大きく進化! – NewBalance MT110v2

週末はアメリカで最も過酷と言われる100マイルレースHardrock100が開催され、2014年のオールスターっぷりに目が放せませんでした。
誰が勝ってもおかしくない面子の中、制したのはやはりキリアン。
2位と2時間近く差をつける彼の強さは尋常じゃないですね。
いや、面白かった!
個人的にはワールドカップよりも数倍面白かった週末でした。
今回はNewシューズのご紹介。
自分が初代モデルからずっと愛用してきたトレイルシューズ、New Balance MT110。
今期フルモデルチェンジがなされ、v2が登場しました。

NewBalance MT110 v2 (⇒)
レースなどをよく見ている方は昨年のUTMB2013にて、初代モデルから開発に携わっているAnton Krupickaの足元が、後半これであったことに気付いたかたも多いはず。
ULTIMATE DIRECTION Blog "UTMB2013"を参照。(⇒)
残念ながら彼はリタイアしてしまいましたが、それでもこのド派手なカラーが目に焼きついています。
履いていくことでよりかっこよく見えてくるデザイン。
これまでのワンテンのカラーを全て取り込んだようなカラーリング。
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背景を緑になると意外と溶け込むのが分かるはず。
ドロップは4mm。
高すぎず低すぎずのちょうどいい設定で、攻めの走りにも手助けとなってくれます。
軽量なミッドソールREV Liteは少し厚くなり、クッショニングが増しています。
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ワイズがDの設定なので、2Eの前モデルに慣れた足には少し細めに感じます。
しかしNew Balanceのヒールカップの作りは非常に収まりが良く、足首周りのクッションが少し追加された事でよりフィット感を増しています。
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引き続き前足部だけにTPUプレートが配されたROCKSTOP機構を採用。
これにより路面の石や木の根などからの突き上げを緩和。
アウトソールのラグも大きくなっているため地面に噛みやすくなっています。
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もっとも大きな変更点は、インソールが追加された点となります。
インソールにはコロラドロッキーの一つ、Longs Peak (14,259'=4,346m)のプリントが。
形状も特徴的で、フラットかつ厚めなものが採用されています。
クッショニングのみの助けで、ほかのアーチサポート等はなし。
このあたりがいさぎよくミニマスらしいところです。
しかし、それでもラグジュアリーすぎると感じられるミニマルランナーや、普段はショートでトレーニングメイン、もっと気軽に履きたいという方はsuperfeet(⇒)などの薄いインソールに変更してしまってもいいと思います。
ちょっと気分を変えたいときにデフォルトのインソールを使う、そんな使い方もありです。
これまでのミニマスを見慣れていた方には大きな変更となる為拒否反応が出る方もいますが、ワンテンの遺伝子は健在です。
個人的には、より長距離にも、より幅広いトレイルコンディションにも対応してくれる一足に進化したと感じています。
走りに余計な邪魔をしない。
やはり面白いシューズだと思います。
一大メーカだけあって、コストパフォーマンスも良好。
ナチュラルランニング最初の一足にもおすすめできるモデルですね。
数量限定なので気になる方はお早めに!
 

texted by スタミナがた落ちなキョヲヘイ
封筒型のよさを再確認。使いやすいです。(⇒)

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