先日の定休日、スタッフ数名で亀山市と伊賀市の境の山を凌いで来ました。落ち葉が積もった道もあれば、苔に覆われている場所もあったり、フカフカとモフモフを存分に楽しんで来ました。
破線ルートを歩き出し、途中までは道が付いていたのですが気が付けば中々ストイックなルートに。晩秋の沢を凌いでその先に待つのは…
かがんでやっと通れる程のケモノ道トンネル。存分に凌いで低山遊びを満喫してきました。
本日のブログでご紹介させて頂くのは、環境へ配慮されたフリースウェア。リサイクル素材を使用した物は多く目にするようになりましたが、そこからさらに一歩踏み込んだアイテムとなっています。
THE NORTH FACE Sweet Water Pullover Bio ■
今季、ノースフィスから新登場したモコモコフリースウェア。ここ数年、この手のフリースが非常に人気ですが今回登場したSweet Water Pulloverはよくある物とは違います。
この非常にハイロフトなフリース生地。毛足が長く嵩があるので空気の層を厚く作り、優れた保温力を発揮してくれます。しかし、その反面でデメリットが。それは洗濯の際にフリースが微少ながら抜けてしまうこと。そして、それは排水と一緒に流れ出て海へと流れ付くのです。そう、ここ最近問題視されている「マイクロプラスチック」となって。
そこで、今回のフリース生地に使用されているのが「PRIMALOFT BIO」。このプリマロフトバイオが凄い保温素材で、100%再生素材、しかも生分解性を備えているのです。土の中や海洋中等の自然環境の中に存在する微生物によって分解される。故にマイクロプラスチックとなって存在し続ける事が無い。環境への負荷を大きく減らせる素材と言えます。
そういった環境面への配慮をしつつ、着る方への配慮も忘れていません。こちらの写真は裏表をひっくり返したもの。モフモフのフリースとは一転して裏側はツルっとしています。
この様に裏面は目の細かいメッシュ生地になっており、少し汗ばんだりしてもサラっとした肌触りで着続けられます。また、重ね着したときに静電気が発生しにくいので空気の乾燥する冬時期でも快適に着ていただけるのです。
形はアームホールやボディが太めのゆったりシルエット。ユニセックスの仕様なのでサイズはXSからの展開となっています。
【モデル身長:約163cm 体重:約55kg Size:M Color:UB を着用】
裏地が配されているので、毛足の長いフリースにありがちな袖通しの悪さは一切感じません。最近プルオーバーにハマっている自分好みの形で、太めのパンツとの相性もバッチリ。シルエットが大きい分、窮屈さ等も無いので山を下りてきた後に着たりするのも良いと思います。デザイン的に街着やキャンプシーンでも活躍してくれること間違いなしのアイテムです。
リサイクルからさらに進んだ生分解。アウトドア業界の進化が止まりません!
本日のブログは、凌いだ後にジムでオールアウトしたら疲れがガッツリ残ってしまった松下がお届けしました。