt(■)


(179cm / 65kg / size:M着用)

テクニカルでありながらも日常にも着れる!それが、Capilene Cool Dailyシリーズ。

先に書いたHOUDINIのPace Air Tank同様に、脇の下は開きは狭めの設定となっている為、製品の名のごとくデイリーシーンでも活躍してくれます!

他ブランドのノースリーブに比べてストレッチ性が高いのも特徴の1つです。

 


STATIC / ALL ELEVATION SLEEVELESS SHIRTS(■)


(179cm / 65kg / size:L着用)

ウールとポリエステルの混紡素材。

ただ、これだけ聞けばよくあるウール製品を思われるかもしれないが、生地自体を凹凸のあるボーダーメッシュ構造にする事により、嵩高の低い所が高い通気性を生み出してくれる。ウール製品の中で、生地構造で勝負しているブランドは非常に珍しく、一味違ったウール製品をお探しの方には非常にお勧めの1着。勿論、STATICだから環境にも非常に配慮された製品です!

 


Teton Bros. / Axio Lite Non Sleeve(■)


(179cm / 65kg / size:L着用)

Teton Bros.のアクシオについては、過去のBLOGにてしっかりご紹介させて頂いておりますので、今回はその特徴については割愛させて頂きますが、STATICのALL ELEVATION SLEEVELESS SHIRTSよりも更に涼しいウールべースレイヤーをお探しであれば、この商品になるのではないでしょうか。

その涼しさの秘密は、透けるぐらいの薄さをである事。ウールが薄いと心配される方もいらっしゃると思いますが、その特書的な紡ぎ方でつくられたAxio Liteは、薄さに対して驚きの強度も兼ね備えています。また、脇下も比較的に大きく空いているため物理的な換気能力にも優れており、生地と相まって非常に軽くて涼しいウールのノースリーブだと思います。

 


Teton Bros. / ELV1000 Non Sleeve(■)


(179cm / 65kg / size:L着用)

今回ご紹介したノースリーブ製品の中でもっとも涼しく感じるが、このTeton ELV1000 Non Sleeveではないでしょうか。(※個人差はあると思って下さい)

真夏の標高1000mクラスで快適に使える事を意味する商品名。身体をしっかりクールダウン出来るようにデザインされた広めの脇下。それに付け加えて、最大の特徴でもある超撥水加工が施された生地は、汗を吸うことなく基本的に垂れ流しスタイル。

本来ベースレイヤーというのは、吸汗速乾を最大の役割とされている中で、汗を吸わないという逆転の発想で作られています。よって、生地が汗を吸って重くなったり、ベタベタになった生地のせいで通気が悪くなるという事がない、新感覚のベースレイヤーです。

 


最後に

ひとえにノースリーブと言っても生地やデザインの違いによって、大きく機能が異なります。是非、ご自身が使いたいシーンをしっかりイメージして頂き、商品をお選び頂ければと思います!

 

投稿者:飯田

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