少し前の話ですが、ipnoneを落としました。
こんばんは、飯田です。
iphoneを落とすと言う事は、自分の中では常に他人事であり、我が身には降りかからないイベントと思っていましたが、遂に降りかかってきましたね。
その日は、ゲレンデで地形遊びを楽しみながら滑っていたのですが、iphoneを落とした事を知ってからは、「落としてしまったモノは、仕方が無い!」なんて、あまり気にしていない素振りをしていましたが、それがウソだと分かるぐらいカラ元気だったと思います。
結局、ゲレンデに落し物として届けがなく、紛失が決定!
例え、後日iphoneが雪の中から見つかったとしても、雪解けの影響で携帯も壊れているだろうし、とは言え、もし拾ってくれた方が、ちょっと悪い方で、携帯のセキュリティーコードなんか解除してしまって、電話帳をはじめ大切なデータが流失しても困るので、自宅のパソコンからリモート操作で、iphoneのデータを完全削除する事に。
翌日は、人と待ち合わせもあり、直ぐ携帯が必要な状況だった為、携帯を即購入。
なんだかんだんで、ipone5から強制的にiphone6へアップデート。(良いのか悪いのか・・・)
それから二日後――――。
「まさかの携帯発見!!」
しかも、電源も入る状態で壊れてもいないパターン。
嬉しいやら悲しいやらの物凄く複雑な気持ちの私の下へ、既に懐かしさを感じさせる存在になってしまったiphone5が戻ってきたわけで。。
兎に角、拾って頂いた方には本当に感謝をしております。
ただ、何処の何方か分からない為、お礼が直接言えないのが非常に残念でありますが、こういった頂いた親切心やご恩というのは、また何かの機会で、何方かにお渡し出来るよう心掛けなければと思った次第です。
ちょっと、どうでも良い話が長くてスミマセン。
さて、店頭には激シブのアイテムが入荷しております。
GENTEMSTICK TARO TAMAI SNOWSURF DESIGN
BIG FISH × やちむん (限定数 30本)(⇒■)
毎度gentemがリリースするこれのら限定品は、「限定品で~す」なんて、軽い言葉では片付けられない良さが沢山詰まっております。
やちむん = 沖縄の言葉で「焼物」を意味する言葉
沖縄には古くから伝わる登り窯で焼かれる読谷山焼(ゆんたんざやき)があります。
(上記写真:読谷山焼 北釜のオフィシャルサイトより ■)
1992年に陶芸家4人が集まり、読谷山焼「北釜」として独立、その中のお一人でもある、宮城 正享 (みやぎ ま さたか)さんが作り出す作品(模様)が、今回のBIG FISHにデザインされています。
正直、読谷山焼 北釜の陶器を実際に見た事がないので、多くは語れませんが、それでも陶器を思わせるトップシートのデザイン。
そして、独特の紋様で、今までにはないgentemの良さがこのBIG FISHには表現されております。
(サイドウォールはバンブーとなります。)
ただ、今回のこのボードは、ただ単に伝統品のデザインをボードに乗せた、そんな軽い内容ではなく、もっと大切なメッセージがあるのではと感じております。
オンラインページにも掲載させて頂いておりますスタイリストの石川 顕さんのコメントを読むと、それが少し垣間見えるというか・・。
「僕らはマニアでもコレクターでもなく、そしてアートディーラー でもなく、眺めたり、仕舞っておくでもなく、、、、
煮物をいれたり、カレーを食べたり、ごはん食べたりする生活用品の一部として使ってる んです。毎日の生活の道具としてです。」
道具として作られたモノが、いつからか崇められるモノへと昇華する。
それは、モノづくりをする人からしては、物凄く名誉なことでもあると同時に何処かジレンマがあるのかもしれません。
やはり、道具として使ってもらいたい。
gentemは、独特シェイプや絶妙なフレックスや、それらのバランスなどから唯一無二の滑り心地を味わう事が出来、またその曲線美と商品の仕上がりの良さから、ある意味工芸品とも言われております。
それが故に、良くも悪くも価値を維持する為だけに、使用されないボードが生まれてしまっている事も少なくありません。
それらへのアンチテーゼというと少し大げさになるかもしれませんし、あくまでも私が勝手に読み取っただけの事かもしれませんが、そのような意味合いが、今回のボードには込められているのではないでしょうか。
と、書いてしまうと物凄く意味合いの重たいボードに聞こえてしまいますが、兎に角、今までバンブーテイストのモノが多かったBIG FISHに、モダンで力強さのある、読谷山焼 北釜の陶器がデザインされた最高のボード。
流石に限定品の為、試乗は出来ておりませんが、通常ラインより少し固めフレックス設定となっているとの事!
力強く滑りたい方、ウェイトがある方や脚力がある方にオススメとの事ですので、従来のBIG FISHに物足りなかった方には、必ず満足して使って頂けるボードではないでしょうか!
ザクザクのコーンスノーを新しいBIG FISHでに乗り、この春を楽しんでみては如何でしょうか?!