いろいろなウィンドシェル HOUDINI編

前回私の書いたBLOGの冒頭で、「庭に梅の木があるから今年は梅を漬けてみようと思う」と、書いてから、先日の庭掃除の時に、地面に落ちてきている青梅が沢山あったので早速拾った。

青梅を拾いながら、見ただけで唾液が出そうな酸っぱい梅干も良いが、なんとなく手始めにハチミツ梅干しを作ろうと決め、「梅拾いって楽しぃ~!!」っとテンションを高めながら青梅を拾い、そして、その後ネットで色々調べた。BLOG記事や動画等を見ては、ハチミツ梅干しを漬ける為の知識、塩・ハチミツ・酢等の量や作り方やコツ等を自分にインストールし、イメージと期待を思いっきり膨らませる。

その調べでは、買ってきた南高梅を漬ける時、「梅が青ければ追熟が必要。」と、情報があったので、私が拾った梅も青かった為、簡単に水で洗い綺麗に拭き取っては、猫たちに見つからないように仏壇の部屋で、動画にあったように日陰干しをした。

数日後。

期待を胸に、仏壇の部屋の扉を猫たちが入らぬように慎重に開ける。

そこには、淡く黄色がかった、まるで食べ頃のビワのような梅が目の前に並んでいることを想定していたが、実際にあったのは、黒くシワシワになった拾った梅たち・・・。

私は一体に何をやっているのかと恥じた・・・・。

梅を漬ける為に、塩を等の材料を気にしたり、先ずはジップロックで漬けようとか、何月ぐらいから食べられるかな~とか、焼酎で割ったりしても美味しいかな~とか、失敗しても酸っぱくなるか甘くなりすぎるかだろうから、なんとか食べられるでしょう!って思っていたのに、まさかの、スタートラインにも立てない状態。トレイルランニングのレースで言えば、DNS(Did Not Start)ですよ・・・・。

まさか、追熟の段階で大きく躓くとは思ってもおらず、今は、ただただ黒くシワシワになった梅を、どのタイミングで捨てようか悩んでいる・・・。そして、捨てきれないこの気持ち。とにかく、情けない。

でも、コレを失敗とは思わない!

梅干し作りの素人の僕は、「追熟は失敗すると黒くシワシワになる。」と、いう実体験を得る事が出来たのは、非常に大きな価値である。それも、それは拾った梅という実費コストゼロでだ!(なんてオトクな失敗!)

「追熟は失敗の危険」がある事を知った僕は、ここからもう一度梅干しづくりの勉強をし直して、再チャレンジを行おうと思う。

 


いろいろなウィンドシェル HOUDINI編

北欧生まれのアウトドア・ウェア―ブランドのHOUDINI(フーディニー)。

アウトド・ウェア―ブランドと言いながらも、「THEアウトドアウェアー」と、いったような、超テクニカルなウェア―というよりも、街でも溶け込む洗練されたデザインであり、山でも街でも十分に使えるアイテムばかり。

そして、HOUDINIの素晴らしい所は、随分前から環境に配慮されたモノづくりをしている点である。僕が知る限りでも、マイクロプラスチック問題の為に、人気アイテムだったハイロフト・フリース(毛足の長いフリース)の販売を止めたのもHOUDINIであった。

もしかしたら、1つのウェア―を多用途に着れるデザインで作るというのも、シーン毎に服を持つよりも、よりミニマムな考えで服の所有を考えた方のが環境的にも無駄な服の生産も減らすことが出来るといったデザイン面からの環境問題への取組の1つなのかもしれない。

そんなHOUDINIが、2023年春夏シーズンから新作のウィンドシェルジャケット「Pace Wind Jacket(ペース ウィンド ジャケット)(→■)」をリリースしてきた。


《生地について》

メインで使用されているHOUDINIオリジナル生地「C9 Ripstop」は、激しい動きにも追従出来るストレッチ性と、非常に高通気を持ちながら、100%リサイク素材作られ、かつ、再度リサイクル可能な生地。

この後でデザインの特徴でもお話はするが、ナイロン系生地あるカサカサ音も非常に少なく、この辺りが先に述べた山でも街でも使えるHOUDINIらしいデザインの1つなのではと思う。

また、実需的なデザインとして、熱の溜まりやすい腕の下部には、通気性の非常に高いベースレイヤー素材「Wish Woven(ウィッシュ・ウーブン)を使用。

Wish Wovenと聞いて「なるほど!」と思った方は、かなりのHOUDINIマニア。

ここ近年、HOUDINIの人気アイテムでもある「Cover Crew(→■)Cover Tee(→■)Cosmo Shirt (→■)」等にも使われている生地で、コットンのような肌触と2ウェイストレッチの柔軟性がありながら、高い吸汗・速乾と強度、さらには、化学薬品を使用することなくUPF50+の紫外線保護指数を備え、とにかく、超万能な生地。

それを、Pace Wind Jacketでは腕の下部でベンチレーション的な意味合いで使用。また、袖口にも同素材を使い、サムホールを使用した時の耐摩耗性や、腕まくりをした時のフィット感アップ等の役割も!

 


《フィット感》

基本、「ハイパルスアクティビティに対応した超軽量で通気性の高いウィンドジャケット」と、メーカー説明文にあるように、ランニングやスピードハイク、サイクリング等の運動時に着用する事を主な目的としているものの、他ブランドのようにスリムフィットではなく、レギュラーフィットを採用。


(179cm / 65kg / size:M)

実に北欧ブランドらしい綺麗なシルエットであり、この細すぎず太すぎないあたりが絶妙だと思っている。

 


《あえてのジャケットスタイル》

このアイテムがフードスタイルではなく、「あえてのジャケット」というのが、HOUDINIのデザインセンスの1つではないでしょうか。


(179cm / 65kg / size:M)

多くの方が、一度はフードスタイルのウィンドシェルを使った事があると思います。そして、その使い勝手の良さに、日常も含めあらゆるシーンで着用されていると思います。フードというのはフィールドでは万能な一面もありますが、実は意外と不要(使わない)という方もいらっしゃいます。と、言うのも、最近でシェルのフードよりも、ベースレイヤーのフード付きの方のが利便性が良いという方も増えてきており、フード渋滞を避けるためにウィンドシェルのフードが不要(使わない)というパターンです。

また、日常でもウィンドシェルを羽織りたい方からすると、フードがカジュアルに見えすぎるパターンもあり、1枚で山から日常での着用まで考えた場合に、ジャケットタイプのがデザイン的にも使いやすく、着回しが多くなる方もいらっしゃると思います。

あくまでも、個人的な意見ではありますが、最初の方に書いたように、1つのウェア―を多用途に着れるデザインというのも、シーン毎に服を持つよりも、よりミニマムな考えで服の所有が出来ると考えた場合、これも1つの環境に配慮されたデザイン提案なのかもしれませんね。

今回の写真では、Mahogany Red というカラーのジャケットを着用していますが、他にもTrue BlackやMorning Hazeといった使いやすいカラーもございますので、そちらも是非チェックして頂ければと思います。

Pace Wind Jacketはコチラから→■

投稿者:飯田

 

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