令和八年 AXESQUIN凌 衣集記~その壱~

良い意味で癖強めなアイテムが多いAXESQUINの凌。その遊びスタイルを具現化したシノギングを体験するイベントを5月12日(火)に開催させて頂くのですが、ありがたい事に定員に達しました。お申し込み頂きました皆様、ありがとうございます。当日お会いできることを楽しみにしています。

今季も凌のアイテム達が続々と入荷しておりますので、本日のブログでは「衣集記」としてウェアをご紹介させて頂きます。

 

ハカマスカート

シノラー(凌の衣服を身に纏いシノギングを嗜む者達)の間では鉄板アイテムとなっている袴型のスカート。え?山でスカート?と思われるかもしれませんが、スカート形状であるが故に衣服内の空気が常に入れ替わり、使用されている生地も通気度8.2cm3/cm2・sと通気性が高いので、快適に歩けます。

 

前後に大きくブリーツを付ける事でハカマシルエットを作り出しており、裾巾+約60cm広がるので、足上げが必要な場所や広い歩幅が必要な場所も問題無く歩く事が出来ます。ただ、急登が続く時には前裾を踏んでしまう事がでてくるので、そんな時には左右どちらかの横裾をウェスト部分に入れ込んで止めておきます。

 

そうすると、この様に前側短め後ろちょい長の状態が作れるので、このまま登っていけば足を取られる事無く安全に歩く事出来ます。また、ハカマスカートはパンツの上から穿く事が多いので、行動中に暑く感じた時は、このスタイルにする事で体温調整がしやすくなります。今時期はアヲネロとの組み合わせもおススメです。

 


163cm / 54kg / スミイロ / S 

慣れないと男性陣はスカートスタイルに抵抗を感じるかもしれませんが、一度体験してみてください。結構快適ですよ。特に暑い時期にはロングパンツは無しで、下着の上からハカマスカートを履いて山を歩くと超涼しいんです。

 

勿論、女性の方にも人気のアイテムなのですが、女性陣には本来の履き方から敢えて少し変えたスタイルもおススメ。真横に90°スカートを回すとブリーツが横にいくのでハカマ感が無くなり、スカート感が非常に強くなるんです。この穿き方だと女性らしいスタイルに合うので、トップスによって変えて頂ければと思います。

 

AXESQUIN ノラギ 綾織 (紋付)

野良仕事をする為の服である野良着。古くから田畑で作業をする際に着られており、機能性が優先で作られてきました。言わば日本独自のワークウェア。そんな野良着を凌らしく、山の服としてリデザインした物がこちらというわけです。

 

山での活動の際に着やすくカッティングしており、汗をかきやすい脇下は空いているので物理的に通気するようになっています。また、パックを背負う際に干渉しやすい肩回りには縫い目が入らない作りで、生地素材も乾きが速い化学繊維を採用。

 

前とめは付いておらず、ループが付けてあるので細引きやカラビナ等で止める事も出来ます。サイドにはダブルジッパーを使ったベンチレーションが付いてい、行動中の体温調整もしやすくなっています。そして、このベンチレーションはノラギを格好良く着る為の機能も備えています。

 

ザックの背負い心地を良くする為に付いている腰ベルト。利点の為に備えつけられているのですが、凌ウェアにとっては着こなしを崩してしまう要素になる場合もあります。この様に腰ベルトがノラギを大きく覆ってしまう事で本来の形が見えなくなってしまいます。そこで、先程のベンチレーションの出番なのです。

 


ハカマスカート/ケシズミイロ/S

ベンチレーションに腰ベルトを通す事で、この様に非常にスッキリとした見た目に。ノラギ本来の形がしっかりとでています。凌には独特の美学があります。ただ単純に山を楽しむのではなく、その行程や身に纏うもの、着こなし等々…色々な部分も楽しむのが凌らしさなのです

 


ノラギ Size:S

一見しただけでは、とても山の服とは思えない出で立ちですが、先述した通り野良着は日本独自のワークウェア。素材や形を見直せば山で着れない訳がありません。そして、ハカマスカートとの相性は抜群。これぞまさに凌の正装です。

 

襟元と袖には紋が付いており、後ろ姿からそこはかとなく感じる和の雰囲気。正直、好みがバッサリと分かれるタイプのウェアなので万人に好まれるモノではありませんが、ハマる人にはハマる超絶マニアックアイテム。(ノラギに限らず凌のアイテムの殆どがそうなのですが)

サイズに関しては、体温調整がしやすいように袖丈が短めで手首が出るようになっています。私の体格でMサイズを着ると袖丈が丁度になるぐらい。私は山での体温調整を優先して手首が出るSサイズを購入しました。実際に山で着ていて感じるのは、完全にクローズドしない服がここまで快適なのか…という事。襟回りは開いていますし、袖口もすぼまってない。脇下も空いている。全くもって閉じていないのがノラギの特徴なんです。

 

 

タッツケ 

ストレッチ素材などなく贅沢もできなかった時代、貴重な反物を無駄のない裁断で、それでいて動きやすく作られていたのが山仕事用の裁着(タッツケ)。その現代版とも呼べるのがこのパンツ。元は武士の袴だったものが山仕事用に変化したものである為、それらしさが漂う雰囲気となっていますが、ちゃんと動きやすさを考慮したうえでの形となっています。そして昨年、生地がアップデートされたのですが、あっという間に売り切れてしまった人気アイテムでもあります。

 

前モデルはTORAY Stunnerを採用しており、少ししっとりとした質感のある生地だったのですが、昨年から旭化成ECOSENSOに変わり生地に少し張り感が出ました。また、生地自体がダブルウーブン(二重織)になっているので、つるっとした表地と比べて裏地は糸によって凹凸が付けられており、発汗時に肌への張り付き感を防ぐようになっています。

 


ケシズミイロ / Size:S

 

生地が極薄ソフトシェルの様なタッチなので、パンツのシルエットがしっかりと出ます。特に横から見たラインが思っていた以上に綺麗。これは私用包括的山遊びウェアの一軍入りしそうな雰囲気がプンプンします。ポケットの付き方は以前と変わらず、手を横に降ろした際に丁度良い位置にくるようカーゴポケットが配されています。また、ウェストもドローコードで調整が可能。

生地が変わった事で結果的に90g以上の軽量化に繋がりました。Sサイズで実測値102gと非常に軽く、乾きも早い為、旅行のお供にも最適です。長時間の移動の際にゆったりとして動きやすいパンツで過ごした方がストレスも少ないですし、旅先でお洗濯しても夜のうちに干しておけば朝には乾く程の速乾性があるので荷物も減らせます。

 

AXESQUIN 凌 ハヲリモノ octa 

フワフワで暖かい。ちょっと肌寒いな…という時にサッと羽織れる便利なやつ。それがハヲリモノ octaです。色違いで数点お買い上げ頂く方もいらっしゃるぐらいツボにハマる不思議な魅力を持った服でもあります。

 

多くのかたがご存知かもしれませんが、帝人が作っている素材octaは、片面が起毛しており、反対側はメッシュ状になっている素材。本来は裏地として使用される事が多い生地なのですが、ハヲリモノはoctaを剥き出しで使用しています。今でこそ、色々なメーカーがocta剥き出し系のウェアを展開していますが、最も最初に作ったのは実はAXESQUINの凌なんです。

一枚で着ると風をスースーに通すけど、防風系のウェアとレイヤリングするとちゃんと保温してくれる。その生地特性は低山域であれば年中使える便利アイテムであり、低山遊びに特化した凌がいち早く製品化したのは必然だったのかもしれません。

 


スミイロ / Size:M

体温調整がしやすいように袖が短めに設定されているので、私はMサイズでユッタリ着るのが好み。私は今時期の暖かくなってきた山に携帯していき、休憩中に羽織ります。そうするとoctaの生地がベースレイヤーの汗を吸い上げて乾きやすくなるんです。また、すこし肌寒い日には店頭でも着用していますし、冬場にはウィンドシェルと重ねてアクティブインサレーションとしても使用しています。注意点は、表側がメッシュ状になっているので藪漕ぎすると枝が引っ掛かりやすいのでお気をつけ下さい。

 

同素材を使用したカルフワタオルも再入荷しています。前回買い逃された方は、この機会をお見逃しなく!

本日のブログは松下がお届けいたしました。

 

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