雨を楽しむ為のハードシェル レディース編「スタンダードなGORE-TEXレインウェアー Women’s Cloud Jacket」

 先日の休みの事。

前夜にチェックした天気予報ではパッとしない天気。トレイルを走りに行く分には特に問題のない範囲だが、他にやる事もあるからどうしようか迷いながら眠りについたお陰で、案の定、寝坊をしてしまった。

この時間からでは、予定していたコースを走るには少し時間が足らない。コースを組み替える事を寝ながら考えて起きてみると、枕元に奥さんからの置き手紙があった。そこには幾つかのタスクが明記されており、このタスクを確実にこなして、ある程度のトレーニングを考えると、ロードランニングの効率的だと判断。ただ、ロードを普通に走るのは本当に苦手だし、何よりも折角の休みだからこそ、出来る事があるのではと思い、出した答えが峠走だった。

色々な意味とカタチで「走る事」を、趣味にしているにも関わらず、生まれてこのかたロードの峠走はした事がない。いや、むしろあえてしてこなかったと言うのが正しいだろう。

トレイルを走る為に山道を登る事は苦ではない(まぁ、その時は殆ど歩いているからかもしれない)。ただ、ロードの登りは本当に苦手。そこには「ロード=歩いたら負け」的な、勝手なイメージがそうさせているからだろう。だからこそ峠走なんて、僕には、ただただ苦行ではない。

意を決して、スタート位置に立ち峠のトップを目指して走る。

胸に巻いたハートレートセンサーで心拍を取りつつ、脈打つ身体と時計に映し出される心拍数の数字を確認しながらも、ペース配分なんて関係ないしに気持ちで走る。

いつもなら、アクセルでビュ~ンと登る峠も自分の足では全く進まない。胸から出てきそうな心臓を抑えきれず、スピードを抑えて心拍を抑えにかかる。その度に、自分の気持ちの弱さを痛感する。

途中、何度か心が折れながらも目標地点まで登りつめ、そこから一気に下りを駆け下りる。

普段、平地では出せないスピードに対して身体の動かし方を覚えさせるように、かつ、丁寧に足を置きながら走る感覚は、ちょっと病みつきになる。

約2時間、自己流で始めての峠走を終える。やっぱり自己流だけに、トレーニングの成果や怪我の心配もあるが、少し面白さも知れたし、しばらくは自分に鞭打って、峠走を楽しめそうな気が少しだけ芽生えてきた。

 


雨を楽しむ為のハードシェル レディース編「スタンダードなGORE-TEXレインウェアー Women’s Cloud Jacket →■

ここ数回にわたり、雨を楽しむ為のハードシェルと題してBLOGを展開している中で、私はレディースアイテムを中心に商品をご紹介させて頂いています。

そして、3回目となる今回は、THE NORTH FACEのGORE-TEXレインウェアーのCloud Jacket(→■)をご紹介させて頂きます。


日本企画だからこそのデザイン


(162cm / Lサイズ着用)

海外ブランドのレディースサイズとなると、良くも悪くも身体のラインが綺麗に出るような、ウエストが絞られたAラインのカッティングが多くなる。個人的には、非常に女性らしく綺麗なシルエットが男性にはない特有なデザインの為カッコイイと思えるが、女性目線で考えると少し苦手とされる方も。

THE NORTH FACEは、ブランドの生まれこそアメリアだが日本で展開されているTHE NORTH FACEは、日本企画で作られていることは、既に多くの方が知っていると思う。

だからこそ、日本の時流にあったデザイン(カッティングや色使い等)の物が多く、実際に好まれる方も多い。

国内外のアウトドアブランドを試着し自分好みのフィット感を探していくと、ウエストのくびれが海外ブランドに比べて緩めであるノースフェイスがしっくり来るという方も多く、また、海外の女性に比べて小柄な方が多い日本人の女性は、着丈や袖丈の部分でも非常にしっくり来ることが多い。

日本で展開されているノースフェイスの良さは、先に上げたフィット感(サイジング)は勿論の事ながら、気の利いたポケット等ある事も人気の理由の1つとして上げて良いだろう。

 


GORE-TEX Paclite(ゴアテックス・パックライト)

偏に、GORE-TEXと言っても色々なラインナップがある中で、GORE-TEX Paclite(ゴアテックス・パックライト)は、軽さとコンパクト性に対して非常にバランスの取れた素材となる。

海外ブランドの大きな流れとして、今このGORE-TEX Pacliteの使用を止めていく傾向にあり、ある意味、その素材を使って作られたレインウェアーというのは、少し珍しいアイテムとなってきている。その点から考えても、軽量コンパクト性と防水透湿性のバランスの取られたCloud Jacketというのは、非常に選ぶ価値が高いとも言える。

因みに、GORE-TEX Pacliteの使用を止めていく理由に関して言えば、多岐にわたり理由があるので非常に難し問題でもあるが、ここに関して言えば、高温多湿という気候を良く知るJAPAN GOREがノースフェイスにその素材を提供しているという点は、他海外ブランドと違って大きなアドバンテージがあると思っている。

「THE NORTH FACEのGORE-TEXを使用したレインウェアー」と、一言で言ってしまえばそれまでだが、実は日本に非常にマッチングした「スタンダードなGORE-TEXレインウェアー 」であるという事を、是非、知って頂ければと思う。

 

投稿者:飯田

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