patagoniaのグラフィックT ①

先日から一気に気温が上がり、半袖短パンでも過ごせる気候になってきました。これから少しずつ湿度が上がっていき、ジメジメの梅雨時期に入っていきます。そうなってくると、普段着で気持ちよく着れるのがコットンTシャツ。山ではNGなコットン素材ですが、吸湿性に優れ肌当たりも良いのでこれからの季節にはピッタリなんです。

 

そして、今季も良い感じのpatagoniaグラフィックTシャツ達が届いております。

 

Men’s Lost and Found Organic Pocket T-Shirt


※バックプリント

このグラフィックを見て、「お!」と思った方は相当なパタゴニアマニア。実は、パタゴニアの前身であるグレート・パシフィック・アイアン・ワークスの初期のカタログに掲載されたイラストを用いており、大元のデザインを手掛けているのは、パタゴニアロゴの生みの親であるジョセリン・スラック。50周年を迎えるpatagoniaにピッタリな原点回帰を思わせるデザイン。ソフトな肌触りのオーガニックコットン100%生地で、お出かけや山帰りの際にピッタリなタイプ。

 

Men’s How to Heal Responsibili-Tee


※バックプリント

地球を救う為には何をするべきか。それをグラフィックでリスト化したのがコチラのTシャツ。独特のタッチで描かれた絵と共に描かれた言葉は左上から「PLANT JOY」、「EAT INVASIVE」、「ACT LIKE AN ANIMAL」、「DARN IT」….。絵と合わせて見ていると結構本質を付いていて面白いんです。当店ではメンズサイズのみの取り扱いですが、ユッタリめに着る目的で女性の方にも人気のグラフィックとなっています。

 

Men’s Clean Climb Trade Responsibili-Tee  


※バックプリント

シュイナード・イクイップメントのギアに型打ちされた「CLEAN CLIMBING」の文字。今や当たり前となっている、岩を傷つけないスタイルのクライミング。しかし、過去を振り返るとずっとそうであった訳ではありません。1972年、パタゴニアの創業者イヴォン・シュイナードたちが「クリーンクライミング」という言葉を発信し、何十枚ものピトンを使うのでは無く、ナッツやカムといったリムーバブルプロテクションを使い、岩を極力傷つけないで登るスタイルが確立されました。クリーンクライミングの精神は「後世のクライマーから自然のままの岩を登る体験を奪わないこと」も重要な要素とされています。綺麗な花を守る様に描かれているカラビナはそういった想いを込めたグラフィックなのかもしれません。

 

Men’s Mr. Hex Organic T-Shirt


※バックプリント

ボロボロのパンツを穿いたどことなく緩いキャラクターは、先述のクリーンクライミングのシンボルマスコット「Mr. Hex」。クライミングをしていない人でもついつい手に取ってしまいそうなデザインで、個人的にはMr.Hexのマイペースな雰囲気が非常に好き。道具や技術の進化が進む中でも根本は変わらず、それぞれが自分のペースで自然と遊んで、マイペースでも環境の事を考え、行動をする。そんな本質的な部分を感じられるグラフィックなんです。

 

キャラクターのモチーフは、この若かりし頃のイヴォン・シュイナードではないか…と勝手に思っております。

 

Men’s Take a Stand Responsibili-Tee

アングラー(釣人)は、環境の変化を感じやすいと言えます。気温や海水温の影響で、本来釣れる魚が釣れなくなったり、又は本来釣れる筈の無い魚が釣れたり。ダムなどが建設されて自然な川の流れが阻害される事でも釣果に大きく影響が出たりします。グラフィックに描かれているアングラーの熊は自然を見つめていて、そのサングラスには見つめる先の自然の風景が写り込んでいるんです。自然の中で遊んでいるからこそ、環境の変化に気付いていきたい。熊のサングラスに写っている風景が、この先どうなっていくのかは私たちの行動次第なのかもしれません。

 

Coastal Abundance Organic T-Shirt


※バックプリント

70年代の南カリフォルニア、サーフカルチャーのポスターアーティストとして名を馳せていたリック・シャープ。彼の描く「Woodland shoreline」をTシャツにあしらい、豊かな海洋域を描くと同時に美しい海洋生息環境を守る行動を呼びかけています。植物に小鹿、小鳥に虫、その向こうに海と雲が描かれており、全てが自然の中に当たり前にある要素なのですが、それらは何かが欠けてもいけない絶妙なバランスの中で成り立っています。そのバランスを崩しかけているのは一体誰なのか…と考えさせられるグラフィックです。

 

今季、グラフィックTシャツは他にも沢山入荷しているのですが、一度のブログでご紹介しますと非常に長い内容となってしまう為、今回は第一弾とさせて頂きます。全てのグラフィックに何かしらのメッセージ性があるのですが、「自分は、このグラフィックの内容に共感するから、この柄にしよう!」という選び方でも良いと思いますし、「単純に見た目のデザインが好き。」でも良いと思います。Tシャツ選びなら圧倒的に後者の方が多いと思うので、それほど肩ひじ張らずに選んでみて下さい。

本日のブログは松下がお届けいたしました。

 

 

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